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作曲の基礎技法-シェーンベルグ

宜しくお願します。 タイトルの本の第3章に「動機の扱い方と使い方」という 項目があります。 そこに「動機は反復して用いる。そのときは、もとのままの形でもよいし、修飾しても、展開してもよい」とあるのですが、 この修飾とか展開が具体にどういう現象なのかが解りません。 修飾は元の動機に対して付加える事。 展開は元の動機の関係を組み替える事、位に解釈しているのですが。 この本を読んだ事がある方、説明して頂けないでしょうか。

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noname#192232
noname#192232
回答No.1

その著書は読んだことがありませんが,ベートーヴェンの交響曲第5番の動機について 書かれたものを読んだことを思い出しました。 第1楽章冒頭の動機が姿を変えて出てくるのは第1楽章の中では勿論ですが, 他の楽章の中にも随所に出るという内容でした。 ずっと以前のことなので記憶が曖昧で,具体的にどこに潜んでいるのかは覚えていなくて 自分で分析する力もありませんが,スコアを見て,これかな?と思うところはあります。 下記でスコアを見ることができます。 http://www.dlib.indiana.edu/variations/scores/bgp5237/large/index.html 上記ページの左側から各楽章を開き,黒三角ボタンでページを操作できます。 第3楽章では, 53ページのホルンに始まる(四分音符3つと付点二分音符)の形も第1楽章冒頭の 動機だという説明だったような気がします。 第4楽章では, 77ページのファゴット,コントラファゴット,チェロ,コントラバスの動き, 79ページから80ページのホルン,トランペット,ティンパニーの3連符, 93ページの管楽器とティンパニー, 99ページから101ページの3拍子になるところも もしかして第1楽章冒頭の動機の変形(展開)かも?と思えます。 シェーンベルグの著書は読んでいませんので的外れかもしれませんが, 「動機は反復して用いる。そのときは、もとのままの形でもよいし、修飾しても、展開してもよい」 この一文からベートーヴェンの交響曲第5番のことが例として思い浮かびました。

bellunder
質問者

お礼

スコアを紹介して下さりありがとうございました。 参考にさせて頂きます。

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