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「抱き胡座」の意味
谷崎潤一郎の「文壇昔ばなし」に、「芥川は鏡花が抱き胡座をしているのに眼をつけて、『抱き胡座をする江戸っ子なんてあるもんじゃないな』と云っていた。人も知る通り鏡花は金沢人だけれども、平素江戸っ子がっていた人である。」という文がありますが、この「抱き胡座」とはどういう意味でしょうか。 よろしくお願いします。
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「抱き胡座」で検索をかけても答えは出てこないようですし、私もこれまで聞いたことがないので推測ですが。 「胡座」というからには、やはり足の形は普通の「あぐら」状態なのではないか、さらに「抱き」という言葉があるからには、足を抱きかかえる仕草が入るのではないか……。 ということで、折衷案として、「立て膝座り」というのがそれに相当するのではないかと推測します。 片足の膝を立て、もう片方の足は胡座のように折り曲げて座る……。 「立て膝座り」で検索をかけていただければ、写真はたくさんヒットします。 なお、「泉鏡花」で画像検索すると、火鉢の前で胡座らしき姿で座っている写真があります。 その火鉢の横から覗く膝が、普通の胡座に比べてやや高くなっているように見受けられます。 これだと「抱き」というところまではいきませんが、だいたいこういうスタイルだったんじゃないでしょうか。 以上、完全なる推測です。 詳しい方の回答があればと思います。
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- kine-ore
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回答No.1
胡坐(あぐら)を崩して立膝(たえひざ)にし、さらに手で抱(かか)え込んだ形の、いわゆる「体育座り」で、その子供っぽい姿勢を指すのではないでしょうか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%93%E8%82%B2%E5%BA%A7%E3%82%8A
お礼
ありがとうございました。リンクも参考になりました。