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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フーリエ展開 微分方程式の一般解)

フーリエ展開で微分方程式の一般解を求める方法とは?

このQ&Aのポイント
  • フーリエ展開を用いて微分方程式y''+y=f(x)の一般解を求める方法についてまとめます。
  • 具体的な問題であるf(x)=x^2(-π<x≦π)f(x+2π)=f(x)の場合、フーリエ展開を適用し、係数比較を行うことで解を求めることができます。
  • しかし、フーリエ展開においてn=1の場合、別の計算手順を必要とするため、2xsinxという項が現れます。これがどのように導かれるのかについても説明します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.3

y のフーリエ級数 y = (a_0)/2 + Σ[n=1→∞]{ (a_n)cos(nx) + (b_n)sin(nx) } を 与式へ代入してみると、左辺の n=1 項は、a_1, b_1 の値によらず相殺して消える ことが確かめられます。 一方、右辺のフーリエ級数 x^2 = (π^2)/3 + 4Σ[n=1→∞]{ (1/n^2)(-1)^n }cos(nx) は、 n=1 項の係数が 0 でありませんから、 y をフーリエ級数にして与式へ代入しただけでは、この微分方程式の解にはなりません。 単純にフーリエ級数を代入しても解けない方程式を、無理やり解くためのギミックとして、 ここでは x sin x を利用しています。 w = x sin x と置くと、w'' + w が cos x の定数倍となりますから、係数を上手く選んで y = z + 2w で変数変換すると、z'' + z = (π^2)/3 + 4Σ[n=2→∞]{ (1/n^2)(-1)^n }cos(nx) となって、先ほど障害となっていた右辺の n=1 項が消えるのです。 あとは、z = (a_0)/2 + Σ[n=1→∞]{ (a_n)cos(nx) + (b_n)sin(nx) } を代入して 係数比較すれば、解が求まります。 つまらぬ小細工です。もともと、A No.1 のようにすれば簡単に解ける方程式を、 明らかに筋の悪いフーリエ級数で解こうとするから、 フーリエ級数の代入では解けない方程式 y'' + y = x^2 を フーリエ級数の代入で解ける方程式 z'' + z = x^2 + 4 cos x にすり替える必要が生じたのです。 y'' + y = x^2 が素直にフーリエ級数で解けなかった元凶は、 解 y のフーリエ級数が -π<x<π で一様収束しないことにあります。

iwark
質問者

お礼

解けました。ありがとうございます。 本来はフーリエ展開で解くべきではない問題なのですね。 丁寧にありがとうございました。

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その他の回答 (2)

  • info22_
  • ベストアンサー率67% (2650/3922)
回答No.2

まず、 y''+y=f(x)…(1)という微分方程式の一般解を求める。 この一般解yは 斉次方程式y''+y=0 …(2)の一般解 ya=c1cos(x)+c2sin(x) …(3) と(1)の特解ybの和で与えられますね。 これをまずしっかり頭に入れてください。 >2xsin(x)という部分はn=1のときの場合を求めているのではないかというところまで推測 >できたのですが、何故このような2xsin(x)という値が出てくるのかわかりません。 もし ybに(3)の一般解と同じ周波数成分、つまりcos(x)やsin(x)の項が含まれていれば ybにxcos(x)やxsin(x)の項を含めないといけません。これは最初からこの項を含めてybを仮定するか、 yb= … +a1'(x)cos(x)+ … +b1'(x)sin(x)+ … といった定数変化法でybを求めなければならないですね。 このような理由から、cos(x)やsin(x)の周波数成分の係数だけ 係数にxを掛けた xcos(x)やxsin(x)の項が現れるのです。 「f(x)=a0+a1cos(t)+a2sin(2t)+a3sin3t+ …        +b1sin(t)+b2sin(2t)+b3sin(3t)+ …」… (4)の形から 特解を yb=a0'+a1'tcos(t)+a2'sin(2t)+a3'sin3t+ …        +b1'tsin(t)+b2'sin(2t)+b3'sin(3t)+ … (5) とおいて、(1)に代入して係数a0',an',bn'(n=1,2,3,…)を決めることになります。 この場合(1)の線形性から周波数成分ごとに特解を求めて、求めた特解の総和を取れば(1)の特解ybが得られます。

iwark
質問者

お礼

丁寧にありがとうございます。 無事解くことが出来ました。

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  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.1

なぜ、フーリエ展開する? y = x^2 - 2 が解のひとつであることは普通気がつくから、 y = x^2 - 2 + u で変数変換すれば 与式は u'' + u = 0 となって、 定係数線型微分方程式に帰着される。後は、型どおりの処理。 要するに、λ^2 + λ = 0 を解いて e^(λx) を線型結合し、 三角関数で書きたければ、最後にオイラーの式を使えばよい。

iwark
質問者

補足

すみません。 説明不足でした。 問題はフーリエ展開にて解くように指定されています。

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