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不平等条約の目的について
修好通商条約についてなんですが・・・ 欧米が日本にこの不平等条約を結ばせた理由は何なんでしょうか 詳しい方がおられましたら教えてください
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日本から安く原料を調達し、高値で蒸気機関や船舶を売りつけるのが目的です。 この当時、 日本がアメリカに重工業製品を売りつけるとは考えていません。 家内製手工業の時代であり、紡績業にまず着手するのは明白ですので、 原料の絹、木綿を安値で輸入出来る事は予想出来ます。 重工業は無理だと言う見方をしていました。 資本の3大要素、 土地、資金、労働力から考えると、アメリカは日本を見下していました。 国力、技術力、経済力、国の体制も劣っていたので、 アメリカの脅威になるとは考えていませんでした。 二等国日本が、一等国ロシアに戦争で有利な条件で講和を結んだ。 世界各国は驚きました。(勝ったのではありません。) 当時の風潮では、 ここでようやく一等国と肩を並べたと言う自信を深めたようです。 第二次大戦の敗北より、 デパートメントをアメリカ商法として輸入します。 (個人店主) 生産ラインと言う自動化、合理化をアメリカから習います。 (1人、数人でその場で全部作る。) 戦後、昭和40年以降、日本はアメリカの技術に追いついたと見てよいと考えます。 ドル360円の固定から、アメリカに安い日本製品が大量に流入します。国内産業は衰退してしまい、失業者があふれます。 1960年代、日本車に日の丸を付けて労働者がハンマーで打ち壊すフィルムが報道されました。 このような貿易摩擦は1990年代までアメリカの大きな問題でした。
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- cyototu
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弱肉強食だからでしょう。相手が弱い、あるいは無知だと認めたらそれにつけ込んでうまい汁をすすろう、場合によっては植民地にしようと言う魂胆です。日本はこの方法を直ぐに学習したので、日本の圧力で開国した旧朝鮮に対して、そっくりそのままの不平等条約を結ばせました。日本はうまく立ち回ったのでその後欧米の植民地にはなりませんでしたが、朝鮮は結局日本に合併されてしまいました。 この弱肉強食、あるいは地政学的なアプローチは現在も生々しく生きて居ります。アメリカが今イラクのマリキ政府に不満を持っていますが、その最大の理由は、アメリカの要求したイラク国内の石油関連法をマリキ政権が未だに通すことをしないからです。この提案された法律は、石油に関して人類が今までどの国でも外国と結んだ事が無い際立った特徴を持っています。今までの法律ないし条約では、どれでも石油の所有権はそこの国に属して居り、外国の石油企業はそれを発掘、掘り出しの権利を買うという形で行われて居ります。ところが今度アメリカの要求している内容は、石油探査によってそれを見付け、かつ発掘した会社にその石油の所有権を与えるというものです。こんなのは不平等条約の教科書的な例ですね。 アメリカがバクダッドのグリーンゾーンという安全地帯の中に、既に人類が今まで造った事がある大使館の中で最大の大きさの物を造り上げており、その大きさはバチカンより大きいということは、ご存知だと思います。現在、イラク内の別々な所に数キロから十キロ四方の大きさを持つ、恒久的なアメリカ軍基地を既に4つ造り上げております。 私はアメリカに住んでいますので英語がわかるのですが、先日インターネットである質の高い英語のビデオを見ていたら、イラクの専門家が「見ていてご覧なさい、イラクがアメリカの要求している石油関連法を通過したら、その時からアメリカ軍のイラク駐留にドラマチックな変化が起こりますよ。それまでは、ブッシュ政権は兵隊の疲労回復のための数の増減はあっても、現状維持を続けますよ」と予言していました。
- tanuki4u
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文明国ではないから。 欧米基準では、平等条約を結ぶ文明国、不平等条約を結ぶ半文明国、植民地支配をする、未開地。この三つのカテゴリー分けがあります。 領事裁判権でいえば、 文明国:相手の裁判は文明国なので信じられる 半文明国:相手の裁判は信じられないので、自国民保護のために自国民は療治に裁判させる 未開地:植民地として裁判全部をやらざるを得ない という切り分けになります。