いろんな解法が出ていますが、原始的に積み上げてみます。
まず、aの符合を決定します。
これは簡単で、
3x+2y=-12a
の式と、xとyが正の整数であることから、
左辺>=0 であることがわかります。(等号が成立するのはx=y=0のとき)
よって、右辺も正になるはずですが、-12がaにかかっています。
よって、
a<0
aは負の数であることがわかります。
又、3x+2yは12の倍数であることも、aの整数値を求めるという題意より
わかります。
求めたいaが整数なので、二本目の式より、
xはyより大きいこともわかります。
(2x+ay=6 より、x,yは共に正、aは負なので)
x>yであり、3x+2yが12の倍数であるようなxとyとそれに対応するaの
組み合わせ(x,y,a)は
(6,3,-2),(10,3,-3),(10,9,-4),(12,6,-4),(14,3,-4),(14,9,-5)
のようなものがあります。
これらを二本目の式に代入すると、それぞれ
12-6=6
20-9=11
20-36=-16
24-24=0
28-12=16
28-45=-17
となります。
よって、a>=-5の範囲では、
(x,y,a)=(6,3,-2)
が答えです。
(もう一つくらいは答えがありそうですが、数値が大きくなるにつれて、
二本目の式のayの増え方が2xの増え方をしのぐと思われるので、
答えは1つか2つ、せいぜい3つだと思われます)