2番回答者です。補足質問を拝見しました。
> 「ドラマやアニメとかのテレビ番組、生活音などの音声や映像が自分に
> 向けられている感じで、(怒声でも怒声じゃなくても)怒声のように
> 聞こえて傷ついた」
歌手がテレビで「頑張れ~」と歌っているのが、自分に対して(自分に向かって)声援を送ってくれているように感じられて勇気づけられた、ということもあるようです。
同様にというか逆にというか、テレビドラマの主人公が「馬鹿野郎」と言ったのが、自分に対して言ったように聞こえた(思えた)ので傷ついた、という現象もあり得ないことではありません。
そういう意味に(上記文は)受け取れますから、内容的にも、言い方も、おかしくはありません。
それとは別に、テレビドラマの殺人鬼Xが「アイツは人間じゃない。だから殺してもいいんだ」と言っているのを聞いて、「Xは、A氏を殺せという話を俺に "向けて" 言っている」と思ったり、もっと飛躍して「Xは、俺がA氏を殺すように "仕向けている" 」と感じることもあるカモしれません。
受け身にすると、それぞれ
「俺はXから、『A氏を殺せ』という話を "向けられた"」
→ 殺すか殺さないかの選択権はまだ「俺」にある。
「俺はXから、A氏を殺すよう "仕向けられた"」
→ 殺さないという選択肢はほぼナイ。
という言い回しになります。
> 「ある動作・行為をするように他に働きかける」=「向けられる」
能動態と受動態(受け身)がごっちゃになっていますし、「仕」が抜けていますので、
「ある動作・行為をするように他 "から" 働きかけ "られる"」
= 「仕向け "られる"」
という等式になります。
だから、冒頭の言い回しは間違いではありません。
お礼
回答ありがとうございます 参考にします。