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和歌の解釈を教えてください!!
和歌の解釈でどうしてもわからないものがあります。ご存知の方は、教えてください。 「よしの山 花の名残りの 木のもとを なお去りやらぬ 人もありけり」(伴 信友)「残桜記」より
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普通に現代語訳すれば、 「吉野の山の桜花も散ってしまい、今は名残の葉桜になったが、その葉桜の木の元を、それでも去らない人がいるのだなあ」 という感じでしょうか。 伴信友というのは江戸時代の国学者で「残桜記」は後南朝を考証した書物です。 後南朝とは、1392年の南北朝合一後、南朝の再建を図った南朝の皇統の子孫や遺臣による南朝復興運動とそれによって樹立された政権、皇室の総称です。(wikiより) 吉野の山の桜は後醍醐天皇にはじまる南北朝時代の南朝、去りやらぬ人とうのは後南朝の人たちということでしょう。
お礼
ご丁寧な回答、感謝いたします。よく解りました。図書館やパソコン等で調べましたが、なかなか解わからず困っておりました。本当に有難うございました。又お尋ねする事があると思いますが、よろしくお願い致します。