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「to」と「with」の違い
pray to God(神に祈る ) wrestle with God(ひたすら神に祈る ) 「toは、一方的に」で、 「withは、神と共に」ですか?
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toは、熟語として 「pray to God for ~」 ―― 「~を求めて神に祈る」 というのがあり、 withは、withの意味として、「~と共に」のほかに 対立の意味、「~を相手に」という意味もあります。 さらに、 wrestle という単語の意味で、「全力を尽くす」と言う意味で この意味を使う場合には「wrestle with~」と、「~に全力を尽くす」と言う熟語になります。 おそらくここが「ひたすら」と言う意味になるのでしょう。 これが、「to」と「with」の解釈ですが、 「pray to God」と「wrestle with God」 どちらも熟語として覚えれば問題ないと思います。
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- ad-astra
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▼pray to God 動詞prayはpray to A for Bで「A(神・人など)にB(人や事物)のため祈る」という自動詞の用法があります。Bの部分の使い方に注意が必要ですので、辞書で確認してください。 例: Let's pray to God for His help. 神の助けを得られるよう祈りましょう。 Let's pray to God for Japan. 日本のために神に祈りましょう。 ▼wrestle with God これを「ひたすら神に祈る」と訳すのは、慣用的なものです。ですから、prayのtoとwrestleのwithを比べることはできません。このwithはfight with~と同様に、ここではagainstの意味です。 旧約聖書の創世記に次のような話しが出てきます。 でヤコブJacobという人が兄に殺されそうになっている状況に神から使者(天使)が送られるのですが、なかなかヤコブが安心できるような救いが得られなかったので、自分なりにいろいろ策を講じる一方、遂に使者と一晩中とっくみあいになります。勝負がつかなかったので、夜明け頃に使者がヤコブの関節を外して闘えないようにし、ヤコブに祝福を与える(助かることを保証)ことと引き替えに天国に帰らせてくれと提案し、ヤコブが受け入れます。その時ヤコブはイスラエル(Wrestle with God)という名を与えられます。 この逸話から、「神に祈るにしても、辛抱強く神を説得する気持ちを持ちなさい。祈り続けることであなた自身の心が強く鍛えられ、祈りも神に届くでしょう。」という信者への説教の題材になり、wrestle with Godがpray persistantlyの意味で比喩的に使われるようになった訳です。