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確率について
さきほど(11月10日11:40PM頃)、NHKラジオ第一放送でゲストの方が言っていたことなのですが、確率の問題で気になったので質問します。 テレビの番組の話で、クイズのことです。 A、B、Cの3つのドアがあり、そのうちの一つのドアの向こうに当たりの賞品の車があります。 司会者が回答者にそのうちの一つを選ばせます。 回答者は仮にAを選んだとします。 そのとき正解を知っている司会者が、はずれと分かっているCのドアを開けて中が空っぽであることを見せ、回答者に再度問います。「本当にAでいいですか?」 この時、回答者が最初に選んだAを撤回し、Bを選ぶと正解になる確率が大きくなる・・・・。 そのようなお話でした。 わたしはAを撤回し、Bを選んだとしても確率は変わらないような気がするのですがなにぶん数学は不得手なもので、素人にもわかるようにご教示くださいませんでしょうか。 途中から聴き始め、都合で途中でラジオを消してしまったのでとても気になっています。
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この問題は、十数年も前にアメリカの雑誌に出され、多くの大学教授クラスの人が引っかかったことで有名になりました。多くの数学者が、投書で出題者の女性をバカにして、最後にこの女性が、これらの投書を公表して復讐したということです。 「モンティホール問題」として有名ですが、モンティホール自身は、有名なテレビクイズの司会者で、この問題とは直接には何のかかわりもない、と聞いています。 私は、パソコンで100万回の試行(モンテカルロ・シミュレーション)をしてみましたが、撤回が○のケースが約67万回、撤回が×のケースが約33万回で、#4さんの言われるとおりの結果になりました。 ごく初心者向けの類似問題があります: (オモテ赤、ウラ赤)(オモテ赤、ウラ白)(オモテ白、ウラ白)のカードが各1枚ある。ここから任意のカードを1枚取り出して机上に置いたら赤だった。その反対側の赤/白の確率は?
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- kumipapa
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> ごく初心者向けの類似問題があります: > 任意のカードを1枚取り出して机上に置いたら赤ということは、(オモテ赤、ウラ赤)か(オモテ赤、ウラ白)のいずれかですから、その反対側の赤/白の確率は単純に考えると1/2に思えますが、実際は違うのでしょうね。どういう計算をするのか分かりませんが。 騙されちゃあいけません。 机上に置いたら赤ということは、見えている赤は次の3通りのいづれかです。 (オモテ赤、ウラ赤)のオモテ赤 ・・・> その裏は赤 (オモテ赤、ウラ赤)のウラの赤 ・・・> その裏は赤 (オモテ赤、ウラ白)のオモテ赤 ・・・> その裏は白 だから、見えている赤い面の裏が赤の確率は2/3でしょう。
お礼
あっ!な~るほどぉ。 ( ̄□ ̄;)!! すっかり騙されてました。ありがとうございます。
- ILOVMIKI39
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No8です。 参考のサイトを熟読させて頂きました。 やっと理解しました。 私が間違っていたのですね。 勉強になりました。
お礼
ほんとにこのサイト、勉強になりますねえ。
- ILOVMIKI39
- ベストアンサー率22% (14/61)
私はただの素人なので難しい事は分かりませんが A、B、C のどれが当たりであっても、そして選択者が当たりを選んでもハズレを選んでも 最終的には2択になるので1回目の選択は実際には意味の無い事だと思います。 必ず2択になるならその時点での確率は1/2だと思います。変えても変えなくても1/2です。 これは選択肢が1000でも同じだと思います。 つまり司会者が必ず2択に持ち込むのだからそれまでの行為は無視出来ると思います。 条件が変わった(選択肢が減った)のに変えない時の確率が1/3のままはおかしいと思います。 3つの内の当たり1つがどれか分からないから1/3なんですよ。 選択肢が減って2択になっても1/3のままにしておくのはおかしいと思います。 条件が変わったのだからきちんと仕切り直すべきです。 もし視聴者が番組を途中から見た場合、2択の場面から見始めた場合、当てるのに不利有利が起きるのでしょうか? 最終的には誰の目にも2択で平等なのではないでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 わたしも最初はそう思ったんですよ。 Σ( ̄ロ ̄lll)
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
#5です。 初心者向けの類似問題: > 反対側の赤/白の確率は単純に考えると1/2に思えますが、 答だけ申し上げると「1/2は間違い」です。 > エクセルVBAならコードをご教示いただけると幸いです。 VBAではありません。ふつうのVBです。 Private Sub draw(x As Integer) ' 乱数 x = 0, 1, 2 のどれかを返す Do y = Rnd(1) If y <= 0.3 Then x = 0: Exit Sub If y <= 0.6 Then x = 1: Exit Sub If y <= 0.9 Then x = 2: Exit Sub Loop End Sub Private Sub cmdRun_Click() Dim p As Integer ' クルマの入っているドアの番号 Dim q As Integer ' 解答者が最初に選ぶドアの番号 Dim r As Integer ' 司会者が開けるドアの番号 Dim s As Integer ' 解答者が最終的に選ぶドアの番号 Dim result(1, 1) As Long For i = 1 To 1000000 draw p draw q Do draw r Loop Until r <> p And r <> q Do draw s Loop Until s <> r If s = q Then Changed = 0 Else Changed = 1 If s = p Then hit = 1 Else hit = 0 result(Changed, hit) = result(Changed, hit) + 1 Next i Debug.Print result(0, 0), result(0, 1), result(1, 0), result(1, 1) End Sub
お礼
VBのコード、ありがとうございます。 勉強になりました。
補足
VBのコードを教えてもらったのでVBAでやってみました。 VBAでも下記でうまく行きました。 1億回計算させましたが同様の結果でした。 Sub TEST01() Dim p As Integer ' クルマの入っているドアの番号(1~3) Dim q As Integer ' 解答者が最初に選ぶドアの番号 Dim r As Integer ' 司会者が開けるドアの番号 Dim s As Integer ' 解答者が最終的に選ぶドアの番号 Dim result(1, 1) As Long Dim i As Long, Changed As Long, hit As Long For i = 1 To 100000000 Randomize p = Int(Rnd * 3) + 1 q = Int(Rnd * 3) + 1 Do r = Int(Rnd * 3) Loop Until r <> p And r <> q Do s = Int(Rnd * 3) + 1 Loop Until s <> r If s = q Then Changed = 0 Else Changed = 1 If s = p Then hit = 1 Else hit = 0 result(Changed, hit) = result(Changed, hit) + 1 Next i Debug.Print result(0, 0), result(0, 1), result(1, 0), result(1, 1) 'それぞれ、変更無し&ハズレ、変更無し&アタリ、変更&ハズレ、変更&アタリ End Sub
- kumipapa
- ベストアンサー率55% (246/440)
私もひっかかった人間の一人です。 #4さんがおっしゃる通りで、 回答者がAを選んだ時点で、Aが当たりの確率は1/3、BまたはCが当たりの確率は2/3。そこで正解を知っている司会者がCがハズレであることを示しても、「BまたはCが当たりの確率は2/3」という状況に変化は無いんですね。なんとなく、CがハズレでAとBが残っているのだから、A,Bが当たりである確率は1/2のような気がすると思うのですが、それが違う。 回答者がAを選んだ時点で、司会者が取り得る行動は次のうち3つ。 ・Aが当たりなので、Bを開いてみせる AB ・Aが当たりなので、Cを開いてみせる AC ・Bが当たりなので、Cを開いてみせる BC* (Aは開きたくても開けない) このとき、AB、ACは同じ確からしさで起き得るのだけど、BC* はABやACの2倍の確からしさで起きる。で、司会者がCを選んだとなると、ACとBC* のいずれかであるから、Aが当たりであるACよりも、BがあたりであるBC* の方が2倍の確からしさがあり、Bが当たりである確率はAが当たりである確率の2倍。 BC* の確からしさが2倍というのが胡散臭いということであれば、次のように考える。回答者がAを選んだ時点で、司会者が取り得る判断および行動は次のうち4つ。 ・Aが当たりなので、B,CのうちBを開いてみせる AB ・Aが当たりなので、B,CのうちCを開いてみせる AC ・Bが当たりなので、C,AのうちCを開いてみせる BC ・Bが当たりなので、C,AのうちAを開けないのでCを開いてみせる BAC こう考えると、AB,AC,BC,BACはどれも同じ確からしさで起こり得ると考えられる。ここで、司会者がCを開いて見せたから、この時点で残っているケースはAC,BC,BACの3つ。このうちAが当たりなのは1/3で、Bが当たりなのは2/3
お礼
なるほど、そういう考え方をするのですね。 ありがとうございました。
- zk43
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これは、モンティホール問題というとても有名な問題です。 (アメリカのテレビ番組だったか?当時、相当な議論を巻き起こした 問題のようです。) まず、ドアを替えないで当たる確率は、最初に選んだドアが当たりの場 合なので、1/3です。 ドアを替える場合に当たる確率は、最初に選んだドアが外れの場合なの で、2/3です。 ドアが3つと少ない場合は、感覚的に確率が上がることが理解できない かも知れませんが、たとえば、ドアが1000枚あったとします。 このうち、1つが当たりです。 まず、1枚のドアを選んで、司会者が残りのドアのうち、998枚のはず れのドアをすべて開けて見せるとします。 こうなると、開けられなかった1枚のドアが当たりであると強く感じら れるでしょう。 この場合、ドアを替えないで当たる確率は、最初に選んだドアが当たり の場合なので、1/1000。 ドアを替えて当たる確率は、最初に選んだドアが外れの場合なので、 999/1000。 同じルールで、もっとドアが多い場合を考えても良いです。 一般に、ドアがn枚ある場合は、ドアを替えない場合は1/n、ドアを替え る場合は(n-1)/nが当たる確率になるでしょうか。
お礼
わかりやすい解説をありがとうございました。 なるほどそういうものなのですね。
- gakutensoku
- ベストアンサー率35% (14/40)
無粋な回答となりますが、この問題は 「モンティ・ホール問題」と呼ばれるものです。 詳細な内容は、参考URLをご参照ください。 ラジオに出演されていた方がどなたか気になります。
お礼
参考URL有難うございました。 > ラジオに出演されていた方がどなたか気になります。 http://www.nhk.or.jp/radiodir/pro/shinya.html で見ると、宗教人類学者 植島啓司氏のようです。
- chicken_man
- ベストアンサー率48% (83/170)
お礼
「モンティ・ホール問題」と言うのですね、初めて知りました。 参考URL有難うございました。
- koko_u_
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>素人にもわかるようにご教示くださいませんでしょうか。 確率の計算を省いて説明すると、司会者がアタリのドアを知っていることが重要です。 回答者にハズレのドアを見せることで、司会者の知識の一部が回答者に伝搬すると考えて下さい。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 > ごく初心者向けの類似問題があります: 任意のカードを1枚取り出して机上に置いたら赤ということは、(オモテ赤、ウラ赤)か(オモテ赤、ウラ白)のいずれかですから、その反対側の赤/白の確率は単純に考えると1/2に思えますが、実際は違うのでしょうね。どういう計算をするのか分かりませんが。 パソコンで100万回の試行をされたとのことですが、もしエクセルVBAでやられたのならコードをご教示いただけると幸いです。(VBAなら多少かじっていますので興味があります)