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「はたち」と「はつか」はなぜ「にじゅう」と言わない
日本語を勉強中の中国人です。「はたち」と「はつか」はなぜ「にじゅう」と言わずに、独特な発音をしているのでしょうか。「にじゅうさい」、「にじゅうにち」と言ったら、不自然に聞こえるのでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。
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> 「はたち」と「はつか」はなぜ「にじゅう」と言わずに、独特な発音をしているのでしょうか。 こんなサイトが見つかりました。 https://kids.gakken.co.jp/box/nazenani/pdf/19_kotoba/X1200007.pdf > 「にじゅうさい」、「にじゅうにち」と言ったら、不自然に聞こえるのでしょうか。 「にじゅうさい」、「にじゅうにち」でも通じるし分かりますが、あなたの言われるように少し不自然に聞こえます。 「にじゅうさい」は、「にじゅっさい」か「にじっさい」ですね。 最近は、年齢差を「1個上」とか「1個下」とか言う人もいますが、私は不自然に思います。 やはり、「1歳上・1年上」とか、「1歳下・1年下」のように言ったほうがいいですね。 --- 日本語独特の「物の数え方」は、覚えましたか? https://hyou.net/ka/kazoekata.htm また、日本語には非常に多くの「オノマトペ」が有りますが、これも覚えましたか? https://www.weblio.jp/content/%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%9A 日本語オノマトペ辞典・一覧 https://nihongokyoshi-net.com/onomatopoeia/ オノマトペの例 物音がしない時は、「シーン」 幽霊・お化けが出る時は、「ヒュー・ドロドロ」 大雪が降っている時は、「シンシン」
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- chihiro0531
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●なぜ20歳を「はたち」と言うのか? 「はた」は、20を意味する古語(昔用いられた単語で、現代では普通は用いないもの)です。 「はた」は、個数が20個又は順番が20番目であること。 「はたち」は「はた」に数詞の「ひとつ=一つ・ふたつ=二つ」のように「つ」が付加したものが変化した言葉で、20歳を意味します。 戦国時代、20歳になった青年は、主君の紋所(家紋)を染め抜いたのぼりを持って決死の覚悟で戦場に向かったのです。 その幟には20個の「ちち(主家を表す旗で、大将の所在を示す目印)」がつけていたので、命を賭け決断できる年齢と言う事で「はたち」と言われるようになったという説があるのです。 その古語が今も伝わっていると考えてください。 「はたち」は古語ですのが、現代語で20歳を「はたち」「にじゅっさい」の両方が用いられます。 ●なぜ20日を「はつか」と言うのか? これはは和語が変化した読み方で、ついたち(1日)、いつか(5日)、とうか(10日)と同じような呼び方をしたときのものです。 また「か」は日や日数を表します。 もともとは「2=ふたつ」「10=とお」ということで「20=ふたつとお」「20日=ふたつとおか」といった。 これが「ふたつとお」→「ふとう」→「ふつ」→「はつ」と言いやすい音に変化していった。 現代語では「はつか」「にじゅうにち」の両方が用いられます。
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。興味深く拝見いたしました。大変勉強になりました。
- f272
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日本語の古来からの数の言い方に基づきます。数の言い方として ひとつ ふたつ みっつ よっつ いっつ むっつ ななつ やっつ ここのつ とお というのを知っているでしょう。20は「はた」です。 > 「にじゅうさい」、「にじゅうにち」と言ったら、不自然に聞こえるのでしょうか。 「にじゅうにち」は言うときはありますが,古来の言い方をするほうが美しいと感じています。でも2月のことを「如月(きさらぎ)」というのはすでに廃れてしまいました。これと同じような運命をたどることでしょう。 「にじゅうさい」は別の意味で不自然に聞こえます。二十歳は「にじっさい」と読みます。促音便になります。
お礼
ありがとうございます。如月のほうが美しく感じております。廃れたら寂しくなりました。いろいろ大変勉強になりました。
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >「はたち」と「はつか*」はなぜ「にじゅう」と言わずに、独特な発音をしているのでしょうか。「にじゅうさい」、「にじゅうにち」と言ったら、不自然に聞こえるのでしょうか。 ⇒これらは、日本語の古語です。ちなみに、10, 20, 30~100の言い方は以下のとおりです。 十(とお)、二十(はた)*、三十(みそ)、四十(よそ)**、五十(いそ)、六十(むそ)、七十(ななそ)、八十(やそ)、九十(ここのそ)、百(もも)。 *二十日を「はたか」と言わない理由: 二十日「はつか」は、もともとの発音は〔hataka〕でしたが、第2音と第3音のaが衝突を避けるために異化が起こった結果です。 **四十(よそ)を使った用例: 「私も、早や四十路(よそじ)。不惑の歳と言うけれど、惑(まど)いっぱなしです。」 =「私も、(人並みに)40歳代となりました。(論語によれば)40歳は不惑の歳と言われますが、惑ってばかりいます。」 なお、1, 2, 3~10は、今でも、昔からの数え方を普通に使いますね。 「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とお」。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。大変助かりました。
- are_2023
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それが日本語です 1日・・・ついたち、いちにち、いちじつ 20日・・・はつか、にじゅうにち、書き方も複数あって二十日、廿日 上・・・じょう、うえ、うわ、かみ、あげる、のぼる 生・・・せい、しょう、じょう、いきる、うむ、はえる、なま、おう、き 読み方が沢山あるのが日本語です 地名、人名に使われる 神戸も、こうべ、こうど、ごうど、かんべ、かんど、じんこ、じんご、かのと、などが有ります
お礼
ありがとうございます。確かにそうですね。
- Yoshi(@Yoshi2810)
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はたちは年齢を表す時に使います。 はつかは日にちを表す時に使います 漢字ですと… はたちは『二十歳』と書きます はつかは『二十日』と書きます 一応、『にじゅうさい』や『にじゅうにち』の表現もありますが電話でのやり取りだと聞き間違えが多くなりやすいです。 相手にいかに分かりやすく伝えるかで表現が複数あります。
お礼
ありがとうございます。いい勉強になりました。
お礼
ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。特に最初のサイトは大変助かりました。いろいろとても勉強になりました。