- ベストアンサー
SPSSによる因子分析で因子数が決定できず困っています
- SPSSによる因子分析を行った結果、因子数が決定できず困っています。
- 質問紙調査で画像を使用し、回答結果を合計した項目数が58項目です。
- 主因子法プロマックス回転を適用した結果、第1因子の固有値が異常に高く、因子数の決定が難しい状況です。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
大変失礼ですが、ご質問の意味が分かりません。 おそらく、因子分析についての基本的な理解ができていらっしゃらないのではないかと思います。 つまり、ご質問に書かれた範囲のことで判断すれば、因子分析が実施できるような実験計画になっていないと考えざるを得ません。 >画像数は58枚なので、項目数は58項目になっています。一つの項目につき、3つのイメージにについてそれぞれ5件法で答えてもらうため、この3つの結果を合計したもので一つの項目としています。 ここにそもそも基本的な間違いがあると考えます。 通常の考え方では、画像数(つまり、刺激数)=項目数という設定はしません。 「3つのイメージ」というのが、58枚の画像に対して、共通した測定内容と思われますから、この場合、普通は、1つの刺激に対して、3項目の変数(測定値)があることになるのではありませんか? もしそうであるとすれば、この実験のデータは、58種類の画像(刺激)に対して、3項目の変数×104人分のデータがあるということになると思います。 この理解が正しければ、この3項目×104人のデータのそれぞれについて因子分析を行い、その結果を58種類の画像について比較を行うことになると思います(実際上、3項目の変数に因子分析を実施することはありませんし、58通りもの因子分析結果の比較はできませんが)。 このままでは、3項目の測定値について、104人分のデータを用いて、58種類の画像のあいだで差があるかどうかという比較しかできないと考えられます。 統計パッケージソフトは、数値を入れて、メニューを選択すれば、計算結果は得られますが、それがそもそも意味のある数値(データと呼べるような数値)であるのか、比較できる(可能という意味と、比較する意味があるという意味の両者で)数値であるのかなどについて、事前によく考える必要があります。 質問者様の場合、そもそも実験の目的が何であるのか、それに対して用いた測定法が適切であるのかどうか、因子分析を実施して何をしたいのかなど、実際のデータ処理以前というよりも、基本的には、実験(質問紙調査)を実施する以前に検討すべき点が多々おありかと思います。 以上、もし、勘違いや誤解を元に回答しているようでしたら、追加説明をお願いします。
お礼
ありがとうございました。 参考にさせていただきます。