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分離のofについて

Two men robbed him of all his money.この場合のofは分離の意味のようですが、ofの持つイメージからなかなかピンときません。なぜこのような意味になるのか、どういう構造(?)なのか説明していただけませんか。

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  • -able
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回答No.2

分離の of とは、もともと off だと考えてみてください。なので、辞書で of を引くと数多くある意味のうち、「分離」だけ他から浮いてませんか? 代表的な文を挙げてみます。 Two men robbed him of all his money. The war deprived youths of educational opportunities. The new medicine has cured him of cancer. これらの文では rob, deprive, cure の対象がOである him, youths, him で 具体的に何から引き離されたのかが of... で述べられています。 直訳的にはそれぞれ 「盗む」→対象は「彼」→盗んだものは「お金」 「奪う」→対象は「若者」→奪ったものは「教育の機会」 「治す」→対象は「彼」→治したものは「癌」 というところでしょうか。 日本語とのあいだには構造的にギャップが出やすく訳しにくいと思われる用法なので、暗記しなさいと指導されることが多いようです。

noname#120814
質問者

補足

なるほどわかりました。そうすると This picture reminds me of my happy school days. 「私」と「幸せだった学校時代」との距離間を表していると考えてもいいのでしょうか。それともこれはいわゆる「関連」のofと考えるのでしょうか。また、分離のofだけがoffから生まれたものであると考えるのはどうでしょう。つまり分離のofは他のofとは違うものだという考え方です。そうするともっとすっきりするのですが。

その他の回答 (3)

  • mota_miho
  • ベストアンサー率16% (396/2453)
回答No.4

ご質問ですが私も興味があったのでインターネットの中を探してみました。明解に説明されているものはなかったのですが----。 ・rob A of B が取り上げられているサイト http://wiki.livedoor.jp/onishi_eah1/d/4341.%a4%c9%a4%a6%a4%b7%a4%c6%a1%a2%a4%b3%a4%a6%a4%ca%a4%eb%a4%f3%a4%c7%a4%b9%a4%ab%a1%a9%a1%a9%28EAH%29 ・国立情報学研究所のサイトには 'They robbed him of his money' 構造の起源とその発達(第1報) The Origin of 'They robbed him of his money' Construction and its Development (I) という論文があるようです。http://ci.nii.ac.jp/naid/110004080260/ ・off と of ですが、off は of から派生したようです。 http://www.etymonline.com/index.php?search=off&searchmode=none  

回答No.3

このofの用法、なかなか馴染めない人が多いようですね。 コレを理解するためには、格の用法の推移や変遷/統合といったものの歴史的な背景が分かっていないと、ホントの意味ではなかなか覚えられないように思います。 現代英語では、主格、所有格、目的格くらいしか意識する事はないと思いますが、このうちの所有格というのは元を辿れば、ラテン語などの属格と呼ばれる格が受け持つ幾つかの役割の中でも代表的な「所有」の意味合いで名詞を修飾する用法で使う事が多いため、英語では所有格という事が多いようです。 現代英語の所有格は人称代名詞で独自の形が辛うじて残存するのと、名詞+'sくらいなのですが、それは大元の属格の機能からするとほんの一部であり、あとの機能は「前置詞of+目的格」に置き換えて代用するようになりました。 で、肝心の属格の他の機能として「部分/同格」などに加えて、本来は別個の奪格と呼ばれる格が受け持っていた「起源・起点/分離」を表すものが、属格に吸収されていったのに伴って前置詞ofも同様にその意味を受け持つようになったという流れがあります。 では、なぜ奪格の意味合いを属格が受け持つようになったかという理由については諸説あるようですが、分離するという事は必ずその前にはくっついていた時があるわけで、それは即ち、「あるものの"一部分"であった→帰属していた→所有対象だった」という発想から、属格に吸収されていったのではという考え方もあるそうです。 彼と彼のお金というのは全くの無関係ではなくて、robされる前までは帰属関係にあったわけです。 そう言う名残をofが表しているとも言えるかもしれません。 こういう分離のofは動詞との関連だけでなく、一部の形容詞とも使いますが、例えば、I'm independent of my parents.において、独り立ちする前は私は両親が世帯主である家庭に属していたわけですよね? そう考えると、前置詞にofを使うのも何となく納得して来ませんか?

  • wathavy
  • ベストアンサー率22% (505/2263)
回答No.1

まずは、rob~of~は、まるまる覚えてしまいました。(私は) 分析しようとすると、robが動詞で目的語himを取り、説明としてof以下のものをというような形になると思います。別に、rob him at でもよさそうなもんですが、やっぱり、彼の何を奪ったのかというと、ofという感じがぴったりします。 文法的には解説不可能です。(すみません) keep away of, stay out of get out of なんとなく、こういうofに近い感じがします。

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