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大工がデークになるのは音便ですか
大工がデークになるのは音便ですか。 何音便というのでしょう。
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このように二重母音が一つの長い母音になることを、二重母音の「単母音化」と呼んでいます。 日本語のいろいろな方言に見られる現象で、#1さんがご指摘になっている江戸弁のほか、下記の新潟方言など、日本各地で見られます。 http://homepage1.nifty.com/zpe60314/kotobahogen8.htm 新潟では、大根が「デーコン」に、帰るが「ケール」になる例が挙がっています。 方言によっては出来上がりの単母音に違いがあり、僕の知っている長崎の方言では、ある村境で、「大工」を、デークという側と、ジャークという側に分かれています。 この点「書き言葉」は文字と結びついて保守性があるので、変化のスピードが遅いのに反し、方言のように書いたものによる歯止めの無い「話し言葉」では、広い範囲で見られます。
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- kine-ore
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これは江戸言葉の内でも、山手の正則の江戸語と対比される、江戸詞(えどことば:江戸東京下町言葉)に典型とされていますが、実際には全国各地にて方言として分散しています。 直音音節の大開き母韻「ア a」と小開き母韻音節「イ i」が、通常の発音ではそのまま共存するが、それを越えた早口なることで半開き母韻「エ e」や「オ o」に融合される発音現象です。 大工(ダイク daiku)→(デーク de:ku) 知ラナイ(siranai)→(知ラネー sirane:) 返事(ハイ hai)→(へー he:) 甘い(アマイ amai)→(アメー ame:)
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回答ありがとうございます。
- cxe28284
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音便ではありません。 江戸時代の町人は大工をでーくとよんだ。方言です。 音便とは 国語学の用語。音節の一部が脱落して、元の音とは変わる現象。 「咲きて」が「咲いて」、「早く」が早う、「飛びて」が飛んで 「知「りて」=知って、になる用法。 一般にい音便、う音便、撥音便、促音便、の4種がある。 詳しくは辞書でもどうぞ。
お礼
回答ありがとうございます。 このような変化は何か名前が付いているのかと思いましたがそうでもないようですね。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど江戸弁ですか。 文法用語にはないのですね。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、二重母音の「単母音化」ですね。よく分かりました。