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古文の訳し方
こんにちは。 いつもお世話になっています。 古文の訳し方で質問があります。 よろしくお願いいたします。 白玉か何ぞと人の問ひしとき露と答へて消えなましものを の文の中の「消えなましものを」を訳すことが難しかったです。 訳は「消えてしまっただろうに」でよいでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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この歌は在原業平が良家の女性を連れ出して雷雨のため小屋に逃げ込み、女性を蔵の奥に入れて守っていたら、女性が鬼に食べられてしまったお話だったと思います。(実際は女性の家の者が連れ去ったみたいですけど・・・) 私はその訳でもいいと思います。 「なまし」ととるより「な」+「まし」で意味を取るほうがしっくりきますよね。 ただ「まし」を推量でとるより希望の意味(~ならよいのに)でとって 「(私は)消えてしまったらよかったのに」 の方が文脈的にはしっかりくるのではないかなぁと思います。 なぜなら女性が鬼に食われたと思った業平はこの和歌で、「あれは露だよと答えた後消えてしまえばよかった。そうすればこの女性を失ってこんなに悲しまなくてもすんだのに」といったニュアンスが感じられるからです。 ただ、訳にはいろんな流派といいますか、教科書会社側でもいろんな訳し方を取るときがあるので、絶対にenjoykittyさんのが間違いだとはいえないと思いますが、希望で意味をとれば、ほとんどの人が納得してくれると思います。
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- takeches
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辞書を見てみると、この場合は「きっと…していただろう。」と訳すと書かれています。 http://www.ffortune.net/social/people/nihon-heian/ariwara-narihira.htm 詳しいことはこのページを見てください。
お礼
ありがとうございました
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ありがとうございました。 参考になりました