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卑弥呼について書かれている『魏志倭人伝』に「男弟」というのは、卑弥呼の
卑弥呼について書かれている『魏志倭人伝』に「男弟」というのは、卑弥呼の夫にあたる 「1人の男」=つまり、卑弥呼の服属者なのか?? そして、政務に携わった人という見方でいいのでしょうか??
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多くの説では、「弟」のことのようですね。 「弟(おと)」は、女性にも使いました。 (兄弟姉妹のうち、年の若い者のことを指す言葉です) 「兄(え)」は、年長のほうを指します。 ですので、この場合は「男弟」とわざわざ「男」をつけていますので、今でいう弟のことですね。 その弟のほかに、ある一人の男が卑弥呼の寝所にも出入りして、身の回りの世話をしていたと書いてありますので、それが「隠し夫」のような存在だったのかもしれません。 その辺の詳しいことは、倭人伝には書いてないようです。
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- caesar-x
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魏志倭人伝には、あなたの引用箇所に、はっきり夫いないと書いてありますよね・・。 またそれ以前に「年すでに長大」ということは、つまり卑弥呼はもう婆だということですよ。 この記述の時点で、卑弥呼はかなりの年配だったようです。 千人の婢が仕えてて、そのなかに唯一の男性は「男子」ですが、これはをのこなら下男のことで、をのこごなら少年を意味します。 いずれにしても性的相手がいるふうには書いてないです。この人も召使(というか介護?)。 何しろ婆さんという認識でかかれてますし、その魏から倭王に封じられてから10年未満で亡くなったわけで、明らかにすでに高齢です。 男弟は、補佐して国を治めたとありますから、政務に関わったんでしょうね。
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回答ありがとうございました。卑弥呼は40歳からシャーマンになったことから、かなりの高齢でした。日本神話に出てくるスサノオが政務に関わった夫らしいということなります。当時の結婚は、シャーマンは世襲制で母親だけが分かればいいというような、価値観だったため、卑弥呼の実子の台与(壱与)しか分かっていません。
- SPS700
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『魏志倭人伝』「下記)には 卑弥呼について「年已長大無夫婿有男弟佐治国」とある記述ですね。 http://www.g-hopper.ne.jp/bunn/gisi/gisi.html 読み下しでは「年已に長大なるも、夫婿なく、男弟あり、佐けて國を治む。」 これを信じるなら「無夫婿」であった。 白鳥 清は「男弟」はカンナギであったろう、と推定しています。 僕は専門家ではありませんので「卑弥呼の夫にあたる」というのは、どうかな、と思っただけです。
お礼
回答ありがとうございました。卑弥呼が日本神話では、天照大神なので、男弟にあたるのが、スサノオということになります。卑弥呼は結婚をしていて、「台与」(壱与)という実子の娘がいます。ただ、昔の結婚の価値観では、女のシャーマンが世襲することから、母親だけ分かればいいといったようなものでした。そのため、卑弥呼の父親や夫が誰か、分からないそうです。
その通りで、言い換えれば年下の愛人だったということです。
お礼
回答ありがとうございました。年下かどうかという、文献がなかったので、分からないです。
お礼
回答ありがとうございました。私の本では、卑弥呼の弟ではなく、政務に関わる1人の男として書かれていました。実弟ではないそうです。ですが、隠し夫のような存在だったという話ではないかと、私も思っています。