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産業報国会

1938年ごろから産業報国会が結成され、1940年には大日本産業報国会が結成されますよね。いったいどんな組織なのか、具体的な活動がわかりません。ただ、工場や企業におかれたことから、厳しい指導により生産性を維持し、国に報いるぞ!的な雰囲気があるのですが、いったいどんな目的でどんな活動を行ったのか知りたいのですが・・・。お願いします。

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回答No.2

概ね、質問文のイメージで合っていると思います。 大日本産業報国会とは、戦時下の労働者の統制組織であり、1938年以来、それまでの労働組合が解散したのに代わって、労資一体を意図して各職場に設置された単位産業報国会を、政府が直接指導に乗り出して1940年11月に全国団体として結成され、労働強化・戦争協力を労働者に強制したものといわれます。 平易にいえば、旧来の労働組合が会社に対して「賃金を上げろ!」などと要求し対立していたのと代わって、経営者と労働者が一心同体になって、「戦争に勝つぞ!」という目的に転換したわけで、その上位に政府の統制が働いていたのです。 尚、参考URLに「富士フイルムのあゆみ」というHPを添付しました。その一番下の「従業員の増大と産業報国会の結成」というところに、産業報国会の具体的な活動内容が載っています。 これによると、労資の懇談・福利厚生を基本として、様々な活動が戦争遂行の名の下に行われたことがわかり、会社単位での産業報国運動の一例になるかと思われます。

参考URL:
http://www.fujifilm.co.jp/history/dai1-07.html

その他の回答 (1)

回答No.1

国家主導による一種の「国営労働組合」みたいなものです。 それまであった「総同盟」を解散させて作りました。 戦争を遂行する為にのみ発足しました。 旧ソ連の労働組合(国家が運営。つまり御用組合)と同じと思えばいいでしょうか。 大日本産業報告会は昭和20年に解散しました。

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