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文のニュアンスの違いはなんでしょうか?
ご指導の程、お願いいたします 例文 覚悟せよ 覚悟せい 覚悟しろ
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まったく同じ。 「せよ」「せい」はドラマの時代劇でよく聞きます。 どちらかと言えば、殿さまが言うときは「せよ」主人が内儀に言うときは「せい」、庶民は「しろ」かな?。 命令としての強弱はありません、いずれにしても話言葉のため、現在はほとんど「しろ」のはず。
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- phobos
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もっぱら生命のやりとりをするような場面で使われる言葉だけに、日常生活ではあまり縁が無い言葉ですね。 私も、時代劇やドラマの中でしか聞いたことがありません。 文法的な解説はANo.1のご回答で示されているとおりだと思いますが、 > ニュアンスの違いはなんでしょうか? 「役割語」として、話者や状況の違いを表しているように思われます。 もし私が台本を書くとしたら、それぞれのセリフを役柄や舞台設定に応じて以下のようにあてはめるでしょう。 ・「覚悟せよ」……話者は武士。切られる相手よりも地位・身分が高い場合。ないしは身分は低くとも仇討ちなど正当性において精神的に相手よりも優位にある場合。 ・「覚悟せい」……話者は年配ないし相当地位の高い武士、または僧侶など。 ・「覚悟しろ」……話者は一般人。身分のニュアンスは含まれない。ヤクザものなど現代劇でも使用可。
- bakansky
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「覚悟せい」 は 「覚悟せよ」 (「せよ」 は 「為(す)」 というサ行変格活用の動詞の命令形) の音の崩れた形と思われます。元々が文語なので、現代の口語で日常的に用いられるということはありません。従って、我々が耳にするのはテレビや映画などの時代劇、時代物を見ている時がほとんどです。 ただし、方言もしくは方言的な口語などではその名残りがあったりする。「早うせい」 とか 「いい加減にせいよ (「せよ」 を引き伸ばした形) などのように。 対して 「覚悟しろ」 はサ行変格活用の動詞であることに違いはないが、現代の口語で用いられる形。 お示しの3つの例における意味の違いはありません。「せよ」 は崩れてない形なので、いかにも教養とか地位とかのある人の、やや形式ばったセリフに聞こえるし、「せい」 はもっと一般的な雰囲気が感じられる。 「しろ」 は 「早くしろ」 のごとく、現代の日本語の口語の命令形として一般に用いられる形で、「早くしなさい」 などに比べると直接的な表現といえるでしょう。
お礼
ご指導くださってありがとうございます
補足
もしよろしければ、もう一つお願いします 「~せよ」と「~せい」と「~しろ」の命令の強さの程度は同じでしょうか? どれも同じ冷たい言い方えしょうか?