企業の連結決算は、どの範囲まで?
企業の連結決算は、どの範囲まで?
連結決算について質問です。
「連結決算とは、資本的および実質的に支配従属関係にある法的に独立した複数の会社からなる企業集団を、経済的な観点から単一の組織体とみなして、その経営成績および財政状態を把握するための決算方法のこと」(あずさ監査法人)
言葉の定義は上記で理解できるのですが、具体的にどの範囲までが連結決算対象となるのでしょうか。
たとえば、企業Aのある部門が分社・独立するとします(分社化した会社をベンチャーBとします)。
通常の分社化の場合、ベンチャーBの親会社である企業Aが全株式を保有することになると思いますが、分社化にあたり、ベンチャーBは他社(企業Cとします)からの資本も受け入れるとします。
つまり、ベンチャーBは企業Aと企業Cの2社が親会社ということになりますが、企業Aや企業CにとってベンチャーBが連結対象になる要素は、出資比率ということになるのでしょうか。
また、出資比率の場合、たとえば下記のような場合はどうなるのでしょうか。
・企業A:企業C=6:4
・企業A:企業C=5:5
・企業A:企業C=4:6(あるいは3:7)
もしくは、上記でいう「実質的に支配従属関係」というのは、必ずしも出資比率だけではないのでしょうか。
たとえば、企業Aと企業Cの出資比率が仮に4:6だったとしても、両社が取締役を派遣するなど経営面で何らかの関与をしていれば、両社ともベンチャーBを連結対象にすることができるのでしょうか。
質問ばかりで申し訳ありません。
ご回答いただければ幸いです。
お礼
ありがとうございます。