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この和歌の出典を教えてください
ご覧いただきありがとうございます。 以前なにかで読んだことをふと思い出して、気になっている和歌があります。どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら、出典をお教えください。 友人か恋人と離ればなれになる(なった)人が詠んだと思われる歌で、「この同じ空の下にあなたがいると思えば、一人でいても寂しくはありません」というような内容のものです。全くのうろ覚えで恐縮なのですが、よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
国歌大観で調べましたが、こんなのはどうでしょう。 「天つ空おなじ雲ゐにすむ月のなどか旅寝はさびしかるらん」 続千載集820番、大江宗秀の歌です。 和歌ではなくて漢詩だったり、あるいは近代短歌とかの可能性はありますか?
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- hanatsukikaze
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No.1の方と同じくぴったりしたものは見つけられませんでしたが同じく近いものとして 忘るなよほどは雲ゐになりぬとも空ゆく月のめぐり逢ふまで(伊勢物語十一段) ふるさとを峰の霞は隔つれどながむる空は同じ雲ゐか(源氏物語須磨) もろこしもあめの下にぞありと聞く照る日の本を忘れざらなむ(新古今離別歌成尋阿闍梨母)※息子の成尋が唐へ渡る時の歌
お礼
ご回答ありがとうございます。せっかくhanatsukikazeさんが探してくださった歌も、違うような気がします。hanatsukikazeさんもNo.1のshiremonoさんもお詳しい方のようですが、お二人にお心当たりがないということで、そもそも最初の質問で書いたような和歌を読んだかどうかの自信がなくなってきました..
- shiremono
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内容のぴったりするものはみつからなかったので、言葉づかいが近いのではないかと感じたものをご紹介します。 あひしりて侍りける人のあづまの方へまかりけるをおくるとてよめる ふかやぶ (古今集 378) 雲井にもかようふ心のおくれねばわかると人に見ゆばかりなり さかゐの人ざね (古今集 743) おほぞらは恋しき人のかたみかは物思ふごとにながめらるらむ みちのくにへまかりける人に餞し侍けるに 西行 (新古今集 885) 君いなば月待つとてもながめやらん東のかたの夕暮れの空 みあれの宣旨 (新勅撰集 14巻) 大空に恋しき人も宿らなむながむるをだに形見と思はむ
お礼
ご回答ありがとうございます。お示しいただいた歌、私が思っている歌とは違いますが、いずれも心打たれるものでした。これをきっかけに古今集や新古今集を読んでみようと思います。ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます!確かにこの歌でした。あやふやな質問内容にご親切に対応していただき、誠にありがとうございます。 また、お返事が遅くなりまして大変失礼いたしました。申し訳ありません。