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考えられる・考えされる・考えさせられる
こんばんは。 次々に読んでいくうちに、僕はもっとさまざまのことを( )ました。 A 考えられ B 考えされ C 考えさせられ どっちの方がいいでしょうか。BとCは同じような気がしますが… 買い物に行かせられる=買い物に行かされる だから、答えはAでしょう。こういう場合、Aは可能表現ですか、それとも自発表現ですか。 この三つの表現、どう使い分けたらいいでしょうか。 以上、よろしくお願いします。
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答えはCです。 「せる/させる」と「れる/られる」の「2つの助動詞」の組合せ問題です。 「せる/させる」は、使役です。 「れる/られる」は、可能・尊敬・受身・自発です。 「僕は、読むことによって、考えることを、させ(使役)+られた(受身)」です。 Aは助動詞「られる」が一つだけで、自発や可能と考えられなくもないです。 しかし前文に、「読んでいくうちに」と言う、「考える」の原因,キッカケが示されているワケです。 「自発」では無いですし、可能(考えることが出来る)も不自然です。 「本などを読むことによって、僕は考えさせられた」と言う助動詞2つの組合せが、もっともしっくり来ます。 Bは・・論外で、日本語として意味を成しません。 活用の間違い例か? あるいは、サ変動詞「する」+助動詞「れる」と混同させる目的か? いずれにせよ「ひっかけ」のたぐいです。
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- hakobulu
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1. 考える+させる+られる=考えさせられる kangaesas(er)areru――です。 この(er)は省略できないので、ikasareru(行かされる)のような変化はしません。 仮にするとすれば、「kangaesasareruー考えさされる」ですが、このような音変化はありませんし、「kangaesareruー考えされる」という表現もしません。 つまり、使役受身としての「C 考えさせられ」が正解です。 B の表現は誤りです。 2. この文は正確に書くと、 「次々に読んでいくうちに、【その本の内容によって】僕はもっとさまざまのことを( 考えさせられ )ました。」 という意味になります。 「その本の内容」という隠れた主体が、僕に対して「考える」という行為の使役を行ったわけです。 「その本の内容」を主体とした構文にすることで、「その本の内容」の重要性を強調した表現になっています。 Aの「次々に読んでいくうちに、僕はもっとさまざまのことを( 考えられ )ました。」 でも文法的には間違いではありません。 可能表現ということになりますが、しかし不自然な表現です。 この場合は、 「次々に読んでいくうちに、僕はもっとさまざまのことを( 考えることができ )ました。」 のように表現するのが自然です。 3. また、設問文自体の「次々に(読んでいく)」「もっと」という箇所も不自然です。 「次々、読んでいくうちに、僕は【さらに】さまざまのことを( 考えさせられ )ました。」 のようにするのが自然な文です。 「次々、読んでいくうちに、僕は【さらに多くの】ことを( 考えさせられ )ました。」 のようにするとさらに自然な表現になります。
動詞の「考える」が使役の「考えさせる」になって、そこに受け身の助動詞「れる・られる」がついています。 ですから 考えさせられ になります。 所謂「使役受け身」という文章です。 買い物に行かされる ↑これは明らかに受け身ですよね。 受け身の「れる・られる」だから自発ではないです。
- naclav
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Bは日本語として間違っているので どのような場合にも使いません。
- ゆのじ(@u-jk49)
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答えはCです。受身です。
補足
おはようございます。ご回答ありがとうございます。 使役受身文のことよく知っています。勉強したのは、 行く+させる+られる=行かせられる ikas(er)areru――ikasareru(行かされる) 行くの受身は「行かされる」ではなく「行かれる」です。 使役受身文は自分の不本意を表すというふうに教えられました。 私は小さいころいつも買い物に行かされる(行きたくないが仕方がなく行った) よろしくお願いします。