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因子分析を行おうとしています。
因子分析を行おうとしています。 バリマックス回転(こちらは、SPSSで因子分析を行った経験有り)とプロマックス回転の使い分けについてご教授いただきたいのです。直行回転と斜交回転であるといった説明は、ネットや書籍を見る限り分かります。しかし、どのような時にバリマックス回転を使い、どのような時いプロマックス回転を使うのかが分かりません。是非、ご教授をお願いいたします。 また、上記の分析を行う時、欠損値(回答が得られなかった項目)は、データから除外するべきでしょうか ?
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No.1です。 補足でご質問の件です。 小生が現在手元で使用していますのは、Ver.16ですので、バージョンが異なると、多少違いがあるかも知れません。 型……変数が、数値か文字かなどを区別するものです。マウスでクリックすると、欄の右側に「...」のマークがでます。そこをさらにクリックしていただくと、選択肢が表示されますので、そこから選べます。ただ、今回のデータは、すべて6件法ということですから、とくに変更の必要はないと思います。 ここにある「幅」は8、「小数桁数」は2がデフォルトになっています。幅の数値は、半角サイズで何文字(何桁)入力できるかを示しています。したがって、変数の方で「文字」を選び、日本語で入力しますと、全角サイズになりますので、この場合は、4文字までとなります。 幅……データビューの変数欄の幅のサイズを指定します。本質には影響しませんので、とくに変更する必要はありません。 小数桁数……データビューの変数欄の数値について、小数点以下何桁まで表示するかを指定します。評定尺度法をお使いのようですし、計算を行う上で、とくに本質的な影響はありませんから、ここも変更の必要はありません。 値……例えば、性別について、男性=1、女性=2というように数値化しているときに、値の欄に「1」と、それに対する「ラベル」の欄に、「男性」と入力し、さらに、「追加」をクリックしますと、変数の各値に文字をラベルとして割り当てることができる、というものです。ここでラベルを追加しておけば、計算結果を表示するとき、性別の例で言えば、「1」とか、「2」だけでなく、「1 男性」「2 女性」と表示され、便利です。6段階の評定尺度についても、同様です。 欠損値……「欠損値」そのものは、お分かりかとは思いますが、調査対象者がある項目について、回答し忘れてしまったり、2重に回答したりして、データが得られない場合を言います。データエディタで、それを空欄にしてあれば、ここはとくに変更する必要はありません(デフォルトでは、「欠損値なし」になっていると思います)。個別に欠損値を指定したい場合(例えば、「-99」など)には、それを「個別の欠損値」を選択して、該当する数値を入力しておきます。欠損値を、範囲で指定することも可能で、それが「範囲に個別の値をプラス」で指定します。 列……列の幅を文字数として指定するときに使います。「幅」と同じです。 配置……データビューの各セルで、右寄せ表示をするか、センタリングか、左寄せかを選ぶのみで、本質には影響しません。 尺度……入力した数値が、「名義尺度」、「順序尺度」、「間隔尺度」、「比例(比率)尺度」のいずれかを指定します。これらの4種類の尺度の区別は、どの統計の本にも載っていますので、まずはそれらをご確認ください。SPSSでの「スケール」は、間隔尺度と比例尺度とを合わせて、この名前で呼んでいます。性別や、所属、学年などでは、「名義」を選びます。6件法で得た回答は、因子分析を行う場合には、「スケール」を選んでおいてください。 役割……申し訳ありませんが、SPSS Ver.16では、見当たりません。 以上、補足させてもらいます。
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- vzb04330
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No.1です。 心理学関係の領域で、SPSSの利用についての初歩レベルの参考書としては、いつも次のものを推薦しています: ・小田利勝(2007):ウルトラビギナーのためのSPSSによる統計解析入門,プレアデス出版,¥2,200 ・米川和雄・山崎貞政(2010):超初心者向けSPSS統計解析マニュアル,北大路書房,¥1,800 また、因子分析について,数式なしでの説明が必要でしたら、次のものがよろしいでしょう: ・松尾 太加志、中村 知靖:誰も教えてくれなかった因子分析―数式が絶対に出てこない因子分析入門 ,北大路書房,¥2,625 以上、追加してお知らせします。
お礼
朝早くからメールをしています。 また、vzb04330さんに質問です。 因子分析をした結果、スクリープロットの傾斜から、3つの因子を設定し、バリマックス回転 最尤法を行いました。昨年、まとめた数値を見ると、回転後の負荷平方和として、固有値、寄与率、累積寄与率が書かれていました。繰り返しになるかもしれませんが、私自身、統計は素人であり、昨年の今頃は(今もですが)意味も解らずに、因子ごとの.5以上の数値(.4以上という説の方が有力と聞きました)を拾って、因子を命名しました。 ところが、出力を見ると、説明された分散の合計と題された表の中に、3つ、初期の固有値、抽出後の負荷量平方和、回転後の負荷量平方和とありました。 昨年の自身のメモでは、分散の%が寄与率、累積%が累積寄与率と書かれていました。 そこで悩んだのは、上記3つのうち、どれを固有値、寄与率、累積寄与率として掲載していいのか解らなくなりました。 よろしければ、再度、ご教授いただけないでしょうか。
補足
先日は有難うございました。 また、疑問が出てきました。といっても、基本的な事です。 私は、6件法によるデータをとったのですが、これをエクセルにデータビュー(D)にデータ入力したのですが、変数ビュー(V)の部分の変数設定(言い方は正しいか分かりません)に戸惑っています。 300人以上の方に、就職に関する質問紙を行いました。例として、給与面、通勤時間が短い 等です。これを 1 ~ 6 までの数字が書かれた用紙(変数は、20あります)に印刷した次第です。変数ビュー(V)には、名前、型、幅、小数桁数、値、欠損値、列、配置、尺度、役割とありますが、名前の部分のみ、変数の省略された説明を入力しました。 私の場合、以下、どのように設定すれば良いか、ご教授いただけないでしょうか。細かい説明は、ご足労をおかけいたしますので、それぞれ、このように設定といった説明で結構です。 よろしくお願いいたします。
- vzb04330
- ベストアンサー率74% (577/778)
どのようなデータについて因子分析を実施しようとしていらっしゃるか、分かりませんが、因子の回転については、原則としては、次のように使い分けをします。 ・想定された因子の間に相関関係を仮定しない……直交回転(直行ではありません) *バリマックス法は、直交回の代表的的手法であることはご理解のことと思います。 ・想定された因子の間に相関関係があると仮定する……斜交回転 *同様に、プロマックス方は、斜交回転の代表的手法です。 以上のことはご理解になって、その上で、実際にどうしたらよいかという点をご確認なさりたいかも知れませんね。 1つは、まったく相関関係のない因子というのは、実際的には考えにくいので、初めから斜交回転(プロマックス方)を実施するというのが、実際的な選択肢でしょう。 もう1つは、両方の因子回転を実施してみた結果を比較して、よりよく説明ができる方を採用する、というきわめて実際的な選択も可能です。 いずれの方法を採用するにしても、研究目的から、結果の解釈、考察に至までの説明の筋道がきちんと通っていれば、問題はないと考えます。 因子分析は、計算プロセスは、統計学的、数学的に厳密な手法ですが、研究結果の分析法法として利用する場合、ある程度の恣意性が残る方法といえます。 例えば、得られた因子の命名には、研究者の主観的な考えがかなり反映されるという意味では、恣意性が入る余地がかなりあります。 どちらの回転方法を採用するかにも、研究者の判断が入るという点では、それと同様に恣意的な部分があると私は考えています。 ただし、じょうきのように、「説明の筋道がきちんと通っている」ことはお忘れなく。 欠損値の扱いについては、その項目に関して、かなりの対象のデータが欠損しているのであれば、項目そのものを除外した方がよいと考えられます。 しかし、ごく一部の対象のデータが欠損している程度であれば、「ペアごとに除外」を選べばよいでしょう。 以上、ご参考までに。
お礼
お礼の返信。遅くなり、たいへん失礼しました。 vzb04330さんに感謝いたします。 私自身、検定は素人であり、昨日、「ペアごとに除外」の意味をSPSSのサポートにて問い合わせたところです。ご存知のことと思いますが、サポート自体、平日の9時から17時までしか受け付けておらず、まとめなければならないデータも、来週の月曜日までと急を要していました(現在もそうですが)。 検定の原理よりも、使い方を知りたい。必死な思いです。
補足
補足ですが… 何度もお礼の返答をしようと試みたのですが、以前のメールアドレスが登録されていたようです。 再三、苦慮した結果、何とかお礼の回答ができました。 また、近日中にお力をお借りするかと思います。 有難うございました。
お礼
早速の回答、有難うございます。 vzb04330さんには、今回の件で助けられています。お礼の言葉も一言では伝えきれません。 先日、書き込みをしたように、私は、昨年、因子分析を行っています。ただ、社会人でありながら、東京図書から販売されたスチューデントバージョンを使用していました。 本日、昨年の出力を開こうとしたところ、最新版のバージョンでは、開くことができませんでした。 尺度についても、消えかけた記憶をたどり、ネット上で見たことを思い出しました。 昨年も6件法で質問紙を行ったのですが、尺度の部分では、順序尺度を選択したような気がします。 今となっては、確かめる術もありませんが。 重ねてお礼を申し上げます。有難うございました。