- ベストアンサー
おすすめの小説教えてください!
おはようございます 私の趣味に合いそうな小説を 教えていただきたいのですが よろしくお願いします 私の読んだ中で気に入ったのは(すべて高校の教科書) 中島敦・山月記 芥川龍之介・羅生門 がおもしろいと思いました (これ以外にもあったんですが覚えてないです・・・w) 山月記は李徴の自尊心の高さが自分とかぶるところがあり 羅生門では独特の空気感(暗い平安時代、腐敗した感じ)が気に入りました こんな私におすすめの小説(短編・長編構いません)を教えて下さい ※ちなみに村上春樹・1Q84は読もうと思い買ってみましたが 最初から訳がわからず数ページで本棚に仕舞ったまんまです・・・
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「自尊心の高さ」で思いつくのは、夏目漱石の「こころ」ですね。 少し方向性が違うかもしれませんが、泉鏡花の「高野聖」、太宰治の「人間失格」もいいかもしれません。人間失格は正直な感想としては、あまり思春期の人が読むべき小説じゃないよなー、と思ったりもしますが。 独特の空気感で暗く腐敗した感じというと、京極夏彦氏の「姑獲鳥の夏」から始まる百鬼夜行シリーズ、「巷説百物語」シリーズでしょうか。 腐敗した感じと言うと、栗本薫氏の「キャバレー」も現代ものですがお勧めですね。 オカルト的になってもよいのであれば、藤木稟氏の「鬼一法眼」も鎌倉時代ですが、人間の暗黒面を描いていると思います。 ピンと来るものが見つからない場合、お好きな作者の他の小説を読んでみるのが、お勧めです。 次に、その作者が解説を書いたり紹介したりしている人、あるいは逆にその作品を好きだと言っている作家さん。 その次は同じジャンルの作品。質問者さまの場合、「純文学」とか「アンハッピーエンド」がキーでしょうか。 最後の方法は、真ん中くらいを広げて、とにかく1ページ読んでみること。好きそうな文体はそれで分かります。 お好みが見つかるといいですね。
その他の回答 (2)
これを勧めて、文句が出たことがありません。 白井喬二 「富士に立つ影」 幕末から明治にかけて、二つの家の三代に渡る関わりを描く、大河小説です。 出てくる人物のキャラクターも多彩ですが、注目すべきは、 善人から小悪人が生まれ、大悪人から超善人が生まれるという設定で興味を倍加させます。 大長編小説ですが展開に淀みがなく一気に読めると思います。
お礼
これもまた面白そうな作品ですね 長編は飽きそうで嫌厭しがちでしたが これは楽しみです ありがとうございました
- petittin
- ベストアンサー率40% (249/622)
羅生門の独特な空気感が気に入ったというので、ロシア文学とかどうですか? 私は、ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟が好きです。 ただ、残念なのはこの作品未完成なんです・・・。でも本当に面白い本ですよ。 読まれるのであれば、岩波文庫以外でお読みください。岩波は古い翻訳が多く読みにくい物が多いので。 私は春樹のノルウェイの森がダメでした。一応きちんと読みましたが、んー。ツマンナイの一言でした。
お礼
小説の探し方まで教えていただきありがとうございます アンハッピーエンドと言われると結構思い当たりますねw 好みの作品が見つかるように頑張ります