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魏志倭人伝に記されている「宗女」って何?
「卑弥呼の宗女壹与年十三才なるを立て王となし、国中遂に定まる。」 魏志倭人伝には上記のように記されていますが 宗女とはどういう意味ですか?
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質問者が選んだベストアンサー
いまでも、芸などの家元のことを「宗家」と言いますが、この場合の「宗」は、正統であること、嫡出であることを意味します。 したがって、「宗女」は「嫡出(正統の血縁)である娘」ということになります。
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- mappy0213
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回答No.1
壱はハーンと読んで「王」の意味でした。與は朝鮮語でチュダと発音し、これと同音にシムチュルとあり「筋」という意味があります。與はchuとかchurと言いますので、壱與はハーンチュルと発音することになります。 朝鮮語の言葉にハーンチュルギというのがあり、意味は「一つの同じ系統・同じ血筋・ひとすじ」というものです。ですから「宗女壱與」とは「卑弥呼と同じ血筋・卑弥呼と一つの同じ系統」と言っていることになるのです。 ってな感じの解釈があります
質問者
お礼
おおー! ほとんど、即答ともいえる回答をありがとうございます。 朝鮮語で壱與は「一つの同じ系統・同じ血筋・ひとすじ」 という意味・・・ 興味深い説ですね! 卑弥呼には夫はないと記されていますが 卑弥呼であろうとされているヤマトトトビモモソヒメは 伝説によれば、「ホト」をついて死んだ、とありますからね。 まあ、姪だとも考えられなくはないですが・・・。 知りたかったのは「宗女」の意味だったんですが とても参考になりました。感謝します♪
お礼
早速の回答をくださり、ありがとうございます。 「宗」は嫡出(正統の血縁)という意味なのですね。 ナンバー1さんが教えてくださった説が正しければ 二重に正統の血縁であることを強調したことになりますね。 感謝いたします♪