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複素数の不等式の証明

複素数a,bについて、 ||a|-|b||≦|a-b| の証明なのですが、 解説で、 ||a|-|b||^2 _ =|a|^2-2|a||b|+|b|^2≦|a|^2-2Re(ab)+|b|^2≦|a-b|^2 の、 _ |a|^2-2Re(ab)+|b|^2≦|a-b|^2 が理解できません。 ご回答よろしくお願いします。

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回答No.4

中途半端な解答をせず、どうせ実数を使って証明するなら初めからやれば良い。 a=x+y*i、b=m+n*i (x、y、m、nは全て実数、iは虚数単位)とする。 |a|=√{x^2+y^2}=A、|b|=√{m^2+n^2}=B、|a-b|=√{(x-m)^2+(y-n)^2}=Cであるから、証明すべきは、|A-B|≦C。但し、明らかに、C≧0. つまり、これは両辺共に非負の実数から2乗しても同値。 従って、(右辺)^2-(左辺)^2=2{√(x^2+y^2)*√(m^2+n^2)-(xm+yn)}≧0. 何故なら、シュワルツの不等式から、(x^2+y^2)*(m^2+n^2)≧(xm+yn)^2≧0。等号は、mx=ynの時。

moriyou
質問者

お礼

なるほど。 了解しました。 しかし、元の解答のどのような点が中途半端なのでしょうか?

その他の回答 (4)

回答No.5

>元の解答のどのような点が中途半端なのでしょうか? 君が質問した解答の事ではない。君の質問へ解答した者の解答を言っているだけどね。

moriyou
質問者

お礼

比較して >どうせ実数を使って証明するなら初めからやれば良い。 の意味がわかりました。 ありがとうございました。

回答No.3

●要するに × |a|^2-2Re(ab)+|b|^2≦|a-b|^2 ○ |a|^2-2Re(ab)+|b|^2=|a-b|^2 ということですね?  ≦とすると考えすぎちゃうんじゃないんですか?

moriyou
質問者

お礼

確かに・・・。 訂正ありがとうございます。

noname#101087
noname#101087
回答No.2

文字順がメタメタでした。誤記訂正。 ---------------------------   a = c+i*d, b = f+i*g と実/虚-表示。   (|a||b|)^2 = (cf)^2 + (cg)^2 + (df)^2 + (dg)^2   {Re(ab~)}^2 = (cf + dg)^2 = (cf)^2 + 2*(cfdg) + (dg)^2 両者の差をとってみると、   (|a||b|)^2 - {Re(ab~)}^2 = (cg)^2- 2*(cfdg) + (df)^2 = (cf - df)^2 ≧0

moriyou
質問者

お礼

ありがとうございます。よくわかりました。 ~が共役の記号だということは初耳です。 今度から使いたいと思います。 私は最近解析学を入門編の本を用いて勉強し始めました。 これからわからないことがたくさん出てくると思いますので、 そのときはまたよろしくお願いします。

noname#101087
noname#101087
回答No.1

step by step で。(a~ で a の共役を示す) 前半は、実数 |a|, |b| についての等式。   ||a|-|b||^2 = (|a|-|b|)^2 =|a|^2 - 2|a||b| + |b|^2  …(1) 後半は、複素数 a, b についての等式。   |a-b|^2 = (a - b)*(a~ - b~) = aa~ - ab~ - a~b + bb~ = |a|^2 - 2Re(ab~) + |b|^2  …(2) …ここまでは OK ですね。 残りは、   |a||b|≧Re(ab~) …の地道(退屈)な証明を。 まず、   a = c+i*d, b = e+i*f と実/虚-表示。   (|a||b|)^2 = (cf)^2 + (cg)^2 + (df)^2 + (dg)^2   {Re(ab~)}^2 = (cf + dg)^2 = (cf)^2 + 2*(cgdf) + (dg)^2 両者の差をとってみると、   (|a||b|)^2 - {Re(ab~)}^2 = (cg)^2 + (df)^2 - 2*(cgdf) = (cg - df)^2 ≧0 つまり、   (|a||b|)^2 ≧{Re(ab~)}^2   |a||b| ≧ Re(ab~)  …(3) の関係が得られる。 式(3) を式(1), (2) に適用すれば、||a|-|b||^2 ≦ |a-b|^2 だとわかります。  

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