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意味を教えてください!
待ちわびて我住むお江戸に君来れどお蝦夷の君に勝るものなし この文の意味がわかりますか? 前者の君と後者の君は違う人のことを指しますか? 教えてください。
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- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
「君」はどちらも同じ女性です。詠み手が女だったら「君」は男ですが私は詠み手は男と思いました。 北海道と東京で遠距離恋愛をしていたのでしょう。 東京に住む自分はそうは思わなかったけど、北海道に住む女性はたまの逢瀬が待ち遠しくて仕方がなかった。そこで上京してしまった。 そこからは解釈の分かれる所ですが 1.そんなに焦らなくても北海道にいるあなたがいちばん素晴らしいよ 2.ちょっと距離を置いてのあなたのほうがむしろ最高だったな 私はここは2のほうで、男の身勝手さみたいな物を男の立場で軽く歌ったのではないかと解釈しましたが。しかし「お蝦夷」という素朴なしゃれから考えると、うがちすぎなのかもしれません。 一時的な恋ではなくて住む所は離れても定期的に逢っている関係と見ます。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
東京に出てきたら、その女の値打ちが下がったなどと言ってはいけない。それは、男の傲慢。 どこに居ても、その女の良さを分かってあげられることが大切。 北海道の愛人が、その地で、ただ男(時々出張する自分)を待っていれば良いのに、東京に出てきてしまったことを咎めている歌かも知れない。作者に妻子が居れば、ちょっと困ったことになる。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
もうすでに優れた回答があるので、これは寝言です。 1。音の対照 「おえど」(=今の東京)と「おえぞ」(=今の北海道) 2、姿の対照 東京に行くと言うので、服装もお化粧も、都会風に作り直したどこか板につかない「君」 自分が生まれ育った北海道で、のびのび育った、自然な健康美に満ち満ちた「君」 3。こいう対照の中で 私が住んでいる都に、待ちかねていた「君」は来たけれども、君の故郷、北海道で会った「君」にまさるものはない と言う意味だと思います。
NO.1 です。 なるほど、nO2 さんの見方も一理あります。 また、 最初の「待ちわびて」は、男がえぞのきみを東京へ招ぶ既定方針だったのかとも解釈されます。 それで、修整。 北海道で出会った女性と好い仲になり、東京での再会を約束した。その女性がついに東京に訪ねてきたが、当時の魅力は感じられず、私はちょっと後悔した。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
No.1回答で良いと思いますが、「勝るものなし」の解釈で「幻滅」までは言いすぎではないかと。私は「僕が君の事を好きなのは変わらないけれど、北海道にいたころの君のほうが輝いていたなぁ」、といった憧憬のニュアンスが強いように思います。 詠者はいずれ北海道に移り住もうという考えをまだ捨ててはいないのではないでしょうか。 幻滅した、がっかりした、という意味にするなら、 「待ちわびて我住むお江戸に君来れど お蝦夷の君は忘れ置き来ぬ」 なんて形になるのでは。
北海道で出会った女性と好い仲になったが、東京に戻ってからは疎遠になっていた。その女性が私を追って東京に訪ねてきたが、当時の(北海道で出会った時の)魅力は感じられず、幻滅した。 >前者の君と後者の君は違う人のことを指しますか? 一緒だと思います。