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過去の人口増加と政策
2つの世界大戦の原因として、主に、帝国主義的植民地闘争からであるとした議論が多いように思われます。しかし、なぜ植民地主義が起こったのかという事について、あまり記述がないのではないでしょうか。また、こちらの理由のほうが究極的なものではないでしょうか? 私はそれを人口増加であると考えます。先進国が、まず医学や衛生学で成し遂げた事を土台として人口が増え、そして海外に広がっていった。これは人類有史以来、あるいは、現世人類発生以来といってもいい傾向です。 しかし、なぜ、「人口増加が世界史において悲劇の元となっている」という議論が少ないのでしょうか? 蛇足ですが、現生人類はこの宿命的な欠点を持っていると思います。決定的に優秀で強かったが、この増加を調整することができなかったおろかさはついて回るようです。
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植民地闘争は目的は資源と市場の獲得の為です。 産業革命による大量生産は安定した原料の供給と生産品を消化出来る市場を必要としました。 この両者は同一の地方でも別の地方でもよかったのです。 英国はインドでの綿花のプランテーションにより綿業の原料を安価且つ大量に確保できました。 そのお陰で増加するお茶の需要の対価を支払ったのですが支払い銀の増加に苦しみ、インドでアヘンを栽培しこれの利益で支払いをおこなったのです。 他の諸国もこの成功を見てそれに習うのが近道と考えただけです。 それぞれ新たに獲得した植民地の状況に合わせて手段や品目は異なりますが、純粋に人口対策の様相を帯びるのはもっと後世の時代です。
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- rin00003
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日本の人口 江戸時代 約2600万人 日露戦争時時 約4000万人 大東亜戦争前 約8000万人 当時で8000万人を養うためには、資源も耕地面積もない日本国内だけでは難しかったようです。 おそらく、白人列強国の帝国主義の植民地獲得も、人口増加が大きな原因であろうと思われますが、わかっていても人口をコントロールするのは、わりと難しいのかもしれません。
お礼
この増え方は世界的であるとしても、日本にとって厳しいものです。やはり、人口増加が産業革命期以降あるようです。
- Tacosan
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人口増加とは関係なく, 経済競争じゃないかと思うんだが.... 経済力をたかめるため (踏台とする) 植民地を欲するという構造.
お礼
それもありますが、増えていくので市場を拡大しようということもあるでしょう。
- moritan2
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これは人類の宿命的な欠点というより生物の宿命です。どうにもならないと思います。もし、人類の一部がこの宿命を克服できたとしましょう。そういう人類は克服していない人類との競争に負けてすぐに滅亡するでしょう。生物として考えた時に克服していない人類の方が優秀だからです。 どうしても克服した人類を勝たせたいなら、克服した人類が全人類を支配し、克服していない人類の繁殖を強制的にコントロールするしかありませんが、そんな世の中を望まれますか?
お礼
まったくそのとおりですね。生き残るには増えるしかない。しかし、あるところまでいくと、増えすぎて抑制が効かず、自らを苦しめることになる。人間の性です。
お礼
市場拡大が第一義的だったのですね。それから人口問題がついてきて、より既得の植民地が問題になってきたのでしょう。ドイツなどは悲惨だったかもしれません。