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本によってある単語のピンイン表記が違う

中日辞典(電子辞書) 一起(yi1qi3) 検定準4級トレーニングブック 一起(yi4qi3) それとgoo辞書でも調べるとトレーニングブックと同じ結果になりました http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/cj/32198/m0u/%E4%B8%80%E8%B5%B7/ 前にもこうしたピンイン表記の食い違いを見かけましたような覚えがあります。 検定を合格のために勉強しているのでトレーニングブックの方で覚えようと思いますが、こうしたピンイン表記の違いというのは結構あるのでしょうか。 そして、辞書の方のピンインで回答したら不正解となるのでしょうか。

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  • yanhua
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回答No.5

日本中国語検定協会 過去問と回答あり。 http://www.chuken.gr.jp/tcp/test/70/T70_J4.pdf 第70回(2010年3月)中国語検定試験準4級 3頁(8)に (4)一起yìqǐ とあります。  ⇒ この試験ではこの表記が正解です。  ------------------------- 「こうしたピンイン表記の違いというのは結構あるのでしょうか?」については、 中国語表記として本来何が正しいか、然るべき辞書等になぜ異なる表記が出ているかです。  ------------------------- 1.辞書を見ましょう(電子辞書は原典辞書の省略がありがち)。 *白水社『中国語辞典』2002/2/5版1737頁 一yī の項.冒頭に注記あり。 「単独で発音する時や呼気段落の末尾に用いる時は第1声に, 第1・2・3声の前では第4声に, 第4声の前では第2声に発音するが,~中略~。 以下の用例では変化した声調を示したが、本辞典の他の場所ではもとの声調を示す。~用例略~」 *小学館『中日辞典』初版13刷1711頁でも、項目の最後に白水社版と同趣旨の記載があります、但し-本辞典の他の場所では-の記述なし。 *中国の辞書でも、変調の解説がでているものといないものがあります。 さて、他の辞書は?ネット辞書を見ると、 *ご指摘のgooは『(三省堂)デイリーコンサイス中日辞典(第2版)』で   一 yī とした上で声調変化の解説があります。   なお 一起yìqǐ 辞書の利用説明では、この件には触れていません。 *Exicite辞書は『デイリーコンサイス中日辞典 (三省堂)』で http://www.excite.co.jp/dictionary/chinese_japanese/?search=%E4%B8%80&match=beginswith&id=30534   【一】 y iとした上で声調変化の解説があります。   なお【一起】yīqǐ。 辞書の凡例には、 また「一」「不」の声調は「一定」「一起」「不必」「不甘」といった語句の実際の声調に合わせて記した と明記してあります。 同じ三省堂の『デイリーコンサイス中日辞典』なのに上記の差異があります(版の差か他の理由か存じません)。 他の辞書でも“一”の声調変化の解説と表記はまちまちです。 中国政府の拼音方案では、書くときは本来の声調を書くことになっていますが、日本の教本類や一部の辞書は変調後の声調で書いているものもあります。中国のものでは、見出し語と実際の発音を区別して記述しているものもあります。 ⇒ 辞書の編集方針による違いです。   良い辞書をよく読んで本来正しい知識を身に着けましょう。   加えて、試験対策も必要だということです。  ------------------------- 2.上記とは別の覚え方:“一”の声調、 「序数(順番)は第1声、基数(量を数える)は第4声」である。 更に、基数としての“一”yìは後続の音節の声調により、声調が変化する(“不”の変調規則と同じ)。 即ち、後続が第4声の時、第2声になる。 参考サイトです、  http://bitex-cn.com/bitexblog/default/article_show.php?blogid=697&blogarticleid=10002 *一部の辞書、多くの教材、更に中国人が実際に記述するのは、一起yìqǐです。 以下は私の見方ですが、 “一”に関しては “一” yī と  基数としての “一”yì を独立させて考えると実態に即します。 見出し語と実際の発音を区別して記述しているネット辞書。  http://hanyu.iciba.com/cizu/15681.shtml  下方に【拼音】:yì qǐ とあります。  語としてはyī qǐだが発音はyì qǐ だと言っていることになります。  ------------------------- 注:後続の文字の声調により変調するものに、  “不”・・・“一”yìの変化と同じ規則。 試験には出ないでしょうが、  “七”,“八”・・・辞書を見ておきましょう。  他にも特殊なケースあり。

ichiya13
質問者

お礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。 過去問がタダで見れるとは知らなかったです。買おうかと思っていたのでよかった・・・・。 冒頭部分とか全然頓着しなかったです。電子辞書を使うときは注意ですね。 変調はかなり混乱してしまったので、この参考サイトは覚えるのにとても役に立ちそうです。 試験情報など色々ありがとうございました。

その他の回答 (4)

回答No.4

辞書に確かに 「一起(yi1qi3)」 で書いてありますが、普段中国人,喋る時に、「一起(yi4qi3)」の方がよく使われています。 中国語学習に役立つサイトhttp://fanblogs.jp/chinese2012

ichiya13
質問者

お礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。 発音表記の問題なのですね。 リンクのご紹介と回答をありがとうございました。

  • cubics
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回答No.3

これは「変調」と呼ばれるものが関係します。 本来の声調は「一」は第一声です。 ですから、辞書としては第一声で表記することは間違いではありません。 一方、発音重視の参考書の場合には、実際に発音される場合の声調を表記した方が会話の際に間違えません。 変調があるのは、「一」の他に「不」があります。 「不」の場合は「bu4」が正しいですが、「第四声」の語にかかる場合は第二声に変調します。 「不可」は「bu4ke3」ですが、「不会」は「bu2hui4」です。 このように現実に即して声調を表記すると、ご質問のように「一起」は「yi4qi3」になります。 まとめますと、辞書は一般的に変調を考慮せずに発音を表記します。 なぜなら、語の組み合わせごとに発音を変えると全体として統一した辞書にならないからです。 実戦に即した発音をガイドする参考書では、実際の声調に変わった後の発音を表記する傾向にあります。 ご質問の場合、検定用の参考書が後者のようなので、実際の発音を回答することになるのでしょう。

ichiya13
質問者

お礼

お返事が遅くなってしまい申し訳ないです。 辞書は発音の変調を考慮していないのですね。なるほど。 検定の参考書を見るようにします。 ありがとうございました。

回答No.2

すいません。間違いました。1、2、3の場合は「yi4」,4の場合は、「yi2」と読みます。

ichiya13
質問者

お礼

訂正ありがとうございます。この辺はいかにもテストに出そうですね。

回答No.1

確かに電子辞書のほうは間違いました。そのような発音が変わるのは「変音」と呼ばれます。ただし、ルールがありますよ。 「一」は数字の場合、「yi1」と読みます。たとえば、一「yi1」,XXXXX;二,XXXXX。単語の最後の文字とする場合も「yi1」です。例「唯wei2一yi1」 「yi2」と「yi4」は後ろの漢字によって、発音が変わります。後ろの漢字は1、3、4の場合は、「yi4」と読みますが、2の場合は「yi4」です。例:「一座yi2zuo4」、「一条yi4tiao2」、「一生yi4sheng1」 上記の例は基本的なルールですが、特例もあります。例:「一声yi1sheng1」 ほかの漢字も「変音」する場合があります。たとえば、「不」は後ろの漢字によって、「bu4」と「bu2」二つの発音があります。 しかし、そんなに多くないですよ。心配しないでください。

ichiya13
質問者

お礼

お返事が遅くなって申し訳ないです。 「一」は後ろの声調で変わってしまうのですね。こうしたのがあまりないのならよかったです。 回答ありがとうございました。