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ビジネス日本語のメール(中日の間で)
日本語を勉強中の中国人です。ある問題を解決するのに、日本の本社から日本の方が何度も中国の支社に来ています。その方にメールする時に、このことを敬語で述べたいのですが、どのように書くのでしょうか。次の三つの書き方を考えました。確認していただけないでしょうか。 1.○さんはこの件で何度も日本、中国の間に行き来していらっしゃいますね。 2.○さんはこの件で何度も日本、中国の間に来たり、行ったりしていらっしゃいますね。 3.○さんはこの件で何度も日本、中国の間に往復していらっしゃいますね。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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淡雪さん、こんにちは。 「来たり、行ったり」-日本語としては正しいです。 しかし、慣用句は「行ったり、来たり」です。「行き来する。」と語順が同じです。 1.○[様]はこの件で何度も日本、中国の間[を]行き来していらっしゃいますね。-○ 2.○[様]はこの件で何度も日本、中国の間[を]来たり、行ったりしていらっしゃいますね。-△ 2.○[様]はこの件で何度も日本、中国の間[を行ったり、来たり]していらっしゃいますね。-○ 3.○[様]はこの件で何度も日本、中国の間[を]往復していらっしゃいますね。-○ 尊敬語の場合は[~様]ですね。「~さん」は丁寧語です。 語尾の「~ね。」は丁寧語です。尊敬語ではありません。 しかし、女性が口語で使う場合は文章表現が柔らかく(温柔に)なり使用可能です。 ただし、仕事上の会話なので、多用は禁止ですよ。 「日本、中国の間」は、「日中間を往復」、「日中を往復」、「日本と中国を往復」 「日本と中国の間を往復」なども使用可能です。 私の意見ですが、「日中間を往復」、「日中を往復」が簡素で良いと思います。 「日中間を往復」のように、通過を表す場合は格助詞の「を」を使います。 このページの 「2.意味に重点が置かれる格」から引用 http://www.geocities.jp/niwasaburoo/07kakujosihosetu.html 格助詞「を」、「に」、「へ」の使用方法、使用例です。 意味 前に来る名詞 例 を 1通過する場所 場所 橋を渡る・公園を走る 2経過する時間* 期間 夏休みをハワイで過ごす 3離れる対象 場所・乗り物 港を離れる・バスを降りる 4動作の方向* 方向・~の方 下を向く・彼の方を見る に 1存在場所 場所 図書館に新聞がある 2到着点 場所・~のところ イタリアに行く 私のところに来てください 3受け手 人 妹に本をあげる 4変化結果 状態 信号が赤に変わる 5移動の方向 場所・~の方 大阪に向かう・私の方に来る 6出どころ 人 父に本をもらう・先生に聞く 7時間 時間 5時に起きる 8割合の分母* 期間・量 3日に1度・50人に1人 へ 1到着点 場所 京都へ5時に着く 2方向 場所・~の方 大阪へ向かう・私の方へ来る その他参考資料 http://www.geocities.jp/niwasaburoo/06hogo.html http://www.geocities.jp/niwasaburoo/06hogohosetu.html http://www.geocities.jp/niwasaburoo/07kakujosi.html 日本語の格助詞の解説が、中国語で書かれているようです。 よろしければ、購入してください。 http://product.dangdang.com/product.aspx?product_id=9176029 それと、1番の方の回答ですが、一部分が間違っています。 「後足労をわずらわし申しわけございません。」 このような使い方は間違いです。 正しい使い方は、 「御足労(ご足労)をおかけします。」です。慣用句です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E5%BE%A1%E8%B6%B3%E5%8A%B4&stype=0&dtype=0 「お手を煩わす」こちらも慣用句です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%82%89%E3%82%8F%E3%81%99&stype=0&dtype=0 使用例 「ご足労をおかけして、申し訳ありません。」-感謝する の意味です。 「ご足労いただき、ありがとうございます。」-感謝する の意味です。 「この度は息子が先生のお手を煩わしまして、本当に申し訳ございません。」 -謝罪する、感謝する 2つの意味で使用できます。 ご足労を掛ける (ごそくろうをかける) - 劳驾、劳步 煩わす(わずらわす) - 麻烦、有劳
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- korokoro1980
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複雑に書かず、なるべく単純に書いてみてはいかがでしょうか。 本社と支社を何度も往復していることぐらい、相手は知ってます。当のご本人ですから。「行き来していらっしゃいますね」などと書くと、「わざわざ念押しして来るのは、なぜ?」と不審がられるかも知れませんよ。 ここは単純に当たり障りなく、次の言い方がよいのではないでしょうか。 「この件では、○さんに大変お世話になっております」 また、「足労」などの言葉は案外複雑です。「敬いつつ指図する」性質があるから、難しいんです。「御足労をおかけして」と書くと、支社の者が本社の人に「御足労願いたい」と言ってたことになりますよ。しかし、本社の人は本社の指示で、支社に出張してたんじゃないですか。「支社の要請で動いているのではない」と、カチンと来るかも知れません。つまり、この表現の場合も単純化して、次のように言う方が妥当と思います。 「○さんにおかれましては、この件で度々ご出張の労をお取りになっていらっしゃいます」
お礼
早速のご回答ありがとうございます。言葉以外に、本社と支社の立場も考えなければなりませんね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- cxe28284
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今日は どれも使えると思いますが、助詞に問題があります。日本と中国の間「を」です。 又は「日本と中国を」のほうがすっきりするとおもいます。 2.ですが慣用表現では「行ったり来たり」で「来たり行ったり」とは言いません。 後に続く文章がどうなっているのか分かりませんが、 文末の助詞「ね」は「親しみをこめて、又は念を押す」いい方なので、敬語ではありません。 名前は様をつけた方が良いでしょう。 OO様にはこの件で度々日本と中国を行き来されまして、後足労をわずらわし申しわけございません。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。本当にありがとうございました。
お礼
kentaulusさん、こんにちは。ご丁寧に教えていただきありがとうございます。いろいろとても参考になりました。私は中国人が書いた日本語の本をあまり買いたくありません。不自然な日本語の例がよく出ますので。日本人の作者が書かれる本(日本語でも中国語でも)もし私にふさわしいものがありましたら、これからお勧めください。本当にありがとうございました。