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シェーンベルク・ベルク以降に作られた十二音技法のオペラは?

タイトルのとおりです。 彼らのオペラが大好きですが、それ以外の作品をあまり聴く機会がありません。 できればCD(日本語対訳つき)またはDVD(日本語字幕つき)で聴ける作品をお願いします。また日本で上演された作品はありますでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

十二音技法のオペラはあまり数がないので、もうご存知の作品ばかりかもしれませんが、 ルイジ・ダルラピッコラ「夜間飛行」「囚われ人」 「囚われ人」は、わりと最近NHKで放映されました。わりと演奏機会が多いみたいですから音源、映像などはありそうです。たしかお店でCDを見たような、、、、? アイロス・ツィンマーマン「兵士たち」 LPで出ていたもののリイシューだったと思いますが、CDは出てました。以前ネットオークションで手に入れようとしたら、目が飛び出るほどの高値になったのであきらめたことがあります。ビデオもあったよな、、、、? ハンツ・ヴェルナー・ヘンツェも現代の作曲家にしては多くのオペラを書いていますが、12音技法からは離れてしまった人ですね。あと、ヘンツェの師匠、ヴォルフガンク・フォルトナー「血の婚礼」 実は、テレビで放送された「囚われ人」以外、実際に聞いたことありません。音源も演奏機会も乏しいですし。 #1さんの挙げておられる「マクベス夫人」(改作版「カテリーナ・イズマロア」)は、12音技法ではないですが、音楽の表現が過激でベルクに近いテイストです。実際、ショスタコービチはベルクのオペラをよく研究していたらしいです。こちらはCD、DVD(LD)が、数種出ています。去年だったか、EMIからでたDVDは演奏、舞台ともお薦めですが、字幕が英独仏(伊?)だけでした。

yebi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

yebi
質問者

補足

「夜間飛行」「囚われ人」「兵士たち」すべて知りませんでした。 アマゾンで探してみたのですが、CDやDVDはありませんでした。 他のサイトやタワーレコードかHMVも探してみます。 ヘンツェのオペラはサントリーホールで聴いたことがあります。 前衛的な作品には違いないですが、十二音ではなかったと思いました。 とても、参考になりました。

その他の回答 (3)

回答No.4

URLが抜けてました。 Bernd Alois Zimmermann (ベルント=アイロス=ツィンマーマン) Die Soldaten/兵士たち http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=59120 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=616021

yebi
質問者

お礼

何度もご回答いただきまして、本当にありがとうございます。 URLも大変役に立ちました。 また、この現代音楽のカテで、お世話になることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

回答No.3

外国語なのでカタカナ表記にバラツキがあったりして、検索にかからないのこもしれませんね。原語の綴りを参考までに。 それと、私も興味があったので入手可能のソースを検索してみました(URL)。夜間飛行はソースがなさそうですが、ダルラピッコラの2作は国立劇場で上演されていて、両方ともNHKが収録・放送していたみたいです。そのうち再放送があるかも Luigi Dallapiccola (ルイジ/ルイージ=ダルラピッコラ/ダラピッコラ/ダッラピッコラ) Il prigioniero/The Prisoner/囚われ人 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=615837 Bernd Alois Zimmermann (ベルント=アイロス=ツィンマーマン) Die Soldaten/兵士たち Wolfgang Fortner (ウォルフガンク/ウォルフガング=フォルトナー) Bluthochzeit/血の婚礼 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1099814

  • Ta595
  • ベストアンサー率57% (525/911)
回答No.1

こんにちは。 「ヴォツェック」「ルル」以外で,音源のある十二音技法のオペラ,という条件は大変に難しいと思います。 音源が手に入るオペラで,十二音技法ではなくとも,オペラの雰囲気や作曲技法としてそれに近いものとしては,次のような感じかな,と思います。 ☆ショスタコービチ 歌劇「ムツェンスク郡のマクベス夫人」 http://www.hmv.co.jp/Product/detail.asp?sku=1825050 ストーリーは「ルル」に似ていると言えなくもないです。音響的には,ずいぶん違いますが,前衛的には違いありません。 ☆プロコフィエフ 歌劇「炎の天使」 http://www.hmv.co.jp/search/index.asp?genre=700&keyword=%89%8A%82%CC%93V%8Eg ロシア・アヴァンギャルドの影響が大きかった頃のプロコフィエフの作品です。ゲルギエフの映像があったように思っていたのですが,見つかりませんでした。私の勘違いかもしれません。彼の演奏による日本語対訳つきのCDは少なくともある(あった)はずです。なぜならば,私が持っているので(笑) ☆メシアン 歌劇「アッシジの聖フランチェスコ」 私の知る限り,映像ソフトは見たことがありません。CDとしては,これがアメリカのamazonにありました。 http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00000JSAO/104-8987810-2324700?v=glance また,小澤/パリオペラ座の初演コンビによるものもあったはずです。(余談ながら,紹介CDを指揮しているケント・ナガノはその時のアシスタントだったとか) 日本盤の有無はよく分かりません。ごめんなさい。 その他,タイトルだけなら知っている,という作品もいくつかありますが,それは割愛します。ひとつだけあげるならば,製作に20年以上かかり,上演に一週間かかるという,シュトックハウゼンの「Licht」(光)でしょうか。ただ,「ルル」などのような劇性は期待できないと思います。聴いた事がないので,これ以上のコメントはできませんが。 以上,お望みの答えとは違ったかもしれませんが,ご参考になれば幸いです。

yebi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

yebi
質問者

補足

やはり、十二音技法のオペラはベルク以降には作曲されていないのですね。 でも、その理由がよくわかりませんでした。 「ルル」なんて大変、魅力的だと思いますから。

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