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線形代数の問題について
以下の二問がわからず、困っています。 ガリガリと計算しましたが、どうも解答できません。 どなたか詳しい方がおられましたらご教授お願いいたします。 問題1 3×3の行列 A= |3 -2 -2| |-1 -1 1| |5 -2 -4| とする。 この時、AP = PD を満たす行列 P を1つ定めよ。 またその時の D を求めよ。 ここで D は 対角行列とする。ただし P は零行列ではない。 問題2 3×3の行列 A= |1 a a| |a 1 0| |a 0 1| (a≠0) のとき、行列Aが正則であるためのaの条件を示せ。
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申し訳ありません。私が間違っていました。 ということは、 λ^3 + 2λ^2 - λ - 2 = (λ-1)(λ+1)(λ+2) = 0 ですから、対角化もそこまでは難しくないようです。
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- kts2371148
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>> 私が計算するとどうしても >> |A-λI| = λ^3 + 2λ^2 -λ - 2 = 0 >> となってしまいます。 計算間違いなのか、どこかで根本的に違うのか… 途中の計算を書いて頂ければ、助けになれるかもしれません。
お礼
kts2371148さま、お忙しいところ何度も申し訳ございません。 >計算間違いなのか、どこかで根本的に違うのか… 何度計算しても同じ結果になってしまうので、やはり根本的に計算が 違っているのかもしれません。 以下が、私が計算した方法での途中式です。 E:単位行列として、サルスの方法より |λE-A| = |λ-3 2 2| |1 λ+1 -1| |-5 2 λ+4| =(λ-3)(λ+1)(λ+4)+2*(-1)+(-5) + 1*2*2 -{-5*2*(λ+1)+2*1*(λ+4)+(-1)*2*(λ-3)} =λ^3 + 2λ^2 -λ-2 となります。 何か、考え違いをしているのでしょうか?
- kts2371148
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>> ご指摘のとおり固有ベクトルと対角化を目指して計算しました。 基本的な方針はそれでOKです。 |A-λI| = -λ^3 + 6λ^2 - 15λ - 22 = 0 λ^3 - 6λ^2 + 15λ + 22 = 0 となり、 実数解が1つと虚数解が2つになるはずです。 (実数解は λ = -1 です。) さて、ここから対角化しようとすると、 虚数解が2つありますからかなり大変です。 しかし、問題では >> この時、AP = PD を満たす行列 P を1つ定めよ。 としか言っていませんから、対角化する必要はありません。 AP = PD を満たす行列 P のうち、 零行列でないものをどれか1つ答えればOKです。 λ=-1 に対応する固有ベクトルを [ [x1] [x2] [x3] ] とします。 (これは列ベクトルです。) これは (A - λI) x↑ = 0↑ を満たす x↑ を求めているわけですから、 移行すると、A x↑ = λI x↑ = λ x↑ となります。ですから、 P = [ x1 x1 x1 ] [ x2 x2 x2 ] [ x3 x3 x3 ] D = [ -1 0 0 ] [ 0 -1 0 ] [ 0 0 -1 ] は条件を満たすはずです。 ですから、上記行列 P を回答すればよいでしょう。 (もちろん、頑張って対角化して、求めた行列を答えてもOKです。)
お礼
kts2371148さん、ご解答ありがとうございます! >|A-λI| = -λ^3 + 6λ^2 - 15λ - 22 = 0 とのことですが、私が計算するとどうしても |A-λI| = λ^3 + 2λ^2 -λ - 2 = 0 となってしまいます。 よく計算間違えをしてしまうので自信がないのですが・・・ うーむ。 >対角化する必要はありません なるほど、わざわざ対角化しなくてもいいのですね! 実際に計算してみると、わけがわからなくなってしまい、確認で計算しても対角行列にならなくなってしまって、ちんぷんかんぷんになってしまいました。 最終的な数値まで導出して頂き、ありがとうございます!
- takusoe
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1は行列の対角化ですよね。 固有値、固有ベクトルの話を本で勉強すれば 固有ベクトルで成される行列がPとなって 固有値が対角に現れるDが作れることがわかりますよ。 2については detA=1-a-a^2 とサラスの公式で一発なので調べて見てください。 あとはこのaについての二次方程式を解くだけです
お礼
素早いご解答、ありがとうございます!! 問題1はご指摘のとおり固有ベクトルと対角化を目指して計算しました。・・・でも対角化できませんでした。 おそらく途中で計算間違えをしているのでしょうね。 AP = PD の両辺に左からP^(-1) をかけて p^(-1)AP = D とすればよく見る形に変形できるのですね。 問題2は逆行列の存在を示せばいいのですね。 刷き出し法ではなく、余因子行列をつかった逆行列を考えて 0 ≠ 1-a-a^2 となる a を求めればよいと。 非常に助かりました! どうもありがとうございました。
お礼
わざわざ計算して頂きどうもすみません。 私はよく計算間違いをするので、なかなか自分の答えに自信が もてず、いつも「これでいいのか?」と半信半疑です。 固有値もきれいな値がでているので、この先も計算が楽そうで 少し安心しました。 数日に渡り、ありがとうございました。