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質問をふたつ
まず- (1) 食べないじゃない/来ないじゃない と 食べないンじゃない/来ないンじゃない これらは、前者が結果を見て/後者が予想 である事は日本人ならすぐ分かる。 が、ところでこの「ン」は文法的にどのような説明が? (2) 食べてみる 読んでみる 電話をかけてみる 等々の「みる」に 漢字の「見る」を使っていいものでしょうか? 以上、ご存知でしたら~
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(1) 食べないんじゃない = 食べないのではない 「ん」 準体助詞「の」が転じたもの http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%93&dtype=0&stype=0&dname=0ss&pagenum=1&index=121160200000 「の」 断定・推定を表す準体助詞 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%AE&dtype=0&stype=1&dname=0ss&pagenum=1&index=115246000000 「じゃない」 「ではない」が転じたもの http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%84&stype=0&dtype=0 (2) 今は「~てみる」とひらがなで書くことが多いようですが、ちょっと昔の夏目漱石先生などは「~て見る」と「~てみる」を併用されているようです。 ためしに青空文庫に収録されている「こころ」のテキストを検索してみたら 「て見る」12箇所 「てみる」22箇所 でした。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html
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- kzsIV
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ユーマイト オモエド キョーノ アツサカナ です 冬の場合は some fish 言ったところで仕方のないことはわかってるよ、でも、やっぱり……
- kzsIV
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>「しかし今日は暑いネ~!!」 You might think, but Today's at fish. という、ニセ英文を思い出します。 その場に居る人のだれもが承知していることが前提になっている、先行文が省略されている、と考えてはどうですか。やはり、接続詞。
お礼
※ ハハ~!! つまり、自分は暑いと思う、かつ客観的状況も「カンカン照り」 誰もが「暑い」と思うに相違ない ⇒ しかし う~ん う~ん (汗) 「しかし」自体にはそんな意味は無い、 しかし、その場で用いるに日本人としては何等の抵抗もない~実感が伴う。 しかし、う~ん う~ん 一体お前は誰なんだ (大汗!!)
- LN-TF
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(1)は既に解決したと事ですので回答は不要と致します。 (2)「利用して見よう」等は、「利用して」(その結果を/その様子を)「見よう」と云う気持ちがあるのかも知れません、が普通はそこ迄意識しているとも思えません。 国語政策では、「みよう」とすべてカナ書きを推奨しているようですし、ビジネスや公用の文章ではその方が良いでしょう。しかし、小説や随筆などとなると話は別です、読み易さや文章のバランスを考えてあるいは好みで「見よう」とか「見やう」とかしても良いと思います。 明治から大正期の作家の中には可也宛字としか云えないものを使っている人もいますし、最近の文庫版等の流布本は漢字をかなに直したりしているものも有るようなのであてにはなりません。このようの事には校訂のしっかりしたものをテクストとして使うべきだと思います。 又、夏目金之助漱石を例にあげている方がいますが、漱石は宛字の多い作家で「サンマ」を「三馬」とか、「バケツ」を「馬穴」などの例もあり適当とは思えません。 国語に一家言あるのは、森林太郎鴎外ですし、幸田成行露伴あたりは漢籍の知識にも造詣が深かったので例としてはこのような人を択ぶべきと考えます。(両人とも校訂のしっかりした全集が岩波書店から出ています。) (3)は難しい問題です。「間投詞」とするのも一案ですが、いきなり「ところで、僕はどうなっているの」などもあります。 これが一連の会話の中で出てくるならば、説明はつきます。 甲)「今度の懇親会の会費はAさんとBさんとは五千円、Cさんは三千円でいいよ。それでビールは飲み放題だからね」 乙)「ところで僕はどうなっているの?」 甲)「えー、参加するのー?!」 ** 甲)「扇風機の位置と風の強さを調節し直したから少しは違うと思うよ。」 乙)「ありがとう。ちょうどよい風が来るよ」 甲)「しかし、今日は暑いね」 ** これらの会話の中での場合は、間投詞とするより、前の会話を受けてその流れをかえるためと云えます。
お礼
※ 詳しいご説明、有難う御座いました。 (2) 通常、相手が「行ってみようヨ」と言った場合どう解釈したら~ これが「言って / 食べて みよう」ならば「言う/食べる ヲ 実行/体験 しよう」 とすぐ分かるんだが。 (3) 言葉は理屈ではなく「その場の雰囲気だ」 100人中99人までが「しかし、腹減ったネ~」に疑問を感じない のならば、「この重箱の隅をほじる」のは野暮。 ハイハイ、私は野暮です。
- kzsIV
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>食べないじゃない と 食べないンじゃない >前者が結果を見て/後者が予想 である事は日本人ならすぐ分かる。 あんたちっとも[食べないじゃない]。←結果を見て あたしの作ったものは食べないの。 いやいや、熱いものは苦手じゃ。 もう少しさめたら「食べないじゃない」ぞ。←予想 あの人 きっとあんなものは「食べないんじゃない」 ←予想 そうね。だけど彼は嫌いで「食べないんじゃない」のよ。願をかけてるの。←結果 現代の動詞・形容詞などの終止形は、古語の連体形の準体用法が陳述動詞化したものです。準体用法とは、動詞・形容詞などを名詞のように扱うものです。 「食べないじゃない(←タベネージャネー)」の規範型は「食べない+で+は+ない」で、「名詞(不食)+で+は+ない」という構造です。江戸中期まではこの形が普通でしたが、江戸後期には完全に名詞化するために、形式名詞「の」を添えるのが一般的になりました。つまり、「食べないの+で+は+ない」で、「名詞(不食)+で+は+ない」という構造です。 古い表現と新しい表現とが現在に混在していると、それぞれの表現が担っている歴史的様相が意味・用法の違いとして認識されます。「行くがいい。」と「行くのがいい。」は同じ構造ですが、ある年代に老人語と若者語の違いになり、その時の表現環境が語意・用法に転化し、指示命令と希望表明とになります。 類似した表現は、その違いを殊更に拡大して理解しようとしがちですが、違いを縮小して別の表現とのへだたりを認識することも必要です。 P←────────→Q ではなくて (P←→Q)←────────→R
お礼
※ いや~かたじけのう御座った。 日本人ですら迷走しがちなこの国の言葉-外国人学習者はさぞ・・。 ・閑話休題-外国人妻が作った料理をダンナのお母さんが食べて一言 「美味しいじゃない」 -「不味い」と解釈した若妻は泣き出したとか。 くう~、分ッかるな~。 形容詞と形容動詞の区別 / ~じゃない には「複数の意味がある」が分かっていなかったんだな。 以上は余談、いい~勉強になりました。
- dulatour
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1)については立派な回答があるので、コメントしません。 2)については、実際の目で捉える以外の「みる」は[補助動詞]と呼ばれるものです。同類に「~なっていく」というような用法の「いく」があります。学校文法では、[補助動詞]は漢字で書かずに、仮名書きで書くように指導しています。 3)については、会話的な表現なので文法的な解釈は難しいですが、あえて文法的に解釈すれば、[接続詞]ではなく[間投詞]的な用法ということになるでしょう。
お礼
※ 有難う御座いました (1) 解決しましたです (2) そう、そうあるべきです。 (3) 間投詞ネ~!! 英語で言えば「am~」 韓国語で言えば「チョ~」かな 理屈っぽく言えば「さぁ~今から僕が話を始めるからよく聞いて」 換言すれば「前置き」落語で言えば「マクラ」かな~?
お礼
※ 早速のご回答有難うご座居ました (1) 食べないんじゃない = 食べないのではない は 甲 何か自分の言い分として 「君が作ったものを(僕は)食べない、とは言わないが」の 「食べないんじゃない」とも 乙 また、「折角作ったんだけどあの子こんなもの食べないのではないか」 とも解釈出来る言葉づかいですね。 いずれにせよ、「食べないのではない(か)」のくだけた言葉と理解しましたです。 (2) 「みる」は本来の 「見る」⇒肉眼 望遠鏡 顕微鏡 ・・・で 「みる」⇒試図する 体験/経験する との厳密なる使い分けのあった世界から「どっちでもいい、の世界」 へと引越しを済ませたかのようです。 つまり「行って見る/(一度)行ってみる」この境界がないかの如く。 (3) ついでと言っては何ですが-接続詞の「しかし」について 「君はそう言うけどネ、しかし僕としては~」には不自然さはないが (何の前提もない、つまり「接続」が無いにも拘らず) 会話の語頭を「しかし」で始める事があります 「しかし今日は暑いネ~!! しかし最近の株価は~」 これ一体何だとお考えでしょうか?