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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:【論理学】二重否定について)

論理学の二重否定について解説

このQ&Aのポイント
  • 論理学の二重否定について学びましょう。状況で『Aではない』と主張できるのは、その状況で『A』と主張するとまちがいになる場合です。
  • 二重否定「(Aではない)ではない」が正しく主張できるのは、その状況で「Aではない」と主張するとまちがいになる場合です。
  • また、(2)と(3)は否定の意味からして同じものであり、(2)が言えれば、否定の意味から(3)「『(Aではない)ではない』は正しい」と言えます。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

論理学は苦手のほうですが、参考までに。 高校の数学には「論理と集合」という単元があり、そこでは命題(真偽の決まる文)の真偽や必要/十分条件などを学びます。 数学や論理学でつかう「用語」と日常語とには若干ずれがあるので、「集合」を念頭に入れるとわかりやすくなります。 「太郎は日本人である」を例にすると例が日常的でわかりやすいのですが、この文自体が「真」とはかぎらないので(太郎はアメリカ人かもしれない)、 「2は偶数である」(1)を例にとります。 「2」は「偶数」の集合に含まれますから、これは真の命題です。 ここでは自然数を全体集合とします。(野矢氏のいう「ある状況」にあたるのが、ここでは「自然数」だと考えてください) (1)の否定「2は奇数である」(2)は「偽(まちがい)」です。(2) (1)の否定((2))の否定、「2は奇数ではない」=「2は偶数である」は真(正しい)。(3) 「文」とみれば、(2)と(3)は「違い」ますが、「命題」と見ると「同じ」(価値)なのです。この部分だけを見れば、高名な著者も少し言葉たらずかもしれません。 「文」と「命題」の違いは、 たとえば 「三つの辺が等しい3角形は正三角形である」と 「三つの角が等しい3角形は正三角形である」とは 同じ「命題」(同じ事態を指す)ですが、「文」としては違います。 Iが解消すればIIも同様に考えられるのではないでしょうか。

pacioli
質問者

お礼

問題の背景から、ご丁寧に説明して頂きまして深謝申し上げます。 mesenfantsさんが提示して下さった「2は偶数である」という命題に 対しては、おかげ様で理解することができました。 しかし残念ながら、同著で示されている 「(2)と(3)は否定の意味からして」という、くだりが理解できません。 ここは、「少し言葉たらず」ということで受け入れるべきなのでしょうか・・・?

その他の回答 (2)

  • old_sho
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.3

(2)と(3)は否定の意味からして同じものである。 ーー> 否定に関する規定 「ある状況で『Aではない』と正しく主張できるのは、その状況で『A』と主張するとまちがいになるとき」 ーー>次の二つは同値 (イ)「Gではない」は正しい。 (ロ)「G」は間違い。 Gに「Aではない」を代入すると、 (イ)は(3) (ロ)は(2) であるから、(2)と(3)は同値。

pacioli
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 簡潔かつ具体的で、すんなりと理解できました。 心の「モヤモヤ」が晴れました。 改めて、深謝申し上げます。

回答No.2

「~ではない」という表現が混乱を招いているようですが、「Aではない全ての集合をB」とすれば明らかです。 「Aのみが正しい」ならば、2は「Bは間違い」、3は「Bではないもの=Aは正しい」となります。

pacioli
質問者

お礼

ご回答頂きまして、深謝申し上げます。 「A」という状況のみに捉われて考えていましたが、 「Aではない全ての集合をB」という概念を導入することで 光が差してきました。 改めて、御礼申し上げます。

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