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山月記について
中島敦さんの山月記の中で、李徴がえんさんに詩の伝録をたのむシーンがありますよね?? そこでえんさんが、李徴の詩に対して「何か微妙な点において欠けるところがある」と言っていますがその欠ける物とは何なんでしょう? 明日の国語のテストで400字以内で論述せよ。という問題が出るのですが、なにかヒントのような物をいただけないでしょうか? ちなみに私は李徴の詩に足りない物は、芸術家の魂に誘われながらも、詩人になりきれなかった甘さにあると思うのですが…。 もし合っているようでしたら、400字までふくらませるようなアドバイスをお願いいたします。
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>ちなみに私は李徴の詩に足りない物は、芸術家の魂に誘われながらも、詩人になりきれなかった甘さにあると思う うーん、そうなんだけど、 「ではどうして詩人になりきれなかったのか」 を書く必要がある。 作品中には、その原因(李徴の気持ち・考え方)が具体的に書かれている。 ----------------------------- 李徴が袁参に「今の気持ち」をうたった詩を読んだ直後、 李徴が 「そういえば…、自分がトラになった原因、思い当たらないこともない」 と言って以後、李朝の「独白」が続く。 ここがクライマックスで、 同時に「山月記」のテーマでもある。 この部分に「なぜ自分がトラになったのか」の理由がハッキリ書かれている。 「何故こんな運命になったか判らぬと、先刻は言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。」 からはじまって、 「虎と成り果てた今、己はようやくそれに気が付いた。」 までの間。 (700字くらいあるかな?) ここを中心にしてまとめればいいと思う。
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- shims
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山月記を久々に読み返しましたが、考え方としては合っているのではないでしょうか? 結局、李徴自身の中に「矛盾」があって、それはどういうのかというと、「孤高の天才」を目指していながら、「他人から」そういう評価を得なければ満足しないという矛盾なんだと思います。 結局「あまえんぼうさん」みたいな。 そんなところが、詩にも現れていると考えて良いのではないでしょうか?
お礼
アドバイス有り難うございました!お礼が遅くなってしまい申し訳有りませんでした…。 何とかテストのりきることができました。