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留数定理による実積分の計算

留数定理を用いて実積分を行いたいのですが,以下の問題がどうしても証明できません。 ∫[0→∞](x^a/(x^2+1))dx=(π/2)/(cos(πa/2)) (0<a<1) 積分路は C1:実軸上をε→R,C2:半径Rの円上を0→2π,C3:実軸上をR→ε,C4:半径εの円上を2π→0 です。 途中計算を詳しく載せていただけるとありがたいです。

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  • Ae610
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回答No.1

∫[0→∞]{(x^a/(x^2+1)}dx f(z) = z^a/(z^2+1)とすると極はz = ±i ∴Res{f(z);z = i} =i^a/2i = e^(πi/2)/2i Res{f(z);z = -i} =-(-i)^a/2i =-e^(3πi/2)/2i 積分路: C1:実軸上をε→R C2:半径Rの円上を0→2π C3:実軸上をR→ε C4:半径εの円上を2π→0 ・・・において ∫[ε→R]+∫[C2]+∫[R→ε]+∫[C4] = 2πi・{Res{f(z);z = i}+Res{f(z);z = -i}} R→∞、ε→0の極限では∫[C2]→0、∫[C4]→0 ∫[0→∞]{z^a/(z^2+1)}dz = ∫[0→∞]{x^a/(x^2+1)}dx ∫[∞→0]{z^a/(z^2+1)}dz = ∫[∞→0]{e^(2aπi)・x^a/(x^2+1)}dx =-∫[0→∞]{e^(2aπi)・x^a/(x^2+1)}dx (∵R→εではarg(z) = 2π) よって ∫[0→∞]{x^a/(x^2+1)}dx+∫[∞→0]{e^(2aπi)・x^a/(x^2+1)}dx =(1-e^(2aπi))∫[0→∞]{x^a/(x^2+1)}dx = 2πi・{Res{f(z);z = i}+Res{f(z);z = -i}} = 2πi・[e^(πi/2)/2i-e^(3πi/2)/2i} = π・e^(iaπ)・(e^(-πi/2)-e^(πi/2)) = π・e^(iaπ)・(-2i・sin(π/2)) 従って ∫[0→∞]{x^a/(x^2+1)}dx = π・e^(iaπ)・(-2i・sin(πa/2))/(1-e^(2πai)) = π・e^(iaπ)・(-2i・sin(π/2))/(e^(iaπ)・(-2i・sin(πa))) = π・sin(πa/2)/(2・sin(πa/2)・cos(πa/2)) = π/2・sec(πa/2)

rsr1222
質問者

お礼

すみません,解決しました。 本当にありがとうございました。

rsr1222
質問者

補足

お速い回答ありがとうございます。 再度申し訳ないのですが,留数を求めている部分で,aはどうなったのでしょうか? 複素積分の部分は,留数を使ってとりあえず 2πi・[i^a/2i -(-i)^a/2i] となりますよね? これを計算すると何度やっても 2πi*sin(πa/2) となってしまいます。すみませんが,そこら辺を詳しくお願いできないでしょうか?

その他の回答 (1)

  • Ae610
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回答No.2

ANo.1です。 スミマセン! ところどころaの文字が抜け落ちてました・・・! (書いたつもりになってました) Res{f(z);z = i} =i^a/2i = e^(πai/2)/2i Res{f(z);z = -i} =-(-i)^a/2i =-e^(3πai/2)/2i ・・・でした!

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