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The eyes are the window..
“The eyes are the window of the soul.” という言葉について質問があります。 冠詞がいまいち掴めないのですが、 広く漠然としたくくりの物を言う場合は(s)を付ける必要があると思うのですが、 時々この文章のようにthe+(s)を見かけます。(s)とthe+(s)の違いは何でしょうか? またこの文章でthe window, the soulとあるのが、windows やthe windows/soulsや the soulsとならないのはなぜでしょうか? このほかの参考になる例文、webサイトなどもあれば、教えて頂けると助かります。
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この場合の冠詞の使い方は、普通と異なります。 冠詞"the"の使い方は、「使わない」使い方と「使う」使い方の2通りあります。 考え方としては「一般性」と「特殊性」という考え方をマスターしている必要があります。 1)一般性:日本語では「~というもの」という表現がよく使われます。辞書などの定義がこれです。 英英辞典の定義を少し利用させてもらいましょう。 「目とは顔にあり、ものなどを見る役目をする2つの器官である。」という英語は(直訳にはなっていません)、次のようなものですが、主語だけに注目して下さい。 Eyes are two organs on the face that you see with. An eye is either of two organs on the face that you see with. 「目とは」とか「目というものは」などの一般性をもつ数えられる名詞の場合、主語になった場合、 「無冠詞複数」か「a(n) + 単数名詞」で表します。この場合は、冠詞を使わない用法ですね。 一般性を表す名詞は、(1)数えられる名詞で、主語の場合は上に述べたとおりですが、目的語になる場合は「無冠詞複数」の使い方しかありません。(2)数えられない名詞の場合は、主語であっても目的語でも「無冠詞単数」の使い方しかありません。たとえば、"Coffee is ~. "とか"I like coffee."の様にします。 2)しかし、「彼女の目は青かった。」の英語は "Her eyes were blue."と言います。 また、「暗闇の中にぎらぎら光っていた目がこちらを見ていた」とします。 この英語は "The glaring eyes in the darkness were looking at me." などとします。この場合は一般的な「目というものは」という言い方ではなく、「ある状況の中での特定の目」のことです。こういう場合は"the"をつけます。 3)さて、それ以外の冠詞の使い方はこの3番目で説明します。これは特殊な使い方ですので、使われる場合は非常に少ないのです。しかしこの用法だなということはすぐに分かります。 次の英語を見て下さい。 "The pen is mightier than the sword." これは「ペンは剣よりも強し。」という訳がなされていますが、比喩的な意味で格言として使われています。 ペンをもって剣と戦ったら剣が勝つに決まっています。 本題の“The eyes are the window of the soul.”という英文の中の"The eyes"とか"the window"の "the"はこの比喩的な意味で格言のように使われる用法の冠詞なんです。"the soul"は"the body"と対比されて使われる用法で格言の"the"ではありません。「心と体」の様な使い方です。 「目は心の窓です。」 というように「目」と「窓」を同一視している比喩なんですね。 このように今回のご質問の冠詞の用法は特殊な使い方ですから、パニックになる必要はありません。