- ベストアンサー
「今だに」ってありですよね?
過去の質問で、「いまだに」は「未だに」が正しくて「今だに」は間違いだ、と結論が出ていました。 でも「今だに」も「今でもなお」「今になってもまだ」という意味の使い方ならOKなのではと思います。例えば「あの子は今だにおしめをしている」という使い方ですが。 これを「未だに」っていうと逆におかしくありませんか?(「未来」は「いまだ来たらず」ということですから「未だに」っていうと普通、否定文で使うのでは、ということ)
- みんなの回答 (11)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
「いまだ」、或いは「いまだに」が大和言葉なら、今も未も当て字となりますが・・・ 慣用的には肯定文か否定文かによって使い分けていると思います。 否定文を伴うときは未を、肯定文を伴うときは今が使えるでしょう。 例文 肯定・・・将来は分からないが、今も続いていることを表す。「彼は今だに(今でも)タバコを吸っている」「あの子は今だに(今でも)おしめをしている」 否定・・・まだそうなっていない事を示す。 「彼は未だに現れない」「あの件は未だに解決していない」
その他の回答 (10)
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
#3です。 >「未だ(に)」と「今+だに」ではもともと別の言葉とみていいはずなのに 別の言葉ではないからではないですか? また「だに」が辞書に載っていても、「今+だに」が正しいかろうが、そのためだけにあるわけではないですから。 「未だに」そのものに「今になってもまだ」といういみがありますから、「今だに」を正当化する理由にはなり得ません。 用法は#9greentinggreenteaさんの指摘する通りであろうと思います。
お礼
この場をお借りして回答頂いた皆様に御礼申し上げます。 正直申し上げてまだ釈然としない部分が残っているのですけれども、年末休みにかかりますのでここで閉じさせてもらいます。また自分なりに研究をさせてもらうつもりです。点数は全く恣意的なんですが、自分の問題意識に近いスタンスで回答頂いた方に差し上げています。どうぞご了承願います。 皆様ありがとうございました。
未だ~ない 呼応と言う使い方ですが、全然~ない と同じ使い方です。それが、最近段々崩れてきているのだと思います。 今だが変換で出てくるのは、”now"の意の方が強いと思いますが、言葉の変遷もあることですし、10年後には変わっているかも知れません。
- greetinggreentea
- ベストアンサー率27% (27/99)
勝手な想像ですが、もとは「いま・だ・に」であったものが、「未だ・に」や「今・だに」と理解されるようになったのではないでしょうか。 ただ、「いまだに」の後には否定の言葉(~ず、~ない)か、少なくとも否定的な意味の言葉(「おしめをしている」など)が来ることから、字としては「未(いまだ~ず)」が優勢になっているとも考えられます。
補足
ありがとうございます。 「だに」は1語だと思うんですがどうなんでしょう。 用法については、否定文(~しない、~でない)ということと否定的な内容というのは必ずしも一致しないように思えるんですが。
- fushigichan
- ベストアンサー率40% (4040/9937)
faultineさん、こんにちは。 >「いまだに」は「未だに」が正しくて「今だに」は間違いだ、と結論が出ていました。 でも「今だに」も「今でもなお」「今になってもまだ」という意味の使い方ならOKなのではと思います。例えば「あの子は今だにおしめをしている」という使い方ですが。 「いまだに」を辞書で引くと、 「未だに」となって、「未だ」+「に」 未だ、は、「まだ」「今までに一度も」「全然」という意味で 否定文で用いられます。下に打ち消しの言葉がつく、とあります。 この時期になって、未だに用意が出来ていない。 のような感じですよね。 「今だに」は、今+だに、と考えると 今さえ、という意味になりますね。 あの子は今だにおしめをしている。 は、口語ではよく使われている言い方だと思います。
補足
ありがとうございます。 そうなんです、「今+だに」は「未」とは別の流れからきていてもともと違うものだったんでは、ということを言っているわけなんです。「未だに」に引っ張られて「今」の時だけ古語の「だに」が残ったのでは、と勝手に推測しています。fushigichanさんの書かれた「口語でよく使われている」というのもそのことと関係あるんじゃないでしょうか。
- cmr4
- ベストアンサー率47% (87/182)
「今だに」は、確かに誤用です。 しかし、Microsoft Bookshelf Basic Version 3.0で「未だに」を引くと、「今だに」とも書くとなっています。 用例・作例 ―〔=今になってもなお〕行くえが分からない 工業廃水による水質汚染は―続いている 最新の国語辞典を出版社ごとに調べてみないと分かりませんが、「今だに」も市民権を得ているのかもしれません。 常用音訓では、「未」は「ミ」の読みしかないことから、「今だに」が使われても不思議ではないような気もしますが、言葉も変わっていくんでしょうね。 「未だに」も旧表記であることから、「いまだに」とするのが一番無難なのかもしれません。
補足
ありがとうございます。 別の回答者の方の補足にも書いたんですが、古語の流れからきた「だに」を使って「今+だに」=「今ですら、今になってもまだ(~だ、~でない)」というのは間違っているんでしょうか。否定文だけしかOKでない「未」が崩れてできたんじゃなくて、もともと別のものという理解なんです。
- rinko
- ベストアンサー率26% (16/61)
本来の使い方から言えば、やはり「未だに」であるのでしょう。 ただ、新明解国語辞典第4版によると、表記としては「今だに」はすでに認められているようです。 これは質問者の方のような考え方が増えているということでしょう。 言葉の使い方、意味は時代と共に移り変わるものです。この言葉もそういった過渡期にあるのではないでしょうか。
補足
ありがとうございます。 辞書にも載っている「だに」は古語の流れのようなので、「今だに」というのは昔から使っていたんじゃないでしょうか。googleで「だに 古語」で検索すると「聞くだに寒き冬の雨」という例がでてきます。「聞くだけですら寒い」という意味ですよね。
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8730)
恐らくですが、 「未だに」は今現在も変わらず 未来永劫も変わらないと言う事からでしょうか?
補足
ありがとうございます。 すいませんがちょっと意味がわかりかねます。
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
いまだに という言葉は、いま-だにという区切りではなく、いまだ-にという区切りです。なので「未だに」が正しく、「今だに」は間違いという結論に導けます。 「未だ」が打ち消しを伴って用いられるのは漢文の影響で、必ずしも否定に使う言葉ではなかったそうです。 また、「いまだ」は現在「まだ」という言葉として残っています。「まだ」を「いまだ」と置き換えても十分意味は通るので、「いまだ」が否定文のみに使うと言うことを否定できます。
補足
ありがとうございます。 でも辞書にも「だに」は載っていますよ。質問させてもらったのは、「未だ(に)」と「今+だに」ではもともと別の言葉とみていいはずなのに、未だけが正しいというのはおかしいんじゃないかということです。
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
「いまだにおしめをしている」が間違いです。 「いまだにおしめが取れていない」と否定文にしないといけません。
補足
ありがとうございます。 つまり「今ですら」という意味の「今+だに」は誤用ということですね。典拠があったら教えてもらえますか。
- PAPA0427
- ベストアンサー率22% (559/2488)
確かに漢字の意味から言えば、仰る通りですね。 でも、用法としては「未だに」と使うのが正しようです。 未を使って「今」の意味もあるようです。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%A4%A4%DE%A4%C0%A4%CB&kind=jn&mode=0
補足
ありがとうございます。 未をみつめているとそっちにひっぱられるでとりあえず未はおいといて(笑)、肯定文では「今+だに(~でさえ)」というニュアンスで使っていると思うんですが、これが文法的におかしいのかどうか、ということがポイントなんです。
補足
ありがとうございます。 そうなんです。言いたいのはもともとあった大和言葉にあとから漢字がかぶさってるんじゃないか、と。 もともと「いまだに」は「まだ~してない」と「今でさえ~している」と両方の使い方があったのを、「まだ」の意味だけの「未」じゃないといけないというのは変じゃないか、ということなんです。