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明治時代に設置された産業組合

1900年施行の産業組合法により設置された産業組合なんですが、調べてみると「販売・購買・信用・生産」などの事業を行う組合とあるんですが、販売・購買・信用・生産とは具体的にどんなことをするのでしょうか?また何故このような産業組合が設置されるようになったんですか? 質問1 販売・購買・信用・生産のそれぞれの具体的内容 質問2 産業組合設置の背景

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  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.1

産業組合は協同組合のことです。協同組合といえば農協はご存じだと思いますので、 そちらと重ね合わせてイメージして下さい。 背景は産業革命の頃まで遡ります。工場の建設による大規模資本の参入は地方の中小、 とりわけ個人でやっているような家内制手工業を壊滅に追いやりました。 とにかく資本力、技術力、労働力ではまったく太刀打ちできません。 しかし、零細企業でも産業の隙間になくてはならない存在です。 そういった零細企業を保護しようとする試みは各国で行われました。 銀行のような大資本の下に融資を受けますと、零細企業はすぐに大資本に吸収されてしまいます。 そこで出資制の協同組合をつくり、会員同士の相互協力により運営されました。 出資制というのはミニ株式のようなものだとおもって下さい。 現在の日本でも信金などの会員になるには1口500円程度の出資が必要です。 こういう仕組みをつくることによって大規模資本による吸収を防いでいます。 日本でも明治維新後の工業化で先進国と同じようなことがおこり、 欧米に使者を派遣して制度を研究します。特にドイツを主に手本としたので、 現在の協同組合もドイツと似たところが残っています。 用語の解説は下記URLをみてもらうとして、今までの流れで分かるように重要なのは信用です。 協同組合系の金融機関は専業で信用金庫と信用組合があり、 更に各協同組合も金融業務を行っています。 通常は協同組合の資金力はそれほど大きくありませんが、 JAバンクと労金は規模が巨大になりすぎて信用金庫を逆転しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD%E7%B5%84%E5%90%88

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