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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:老職ということば)

老職という言葉の感情と意味、老子の固有名詞ではないか、老師という呼び方の適切さについて

このQ&Aのポイント
  • 老職という言葉の感情と意味は、単に老人という意味ではないと思われる。
  • 老子は固有名詞ではない可能性がある。
  • 老人ではなくても、恩師を老師と呼ぶことは失礼ではないと思われる。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

No.1です。お礼ありがとうございます。 文月さんのような蘊蓄は私にはありません^^;前回の回答も恥ずかしいもので忘れてもらいたいくらいです^^。 ご質問の家老の老が職制によるものか否かという点では、職制によるものでしょう。実際には家の翁や、村の翁などのように自然発生的に古くからあったものが、職として定着したと考えられますので、室町前期までにその呼称があったかどうか浅学にして存じませんが、室町後期にはあったようです。江戸幕府では明確に職制として存在し、豊臣政権でも五大老という呼称(制度としては不明確ですが)はあります。これらの呼称は年齢には基本的には関係ないようです。これは、和風名称の「年寄」も一緒で、「若年寄」にいたっては年齢という意味では意味不明な用語です。大奥の女官長も「年寄」と呼ばれています。この「年寄」と「老」の関係がどちらがどちらに影響したのかは興味がありますが、知りません^^; 役にたたずに申し訳ない。少し、しらべてみます。

krya1998
質問者

お礼

 fudousinさん、恐縮です。アクセス後、このぱキーボードもマウスもどうしても動かなくなって遅くなっています。この新しい知見とご整理はまことにありがたいものです。心より感謝申し上げます。

その他の回答 (3)

  • izuhara
  • ベストアンサー率31% (97/310)
回答No.3

1 手元の『新明解 漢和辞典』によりますと、「高齢となる」という意味以外に、   (4)経験者 (5)習熟する (6)尊敬する (7)人に対する敬称 (8)年をとって官職を退く (9)疲れる (10)古い (12)臣下の長 といった意味が載っています。直接書かれているわけではありませんが、(4)や(5)、(6)、(7)は(3)ものごとに通じた有徳の老人、という意味から発展したのでしょう。 ご質問のもとになった「老中」「家老」「老職」は(12)の意味で、(4)や(5)からさらに発展した「老」だと考えられます。 2 老子については不明な点が多いようですが、固有名詞だと考えます。他の諸子に固有名詞ではないように読めるケースがあれば別ですが。 3 同じく手元の『国語大辞典』(小学館)によりますと、「老師」は、年老いた僧・年老いた師匠・年をとった先生、という意味であり、少なくとも辞書上ではこの「老」には敬意は含まれていないいないようです。

krya1998
質問者

お礼

 有り難うございます。  少なくとも辞書上ではこの「老」には敬意は含まれていないいないかもしれませんね。  特に老師とか“老”という意味、歴史的観念を理解できない人には、申し上げても無意味ですね。  まぁお呼びする相手にもよりますし、お呼びする側の人と場面がありますからね。  私も46年世界一小さな、ある大学に居ましたが、教える立場ではありませんで、そんな呼称は期待できないのですが、そういう関係はいいですね。  功成り名)遂げた、曽っての青年に老師といわれる立場は幸せでしょう。  ことばって、どうしてもその時の感情が籠もり、それがそのときの意味形成にもなりますね。  75過ぎたら、そう呼ばれるのは嬉しいでしょう。  老子はもう固有名詞で、李,耳,耼のどれを使って文章を書いたって理解する人はいないでしょうね。  私は一定の歴史以降のそういう状況はともかく、この方に老子という使われ方をし始めた頃は、やはり一定の尊敬の意味が含まれ、直接お名前で指すことを控えたのではないかと存じまして。  孔子とはいうであろうが、哲学カテでペダンティックに仲尼と丘とか呼んで回答を一生懸命か居てくれた人に出会ったことがありました。  子曰、老者安之、朋友信之、少者懐之の老は労りの思いが感じられますね。  有り難う御座いました  

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

老 この字が尊敬される理由は、人間が生きて行く上でのノウハウが体験によって蓄積されるという前提があります。 産業革命以降、ノウハウの中で、体験よりも学習によって獲得されるものの比率が上がります。 これにともなって、学習によってノウハウを獲得しやすい期間(=青年)が良いものとして評価される時代が来ます。 青年という概念自体が、たしか19世紀に発見されていると記憶しています。 これによって、老は相対的に価値が下がりました。 なので、最近になって熟年とかいう言葉が発明されました。老になる前、あるいは老になりたくないという意識を前提にします という認識で考えると 1は 上記のとおり 2は不明 3 失礼ではないが、喜ばれない。

krya1998
質問者

お礼

 産業革命を契機に“青年”の台頭と相対的に“老”価値的意味性の低下に繋がっているのですね。  激動する歴史の転変における実務社会ではそういうことは常にありうることではありますね。    3.失礼ではないが、喜ばれない・・・:人によってはそういうこともありえましょうね。   特に老師とか“老”という意味、歴史的観念を理解できない人には。   まぁお呼びする相手にもよりますし、お呼びする側の人と場面がありますからね。     私も46年一大学に居ましたが、教える立場ではありませんで、そんな呼称は期待できないのですが、そういう関係はいいですね。  功成り名)遂げた、曽っての青年に老師といわれる立場は幸せでしょう。  有り難う御座いました。 

回答No.1

1.老は、年老いることで、年齢を重ねることが本義です。この意味では古いという感情があるでしょう。次に、年を重ねることから、経験を積むという意味が加わり、熟練や物知りで賢いなどという感覚が生まれます。さらに、経験を積んだ人ということで長老などというように指導者という意味が派生しします。家老の老はこの意味ですね。 2.老子は一説には姓を「李」、字を「耳」というそうですが、不明です。ただ、老子というのが固有名詞でなかったことは、間違いないでしょう。まあ、実在も疑われてはいますが^^; ただ、現在では老子といえば、一人しか多くのものが想像しませんので、その意味では固有名詞かもしれない。あと、老子は太上老君だという伝承から老子と言うという説もあります。 3.まったく失礼ではありません。

krya1998
質問者

お礼

 有り難う御座います。もう少しfudousinさんのご薀蓄をいただけないでしょうか?  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E5%AD%90においても多少のことは勉強できるのですが。  はい、【老子者,楚苦縣厲鄉曲仁里人也,姓李氏,名耳,字耼,周守藏室之史也】ともありますので。

krya1998
質問者

補足

 お三方様、有り難う御座います。  思いもしない識見を賜りとてもべんきょうしております。  実は、老中や家老における“老”の意味性について、ご薀蓄を願っておりましたのが質問動機だったのです。  それで、この歴史カテに素晴らしいご回答をされている、文月さんのURLにも質問を出しました。  それをここに貼り付けて、更なるお教えをお待ちしたいと存じます。  【1. 要するに質問の趣旨は老職っていう歴史のタームの中の“老”は単に家老や老中の職名の略称としての“老”であるのか。  2・ その家老とか幕閣の老中の老とは江戸期などの支配者達の意識としてどんな価値的感情などが込められているか。  というようなことが知りたかったのです。】  どうぞよろしくお願い申しあげます。

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