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古典文法
祇王こそ入道殿よりいとま給わつて出でたんなれ。 上記の文の「たんなれ」の部分を文法的に説明したいのですが、 まず、この部分をどう区切ればよいのかという段階からわかりません。
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出で+たる+なれ と区切って考えてください。 「たん」は、「たる」の撥音便です。 「たる」「なれ」は、どちらも助動詞です。
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- tarohkaja
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回答No.2
先の回答に付け加えて、係り結びの法則があります。 祇王こそ の「こそ」に対して 「なれ」、 文末が已然形に変化することで、 「祇王こそ」 の祇王を強調しているわけです。 係り結びを使わなければ、祇王は入道殿よりいとま賜り出でたるなり というふうに終止形の 「なり」 で終わるわけです。 「ぞ」 に対して 「ける」 も同様です。 この場合は連体形になって 「ぞ」 をつけた主体を強調します。 月は出にけり と言えば普通の言い方ですが、 月ぞ出にける と言えば特に月を強調しています。
質問者
お礼
丁寧な回答、ありがとうございました_(._.)_ 強調の見抜くのが苦手なので、多くの問題を解いて見抜けるようにしたいです。 お世話になりました。
お礼
簡潔な回答、ありがとうございました。 案の定、授業で当てられ、なんとか答えることができました。 撥音便をすっかり忘れていたので解けませんでした。 テストも近いので復習に力を入れようと思います。 お世話になりました。