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複数の特異点を持つ関数のローラン展開
- 複数の特異点を持つ関数のローラン展開について説明します。
- f(z) = 1/(z^2 - 1) を z=1 でべき級数展開しよう。
- 展開の中心 z=1 に対して距離2となる z=-1 で展開ができないため、領域を分けて展開する。
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♯1です。 1/(z+1) の分母, z=1での展開なのでz-1を出したいのでz+1=2+(z-1)とする。 1/(1-r) =1+r+r^2 +r^3+・・・・・を使いたいので2の所を1にするために2で割り 2{1+(z-1)/2} +の所を-にしてrを-(z-1)/2にする。 これで,初項1,公比-(z-1)/2の無限等比級数の和とみなせる(全体に1/2が掛かりますが)。 1/(z+1)=(1/2){1+(-(z-1)/2)+(-(z-1)/2)^2 +(-(z-1)/2)^3・・・・・} あとはこれに1/(z-1)をかけて (1/2){1/(z-1)-(1/2)+(z-1)/4-・・・} のようになっていきます。 Laurent展開の係数の公式はあるのですが,係数の一意性が知られているので,何らかの方法で展開できればそれが答えということでしょうか。無限等比級数の和の公式,テイラー展開などがよく利用されます。
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逆算が確かめられるのでしたら問題ないと思うのですが・・・。簡単のため u=z-1とおくと 1/(z-1)(z+1) =1/u(u+2) 式変形の目的は 1/(u+2)の部分を 1/(u+2)=(1/2){1/(1-(-u/2))}=(1/2){1+(-u/2)+(-u/2)^2 +(-u/2)^3+ ・・・・・} と,等比級数の和 1+r+r^2+r^3+・・・・・=1/(1-r) が使える形にすることです。 |u|<2なので|u/2|<1で級数は収束。
お礼
ありがとうございます。 すみません、実は昨夜からずっと考えているのですが、まだ理解できていません(ネットの調子も悪くて繋げませんでした)。 > 1/(z-1)(z+1) =1/u(u+2) > 式変形の目的は > 1/(u+2)の部分を > 1/(u+2)=(1/2){1/(1-(-u/2))}=(1/2){1+(-u/2)+(-u/2)^2 +(-u/2)^3+ ・・・・・} > と,等比級数の和 > 1+r+r^2+r^3+・・・・・=1/(1-r) > が使える形にすることです。 ここまではなんとか理解できていると思います。 1+r+r^2+r^3+・・・・・=1/(1-r)は -1<r<1 の範囲に限って有効なのですね。 ただ、この質問では、(逆算の逆算である) 1/(z + 1) = : = : = 1/2 * 1/[ 1 - {(z-1)/-2} ] の過程(:の部分)が知りたいです。 > |u|<2なので|u/2|<1で級数は収束。 これに関しては二つ質問があります。 1. 解答の分母が2ではなく-2になっているのは何故ですか? 2. |u/2|<1 というのは、わざわざ1/(z+1) = 1/2 * 1/[ 1 - {(z-1)/-2} ]と変形しなくても、 > |u|<2なので|u/2|<1で級数は収束。 と計算できませんか? では、よろしくお願いします。
お礼
ありがとうございます。 順の追っての説明、分かりやすかったです。 どう考えても自分一人で解くのは無理でした。 ありがとうございました!