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文法、「どういうことなのか」
①上記文中の、「こと」とは文法的にはどう説明できますか。 ②同様に、「なの」とは一体、何者なのでしょうか。 ご教示、宜しくお願い致します。m(_ _)m
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こんばんは。 辞書から引用いたします。 > 「どういうことなのか」 > > (1)上記文中の、「こと」とは文法的にはどう説明できますか。 【こと】(名)《連体修飾語を受けて》言葉で表される内容。意味や指示対象物。「急にそんなことを言われても困るよ」「何のことかさっぱり分からない」明鏡国語辞典 【こと】言ったり考えたりする内容の、存在・形成を問題にする場合に使う語。(ア)言語で表すところの存在・内容。「こんな―も話し合った」「ばかな―を言う」「何のことかわからない」岩波国語辞典 【どう】(副)様子・方法などについて疑いを表す語。どのように。どんなふうに。「中は―なっていますか」「―すればいいのか」明鏡国語辞典 【いう】(他五)《「どう」+「―」「―・った」の形で》物事や事柄を定かではないものとして示す。どのような~。どんな~。明鏡国語辞典 上記では文法的な説明になっていませんが、形式名詞的用法とでもいうのでしょうか?これについては詳しい方のご説明をお待ちください^^; > (2)同様に、「なの」とは一体、何者なのでしょうか。 【なの】《連語》疑問の意を表す。「この地方は冬でも暖か―?」「イルカってクジラの仲間―?」※形容動詞の連体形語尾「な」または助動詞「だ」の連体形「な」+助詞「の」。明鏡国語辞典 となっています。 引用ばかりで大変失礼いたしました。
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- lyrics
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こんばんは。 分からないなりにも少し調べてみました^^ No.2様の回答より > とすると「ことか」のほうは、単に「疑問」、「ことなのか」のほうは、「確認」の疑問というふうに整理すれば、わかった気になれるかもしれません。 > > △1:「ほんとうはどういうことか。」 > ○2:「ほんとうはどういうことなのか。」 > > 1がやや不自然で、2が自然だとすれば、だいたいこの答えでよさそうです。 『助詞・助動詞の辞典 東京堂出版』には、No.2様の記述内容と同じことが書かれていました。 -------引用------- 3.文型から見た準体助詞の用法【の】 (4)文末・句末の疑問の助詞「か」の前に位置して、確述意識を添える。「の」がない場合は、ただの疑問表現にすぎない。 *もう出かける【の】か? *いったいどうなる【の】かと、はらはらして見ていた。 ------------------
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詳細なご回答、重ね重ねお礼申し上げます。ありがとうございました!
- otasuke009
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1 については、質問者が疑問に思う点がどういうことなのかはっきりつかめません。 文法的には「名詞」です、と答えれば一番単純なのですが、 まさかそういう質問ではないでしょうね。 2 疑問文の文末に来る「か」の前の「の」はわたしも不思議な感じがします。よくわからないままに書いているので、あまり真に受けないでください。 もちろん、品詞で説明すれば、No.1で書かれているとおりで、 断定の助動詞「だ」の連体形+格助詞「の」(準体言の用法) ということなのですが……。 疑問文1:「(~は)どういうことか。」 疑問文2:「(~は)どういうことなのか。」 1も2もどちらも同じような意味の疑問文なのですが、 違いが説明できそうにありません。それこそ「どういうことなのか?」と言いたくなります。 おおざっぱに言えば、準体言の「の」は「こと」と置き換えて良いので、疑問文2は、 △疑問文2’:「(~は)どういうことなことか。」 と同義で、どうも「しつこい」疑問の表現の仕方と言えそうな気がするのです。その「しつこさ」の正体を明らかにするために、平叙文の場合で考えてみようと思います。 平叙文1:「(~は)~だ。」 平叙文2:「(~は)~なのだ。」 平叙文1と2の使い分けについては、ひとつだけわかることがあります。それは、文章の中で出現する場所が違うということです。 例を挙げます。 「おれは男だ。(なぜなら)どんなときでも逃げはしない。(だから)おれは男なのだ。」 「なのだ」は、このように締めくくりの表現として用いられるのが普通です。繰り返し「確認」するときの表現と言ってもいいでしょう。 逆にしてみます。 「おれは男なのだ。(なぜなら)どんなときでも逃げはしない。(だから)おれは男だ。」 最初に「なのだ」が来るだけなら許容できそうですが、最後が単に「だ」なのは、ちょっと違和感が大きいですね。最後は「確認」でないといけません。 とすると「ことか」のほうは、単に「疑問」、「ことなのか」のほうは、「確認」の疑問というふうに整理すれば、わかった気になれるかもしれません。 △1:「ほんとうはどういうことか。」 ○2:「ほんとうはどういうことなのか。」 1がやや不自然で、2が自然だとすれば、だいたいこの答えでよさそうです。 「なの」は「確認」の気持ちの表現です。
お礼
謝辞、遅れまして、申し訳ないです! 頂いたご回答、じっくり拝読させて頂きました。 お時間割いて頂いたことと親切心に心より感謝致します。 ありがとうございました!
お礼
謝辞、遅れまして本当に申し訳ないです。 じっくり拝読させて頂きました。よく分かりました。 お時間割いて頂いたことと親切心に心より感謝もうし上げます。 ありがとうございました!