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「老い」に関する格言の出典を教えてください。

「老い」に関するこの格言の出典を教えてください。 「人間は老年期に入ると最早生きているとは言えず、生前の精力的で自律的だった自分が忘れられずにこの世にさ迷う亡霊のようだ」 正直前向きな格言でないのでわざわざ新たに質問しなくとも、とここで検索も掛けてみたのですが、老いに対して肯定的か、「だから若いうちに努力しなさい」的なものばかりであまり参考になりませんでした。 正直上記の格言も昔のうろ覚えなのですが、高校の現代文の問題文で孫引きされていたものなので有名な出典がちゃんとあると思います。 外国の偉人の格言だと翻訳の時点でニュアンスも簡単に変わるそうなので、「似たような言葉知ってるよ」でいいから(ただ、できれば孫引きでなく原典で)教えてください。 また、老いに対して「人間一生若い」とか「老いてからでも何でもできる」みたいに妙にポジティブな格言や、「すぐ老いるから若いうちに努力しなさい」的なもの以外の格言なんかがあれば(自分で作ったとかでなく出典があるもので)それも教えてください。

みんなの回答

回答No.2

  ── 万人のうちで、英知に専念するのみが暇のある人であり、このよ うな者のみが生きていると言うべきである。それは、彼らが単に自己の 生涯を立派に守っているからだけではない。/彼ら以前に過ぎ去った年 月は、ことごとく彼らに付加されている。われわれがひどい恩知らずで ないかぎり、(略)                  ── セネカ/茂手木 元蔵・訳《人生の短さについて 19801117 岩波文庫》   ── 現代は(過去の)死の世界からの亡霊にとりつかれ(るとともに)、 また、いまだそれ自身の世界にも安住できないでいる時代であって、そ の苦境は、(幼年期をその中で過ごした神話に頼ることなしに)自分の 立場を確立できていない青年期の苦境に似ていなくもない(→似通って いる)。 ── クルーチ/松下 彰良・訳《現代人気質》第1章より http://russell.cool.ne.jp/beginner/HA12-040.HTM   http://q.hatena.ne.jp/1155438378#a587188  老塵秘抄 ~ ♪もしもわたしが老けたなら ~  

rinon-sano
質問者

お礼

なるほど、この二つの格言を思い切ってつなぐと今回の質問の格言になりそうですが、これ一つで独立した格言だったと思うので違うようです…出典も別々のようですし。 回答ありがとうございました。

noname#56939
noname#56939
回答No.1

「老い」に関してポジティブなことではこの人の右に出る人はいないでしょう。日野原重明氏です。Googleしてみてください。 ポール・トゥルニエの「人生の四季」(三浦安子訳 ヨルダン社)は人生を春夏秋に例えた本で秋、つまり「老い」をこんな風に結んでいます。 「老年期とは、人間が行動の炎の中でなし得たよりももっとゆっくりと、ひまをかけて自分の人生を反省し、何が価値あるものかという問いを解こうと試みるときなのです。」と。 最初のご質問の出典とは思われませんが、同じ本に似た文がありました。 「私たちが例えば過去にしがみついていたり、自分勝手に時間をひきのばそうとするなら、まさにそのことによって私たちは、その年代にふさわしい生き方をしていないがゆえに、不毛の老年期を過ごしていることになります。」

rinon-sano
質問者

お礼

後者の格言に関しては参考になりましたが、今回お尋ねしているのは「妙にポジティブな格言」や「すぐ老いるから若いうちに努力しなさい的格言」以外のもの(この二種類に当てはまらないもの)という意味のつもりだったのですが… こちらの質問文の読点のつけ方もおかしかったですね。勘違いさせてすみません。ご回答ありがとうございました。

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