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アメリカの住宅の規模の推移

日本の平均住宅面積より広く、中流階級の人達の住む住宅街でも立派にみえるのですが、今後人口増加が続けば、現存の住宅地を細かく分けるようになるのか、新たに宅地を開発するのか、どういった傾向にあるのでしょうか? 何十年も人口が右肩上がりのアメリカですが、今まではどうだったのでしょう?

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回答No.3

 日本の住宅事情は欧米とはかなり異なるので、この質問に答えるのは簡単ではありません。 1)欧米の住宅は、すくなくとも100年は持つものと考えられています。したがって世帯のライフステージや所得に応じて住み替えるのが普通で、新築住宅を取得するのはごく少数の例外です。 2)宅地は住宅の付属物だとみなされ、市街地で既存宅地を分割したり、零細宅地に建築することは条例で禁止されています。低所得者が入り込み、住宅地の価格が下がることを警戒しているからです。 3)市街地の住宅密度は、市街化の時期が自動車時代以前か以後かで大きく異なります。自動車時代(1920年代)以後に開発された郊外住宅地は、広い道路やゆったりした敷地などホームドラマでおなじみの風景です。ただし、クルマがないと悲劇です。 4)アメリカの住宅ローンはノンリコース(住宅抵当)貸付が主です。返済ができなくなっても、住宅を手放せば借金は帳消しになります。したがって、住宅取得はかなり簡単です。そのかわり、リーマンショックが起こるわけです。 5)貧富の差の拡大や治安不安にともない、最近ではショッピング、レクリエーション、学校などを備えたゲーテッド・コミュニティ(鉄条網で囲われガードマン付きの団地)が増えています。 6)中産階級が郊外に逃げ出した古い市街地では貧しい移民などが住みつき、広大なスラムが発生します。デトロイトのような市当局の破産は今後も避けられないでしょう。

ztrianhusu
質問者

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ご回答ありがとうございます。 低所得者が入り込み、住宅地の価格が下がる懸念、なるほど。 地域単位の差の大きいアメリカならではですね。 とても勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • ybnormal
  • ベストアンサー率50% (220/437)
回答No.2

新規造成の住宅が大きくなるか小さくなるかは家を建てる業者がどうマーケットを読むかによりますから、何とも言えません。大きな家を少数建てて高く売るか、小さな家を多数建てて安く売るか、このトレードオフになります。 私が住む地域の傾向(田舎だが人口は非常に多い)としては、すでに一軒分の宅地が確保されている(すでに建ってる家を建て替える)場合、新しく建てる家は総フロア面積を大きくとっているように見えますが、これは将来売りに出すときに住面積が大きいと高く売れると家主が考えているからだと思います。また、家数軒分の広い宅地に新規に建てる場合は、一軒家を数軒建てるのではなく、タウンハウスのように建坪を抑えて、2階3階建てにして、より多くの家を建てるケースが多いようです。 もし人口増加が続いても、すでにある住宅地を細かく分けるようなことはしないでしょう。既存の住宅地を分けるとなると、そこにすでに住んでいる人たちの同意が必要で、現実的ではない。それよりも郊外の空いている土地を新たに開発することになると思います。

ztrianhusu
質問者

お礼

現地の方のご意見、ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

回答No.1

住宅や車は、だんだん大きくなりますね。 人との比較で選びますから。 アメリカは、日本と比較すると、 地震が無い地域も多いのでオンボロ屋ですね。 風が吹いたら更地状になるし、造成地が建物ごと流れていくし。 地震対策をして丈夫なのはサンフランシスコ周辺だけでしょうね。 >今まではどうだったのでしょう? 地域差がおおきいので、ネットで調べるのが難しいですね。

ztrianhusu
質問者

お礼

ありがとうございます、好みとして住宅が小さくなっているという記事を読みました。 住宅の代金を安くしてその分、家具に拘りたい、というような人が増えてるそうです。 エコ志向だったり、電気代がかかるからという理由もあるそうなのですが、人口増による住宅面積はどのように推移するものなんでしょう、、。

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