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日本史「伊達正書状案」の訳を教えてください
- この質問では、日本史の「伊達正書状案」の訳を教えてほしいという内容です。
- この手紙の訳が分かりにくいため、他の方に訳してもらいたいという要望があります。
- 質問者は訳がよく分からないため、知識のある方に助けを求めています。
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質問者が選んだベストアンサー
ざっくりと。 1度、わけもわからず差し上げた領地を返してくれ、という訴えですね。 ★ 両年以前、我等知行 故なく上意え進上申すべき由、 2年ほど前、私どもの領地を 理由もなく、進上申し上げろと ※領地はもらったものだから、進上ではなくて返上と訳す? ★ 御意見候間、 ご意見くださったのですが、 ★ 貴殿御事は御南と申し、 あなたのことは、?? (御南は御難の当て字?→ 災難だけどもと言って) ★ 万事頼み入り候条、何様の事なりと御意見に相背くべからず候へ共、 万事よろしく頼み込まれましたので、どんなことでもご意見に背かないようにしようと思うのですが ★ 上意御重恩共数度かうむり、 君の思し召し、重いご恩など、数度頂戴し ★ 一代の内、是非共御奏公と存じ詰め候ても、 私一代の間、ぜひとも、ご奉公をと思い詰めても ★ 知行を指し上げかち・はだしの体にては、何と存じて候ても御奏公弥々とどき申まじく候。 領地をさしあげて、徒歩、裸足のようすでは、なんと思っても、ご奉公はいよいよ行き届かないことでしょう。 ★ され共知行指し上げ申すべしといわれ候へば、是非に及ばず候処に、 とは言っても、領地を差し上げもうすべしと言われましたからには、良いも悪いもありませんが、 ★ 何を似て其の砌知行を進上申すべく候哉と申し候へ共、 なんでこの時期、領地を差し上げるべきなのでしょうかと申し上げましたけれども ★ しきりに種々仰せられ候間、あまりに不審に存じ、 しきりに、いろいろおっしゃるのですが、あまりに疑わしいと思い ★ 扨ては上様御内証も候哉と分別仕り、 さては、上様には内緒のこともあるかと考えまして、 ★ さやうに取り詰め 仰せ候うへは、兎も角もと申し候処、 そのように問い詰め(た上でさらに)言われました上は、とにもかくにも(さしあげます)と申し上げたところ ※取り詰める・・・ 激しくせまる、激しく攻める ★ さらば其の存分に折紙仕り候へと承り候間、 であれば、おもうままに(返上地の)目録を書いて出せと言われましたので ★ 何とて我等心中より存じ寄らざる事をかき申すべく候やと申し候へ共、 なぜ我らの心にもないことを書かなければならないのでしょうかと申し上げましたけれども ★ 貴殿 御意見合点申し候へは、是非共と 無理にかかせ御とり、 あなた様は、 意見に納得したからには、ぜひともと 無理に書かせ取とられて ★ いまに御返し無く、其の文御てまえに留め置かれ候 いまだにお返しがなく、その手紙(折紙)をご自分の所に留め置かれております。
お礼
ありがとうございます!!とっも助かりましたm(><)m☆ 自分で訳せなかった不足分を補えて全部理解することができました!