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形容詞の名詞化
※ 例えば、 厚い-厚さ-厚み ○ 熱い-熱さ-熱み × 暑い-暑さ-暑み × とはこれ如何に?
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>憎い -憎さ -憎み × 憎しみ ○(「し」が要求される) なぜ「し」が要るか? 「み」をつけて名詞になっているのは、みんな形容詞か形容動詞です。 「し」のない「憎み」だと形容詞から名詞になった感じがしません。 動詞「憎む」の連用形のような感じがします。 だから、わざわざ「し」をつけて、形容的名詞の感じを出したんじゃないかな? 「夕涼み」は「涼む」という動詞から変化したように思います。 ○その他のことについて 前の回答で申しましたように、「み」は、「さ」では出しにくい微妙な味を出すものが多いように思います。 日本語が出来てから何千年か何万年か知りませんが、最初の頃からは大きく変化(進化と退化)してきたはずです。 必要に迫られて造語されたものも結構多いです。 形容詞の名詞化は、「さ」をつけることから始まりました。 そうして、大抵の形容詞には「さ」がついて名詞化されました。 ところが「さ」のついたものでは、微妙な味を出すのに不自由に感じる人が出てきました。 そこで「み」つけることが始まりました。 調べたわけではありませんが、「み」のついた方が後発のはずです。 ★断っておきますけど名詞としてですよ! ですから、現在は「み」を付ける形容詞の名詞化は発展の途中か、もしくは発展中に中折れ状態?になっているものと推定されます。 ま、全部の形容詞に「~み」の名詞は要らんでしょ。 「さ」のついた奴に全部「み」がついていないわけは、そういうことでしょ。 質問者さんが、例えば「うとみ」という微妙な味の言葉がどうしても必要だと思ったら、インターネットでせっせと発信し続けたら、そのうちに「うとみ○」なるかも知れません。 以上はみんな口から出まかせですので信用しないでください。 (でも自分は上の回答の通りだと思っています(*^)。
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>※ その語のネィティブだからといって外国人にその語を教えられるわけでは ない、っちゅ~のはこういう事を言うんでしょうな。 質問者さんは外国人かね? それじゃあちょっと理解しにくいだろうな。 各品詞の活用形がどうなっているか、系統立てて勉強すると理解が進むと思うよ。 まあ、頑張ってチョウダイ。 ではね。
たびたびすみませんね。 あのう、動詞の連用形はそのまま名詞になります。 念のため。
- nakaizu
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有名な崇徳院の歌に「瀬を早み、岩にせかるる…後略」というものがあります。 「早み」は現在では使われていませんが、昔はあったのです。つまり、「形容詞+み」 は非常に古くからありました。 ただし、この歌の例でもわかるように、名詞としては使われていません。 原因や理由を表す副詞として使われています。 それが、名詞としても使われるように変化していったのだと思われます。 「さ」をつけて名詞にする用法はずっと後になってできました。 つまり 副詞的用法→一部が名詞化→大部分の「形容詞+み」が消滅→「形容詞+さ」の用法ができる といった経過をたどったものと思います。 「涼し」を変化させた「涼み」は現在使われていませんが、「夕涼み」は使われている例などをみても、かつて使われていたものの一部だけが残っているのだと実感できます。
補足
※ 涼しい-涼しさ-涼しみ × But 夕涼み ok!! でかした。 はこっちぃ措いといて、語尾の「み」を許容する語 しない語 この違いは何故? を考えるとノイローゼとなるので それはせず、お礼を言って あ、その前に追伸 かゆい-かゆさ-かゆみ○ くすぐったい-くすぐったさ-くすぐったみ ×
うまいーうまさーうまみ○ おいしいーおいしさーおいしみX ・・・というが如し? 「み」という接尾語は「味」という字で書かれることもあるように、 微妙で主観的な感じを出す場合に付けられているように思います。 ハッキリした言葉に付きにくいように思いますが、調べたわけではありません。
補足
わざ 々 どうも 親しい-親しさ-親しみ ○ 憎い -憎さ -憎み × 憎しみ ○(「し」が要求される) うとい-うとさ-うとみ × 詳しい-詳しさ-詳しみ × 優しい-優しさ-優しみ △ 勉強しやすい-~しやすさ-~しやすみ × コノニホンゴハ ナゼ コ-ナリマ-スカ ? う~ん!? 答えられん
お礼
=有難う御座いました= ※ その語のネィティブだからといって外国人にその語を教えられるわけでは ない、っちゅ~のはこういう事を言うんでしょうな。 ※ 憎しみ-憎さも憎し・・の 憎し+み 憎しみ かも ※ 行く-行き 大阪行き 飲む-飲み 飲み会 の事として了解。 (下の回答へのお礼をも含む)