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ピンイン表記におけるアポストロフィの法則とは?
- ピンイン表記において、a, o, eで始まる音節が他の音節の後に続く場合、アポストロフィ(’)を用いて区切ることがあります。
- 例えば、「二十一 (er'shiyi)」や「四十二 (sishier)」のような表記があります。
- しかし、法則に従うなら「二十一」は「ershiyi」となり、「四十二」は「sishi'er」となるはずです。この表記の違いについて解説してください。
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質問者が選んだベストアンサー
原則から言えば、どちらも質問者さんのおっしゃるとおりです。 「ershi」には、必要ありません。 「shi'er」には、原則に従えば入れるのが適当でしょう。(手元の辞書でも入れています) 後者は確かに「shier」と書いても中国語(普通話)の発音の現実から発音を間違えることはありませんが、学習者や中国語をよく知らない人にとっては「shie」という発音がないことはわからないことも考えられます。 原則として、混交が起きうる「つづり」には入れるのが適当だと思います。 一つの教材で入れたり入れなかったりがご質問のようにばらばらであるならば、著者、編集者の誤りであると思われます。(訂正すべきでしょう。) 一方、一つの教材内でアポストロフィがまったくなくても、たとえば漢字にひと文字ずつピンインをふりがなのように付記していたり、十分な間隔を持って記述していたりすれば、初心者の会話集などの場合には、それはそれで問題はないかもしれません。(アポストロフィについて学ぶ必要はないレベルには、むしろ余計な記号が学習のじゃま) ピンインを正しく学ばせる教材の場合には、適切に記述すべきであることは間違いありません。
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- nebnab
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1)はこんなところにアポストロフィはいらないですね。 No1さんのおっしゃるように誤植か、あるいは教材の筆者の間違いかでしょう。 2)はアポストロフィなしで正しいです。 なぜなら、普通話には「shie」という発音はありませんので、アポストロフィがなくてもsishierというピンインは si+shi+er としか解釈できません。 「音節の切れ目に混交が起き」ないからアポストロフィーが不要な例です。 アポストロフィが必要なのは、たとえば有名な観光都市「西安」をピンインで書くときですね。 アポストロフィを入れずに xian と書くと「先」など他の発音になる単語と混同される可能性がありますので。
お礼
御礼が遅れてすみません、参考になりました。ありがとうございました。
補足
そうなんですか! それじゃ、同じ教材で「十二」がshi'erとなっているのも きっと筆者のミスなんでしょうね。
- SPS700
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誤植でしょう。
お礼
ありがとうございました。
お礼
詳しくありがとうございました。大変参考になりました。 いくつかの参考書や辞書を確認したところ、おっしゃる通り十二は「shi'er」となっており、 また、「120(一百二)」なども「yibai'er」となっていたので、今回は このように数字を扱う際「二er」の前に母音が来たら「’」を入れるという事で統一したいと思います。