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Poppy又は、Poppiesに「教会」の意味はありますか?
こんにちは、いつもお世話になります。 現在、ムアコック著「紅衣の公子コルム(Corum)」という洋書を翻訳本と共に読み進めているのですが、 その中でこんな文章がありました。 セリフの背景: 混沌の神アリオッチと対面した主人公コルム公子、その時の混沌の神アリオッチの分別くさい話の一部、 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Nature gave birth to poppies and daisies. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 第三部6章神の饗宴(The God feasters) 斉藤伯良訳 ハヤカワ文庫 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自然はヒナゲシ(教会)や、ヒナギク(立派な人物)を産み出した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 辞書で調べても(ジーニアス英和、ロングマン英英、オンライン英辞郎、Urban Dictionary.と4っ程辞書を調べました)、ヒナギク=dasyに、「立派な人」の意味は発見できても、ヒナゲシ=poppyにどうしても、「教会」の意味が発見できません(「おじいちゃん」の意味はあるようですが、、関係ないですね、、。) 考えられるのは、教会=>法王=>pope=>複数形はもしかして、poppies(?) どうしても、何故ヒナゲシが教会を象徴しているのか分かりません。 教えてください、よろしくお願い致します。
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http://www.michigannd.com/index.asp?Type=B_PR&SEC={CB0E9245-4D27-406F-A448-239DDD25E6A8}&DE={9371AD18-196F-4613-ABCA-D69C59AB621D} 花壇作りの人に言わせると、ポピーはキリストの血を意味するそうです。(The Poppy represents Christ's Blood Drops.) となると教会と全く無関係ではありませんね。 http://woodville4.tripod.com/language.htm Daisy の花の意味はいろいろあるようですが、下記で many virtues という説明が出て来ますので、「立派な人物」を意味するのかも分かりません。 Generally speaking, daisies indicate innocence, purity, and gentleness on behalf of both the giver and the receiver. Daisies say, "You have as many virtues as this plant has petals," or, "I will consider your request." A white daisy represents shared feelings of affection, while a red daisy tells of beauty unknown to the possessor. 断片的な情報ですが、ご参考までに。
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- FurbyS_OK
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完璧に勝手な想像です。 カトリック教会において教皇の下にいる偉い人たちをカーディナル(枢機卿)と呼ぶようですが、その人たちが着用する帽子と法衣の色が赤いことと関係があるの「かも」しれません。 モネの有名な絵画「ひなげし」の中の一面に咲いているひなげしの様に西洋のひなげしは真っ赤(に近い)色なので、その辺の関連で隠喩に使われるの「かも」しれません。 また 赤は昔からキリストの血とも関連付けられることが多く、「博愛」を意味することとも関係があるの「かも」しれません。 引き続き リサーチ 頑張ってください。 違ってたらごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >カトリック教会において教皇の下にいる偉い人たちをカーディナル(枢機卿)と呼ぶようですが、 映画とかでは、Eminenceと呼ばれているので、てっきりEminenceかと思っていたのですが、これは尊称で、枢機卿は、cardinalだったんですね! これはまた勉強になりました。でも、呼ぶときはEminenceまたは、Your Eminenceの方がよく聞きますね。 >また 赤は昔からキリストの血とも関連付けられることが多く、「博愛」を意味することとも関係があるの「かも」しれません。 なるほど、赤にはそんな意味があったんですね! 勉強になりましたありがとうございます。 改めて、ご回答ありがとうございます。
- never-ness
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当方も少し調べてみました。目を通したものは 『英語イメージ辞典』三省堂 『世界シンボル辞典』三省堂 『英米故事伝説辞典』冨山房 『世界シンボル大事典』大修館書店 『神話・伝承事典』大修館書店 『イメージ・シンボル事典』大修館書店 『英語成句辞典(簡約版)』秀文インターナショナル 『ブルワー英語故事成語大辞典』大修館書店 『カッセル英語迷信俗信事典』大修館書店 『花精伝説』八坂書房 『キリスト教の神話伝説』青土社 『花の神話伝説』八坂書房 『英米風物資料辞典』開拓社 かな。洋書のシンボル辞典は疲れてパス。 で、poppyが「教会」を意味する語として記載された項目は見つけられませんでした。残念。 上記中、アト・ド・フリースの『イメージシンボル事典』のpoppyの項目(505p)には3として 3.眠りと忘却のもたらす慰藉を表す:教会の会衆席に彫られて(ママ)ケシは天上の眠りを表す。またその緋色は再生を表す。 の記載がありました。ムムッ、残念。お役に立てませんでした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 すごい数の辞書をお持ちですね! まるで、ダビンチコードにでてくる博士並みの紋章や象徴学の知識をお持ちの方とお見受けします。 >3.眠りと忘却のもたらす慰藉を表す:教会の会衆席に彫られて(ママ)ケシは天上の眠りを表す。またその緋色は再生を表す。 こういう意味があったればこそ、教会に彫られているんですね。 本当に勉強になりました。 おそらく、沙羅樹並みにヨーロッパでは意味がある植物なんでしょうが、日本人にはナカナカとピンときませんね。 改めて、御礼申し上げます
- M_Sato
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こんにちは。もう第三部ですか。結構ペースが速いですね。 zatousan様は、翻訳本に旧版(剣の騎士、剣の女王、剣の王が別々になった版)を使っておられますね。3冊が合本になった新版『永遠の戦士コルム1 剣の騎士』では該当箇所がこう変わっています。 斉藤伯好訳 ハヤカワ文庫 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 自然はヒナゲシ(豊穣)やヒナギク(純潔)を産み出した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 旧版で訳者は何かの根拠があってそうしたのかもしれませんが、新版ではそれぞれの花が象徴する順当な言葉になっています。 『ジーニアス英和大辞典』ではpoppyの項に「豊穣の象徴」と書いてあります。 (因みに、No.1様が挙げているpoppy headの訳語に「〔建築〕けし飾り, 頂華《教会の長椅子の側板の飾り》.」とあります。これが旧版の根拠かもしれません。) daisyについては『ランダムハウス英語辞典』に「花言葉 innocence(純真無垢), peace(平和), hope(希望).」の記載があります。 ご参考までに。
お礼
いつもお世話になります。 達人は新版をお持ちですか、僕は本当に翻訳者様に申し訳ないのですが、古本で買ったので、旧版なんです。 それにしても、同じ本を愛読している達人がいると本当に心強いです。ありがとうございます。 なるほど! 新版では辞書に載っている象徴する物なんですね、もともと原本では()自体が無いのですから、斉藤先生が親切心で「ネイテブはこの意味も想像するんだよ。」という配慮だったのだと思います。 旧版の意味は、根拠があったにしろ、神と人間との戦いのファンタジー小説で、原作者が暗喩したかったのは(教会)よりも、(豊穣)だろう、と思いなおしたんでしょうね。 この箇所は、()内がないと確かに日本の読者には『?』なので、翻訳者も大変ですね。 >もう第三部ですか。結構ペースが速いですね。 分からない箇所は全部ここで質問させて頂いていますから、本当に達人いつもありがとうございます。 御蔭様でやっと「剣の騎士」が終わって、今から「剣の女王」です。 達人のように、すらすらと読めるように早くなりたいのですが、中々思うようにいかないものです。 まだまだ、英語力が足りなくてこれからも沢山質問すると思いますが、よろしくお願い致します。 いつも本当にありがとうございます、達人の御蔭で洋書の読書が続けていられます。
- bakansky
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必ずしも「教会」の意味に結び付くかどうかまでは確信がもてませんが、poppy と church とは、まんざら無縁でもないみたいです。 古い教会の中には、座席(bench)の端に poppy の飾りがついたところがあるようです。 "poppy-head" で検索してみると、下記のページに定義があって、15、6世紀のゴシック風のベンチに彫られたもので、特に植物としての poppy ではないみたいなことが書かれているみたいです。 → http://www.encyclopedia.com/doc/1O1-poppyhead.html 実際、下記のページの写真は dragon が彫ってあるのだそうです (それでも写真のキャプションには poppy head bench とあります。15世紀半ば頃のもの)。 → http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://s0.geograph.org.uk/geophotos/01/27/63/1276378_5a6af0f6.jpg&imgrefurl=http://www.geograph.org.uk/photo/1276378&usg=__DQ-TCHniARl03HfDHnzo1rPFZS0=&h=640&w=426&sz=68&hl=ja&start=1&sig2=76MaRTWW7vdibtiwNqfE1g&tbnid=IDLfkNkYvvKZWM:&tbnh=137&tbnw=91&prev=/images%3Fq%3Dpoppy%2Bhead%2Bbench%2Bchurch%26gbv%3D2%26hl%3Dja%26sa%3DG&ei=vms7SqjGOIeBkQXi0e2xDg 下記のページの Bench ends の部分にあるのも poppy-head です (イギリスのケント州の Doddington Church)。 → http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.twokentvillages.org/doddington/doddington_buildings/3doddington_church_images/Poppy_head4.jpg&imgrefurl=http://www.twokentvillages.org/doddington/doddington_buildings/3_Doddington_church.html&usg=__WRCvpLCdnU3nQBeUyyphcVlR3YU=&h=175&w=180&sz=10&hl=ja&start=7&sig2=WEuGDOapVtTl9Iqq5F6z2A&tbnid=idOC9i0cTBBrKM:&tbnh=98&tbnw=101&prev=/images%3Fq%3Dpoppy%2Bhead%2Bbench%2Bchurch%26gbv%3D2%26hl%3Dja%26sa%3DG&ei=vms7SqjGOIeBkQXi0e2xDg 教会とのつながりという点に限れば、無きにしも非ずというくらいは云えそうな気がします。
お礼
こんにちは、度々お世話になります。ご回答ありがとうございます。 なるほど! 検索ですか! 単語の意味を調べると言ったら、辞書しか思いつかず、検索は全くしていませんでした。 <必ずしも「教会」の意味に結び付くかどうかまでは確信がもてませんが、poppy と church とは、まんざら無縁でもないみたいです。 古い教会の中には、座席(bench)の端に poppy の飾りがついたところがあるようです。> ご提示のURL拝見しました。 確かに何か関係がありそうですね。 回答者様を見習って、僕も色々と検索してみたんですが、白いpoppyが"no more war"を意味するだとか、赤いpoppyが~~だとか出てきましたが、どうしても、poppyが教会を意味するんだ!という決定的な何かは発見できませんでした。 何かの言葉遊びなんでしょうかね、、。 改めて、ご回答ありがとうございます。
お礼
達人ご回答ありがとうございます。 >花壇作りの人に言わせると、ポピーはキリストの血を意味するそうです。 この一文の御蔭で検索の幅がずっと縮まり、やっと発見できました!!! <Poppy - Represents Christ's blood because it is one of the flowers said to have sprung up at the foot of the cross from where drops of Jesus' blood fell.> http://listsearches.rootsweb.com/th/read/FOLKLORE/2000-12/0977599598 (引用元URL) 西洋の民話で、「十字架刑にされたキリストの血から、poppyが生えた」という伝説があったようです。 沙羅双樹の西洋版が、ポピーだったのか!!! それなら、(教会)とカッコを入れたくなった翻訳者の気持ちも分かります、(十字架刑にされたキリストの血から、poppyが生えたという伝説があった)だと、長い、と思って『要するに』(教会)を象徴としたんでしょうね。でも、この小説は、異世界のファンタジー小説。 この小説世界では、キリストは存在していない。 なので、新版では、(豊穣)としたのだと思います。 やっと、やっと解決しました。 本当にありがとうございます。 >Daisy の花の意味は これは、意外と簡単にジーニアス英和辞典に「<<略式・今はまれ>>第一級の人(物)」と載っているので解決していたのですが、さらなるご情報ありがとうございます。 中世の世界観の小説だと意外と英単語が難しいです。 ありがとうございます、これからもよろしくお願い致します。