• 締切済み

rather than

次の一節はアメリカ人の視点から日本人の思考・論理パターンについて述べたエッセーの一部です。 It is said that the Japanese prefer to use the logic patterns that emphasize talking "around" the subject rather than on it. The Japanese start at the edges with a wealth of background information and explanations and then gradually "circle in" on the thesis and main points. 第1文の “rather than” の解釈をめぐってお尋ねいたします。 この “rather than” は (解釈1) talking "around" the subject と (talking) on it(=the subject) を比較した上で、「前者の方をより後者よりも重視する論理パターン…」というふうに ”emphasize~rather than…” の構造になっている。 (解釈2) “prefer to do 動詞句(A)…rather than 動詞句(B)” で「BするよりもAすることをより好む」という構造の “rather than” であり、上の文では ”on it” の前に本来あるべき部分(“to use the logic patterns that emphasize talking” )が省略されたものである。 私は「解釈1」をとりたいのですが、nativeも含めてこれまでお尋ねした方の反応は定まりませんでした。ご教示ください。

みんなの回答

回答No.5

日常的にネイティブ(イギリス人)と会話をしている日本人です。 純粋に疑問に思ったのですが、 1. 「日本人は、話題についてストレートに話すことより『回りくどく』話すことを重視する論理パターンを用いるのが好きだと言われている。」 2. 「日本人は、話題についてストレートに話す(ことを重視する論理パターンを用いること)より『回りくどく』話すことを重視する論理パターンを用いることのほうが好きだと言われている。」 これって、( )を省くと、意味が同じですよね? 比較する意味があるんですか? なにか、英語そのものを運用するというよりも、文法のために勉強をしている気がしました。 ちょうど部活動で、試合じゃなくて練習のために練習している野球部員のような。 失礼ですが、あまり英語はしゃべれる方ではないとお見受けしました。 (お気に触りましたらすみません) とはいえ、そういう衒学的なことでもアカデミックの分野で突き詰めていけば食べていけると思うので、がんばって下さい。

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 とってもありがたい方にめぐりあえました。「がんばって」みたいと思いますので、ぜひお力をお貸しください。 (1) おっしゃるとおり、英語でまじめにしゃべったり、ちゃんとした文書を書いたりするのはやはりしんどいですね。帰国子女でもなく、留学経験もありませんし。 自分では、英語そのものを運用するために文法を勉強しているつもりなんですがね。でもそうですね、部活動で言えば、あまり試合ばっかりの連続はしんどいし、かえって無駄かも。強くなるためにもみっちり自分の弱点を補強できるフォーカスの絞られた練習が必要だな、という感じの野球部員かもしれません。 (2) さて、ご回答#3への「補足」でお示しした和訳はあくまで便宜的に付け足したものです。むしろ、私の元の質問そのものにnativeに近い感覚でお答えいただけると助かります。さらに「日常的に」「会話をしている」「ネイティブ(イギリス人)」にも伺っていただけるとさらに助かります。 ● 当面この質問を閉じないでおきますので、ぜひ、よろしくお願いいたします。

fwkk8769
質問者

補足

「純粋に疑問に思ったのですが...これって、( )を省くと、意味が同じですよね?比較する意味があるんですか?] ⇒ はい、少なくとも私には意味があります。 1. ”rather than”を用いて何と何を比べているのかが違うわけで、やはり、意味というか論理の展開の仕方が違うと考えています。「英語そのものを運用する」ためにもこのような部分でも正確な理解が大切だと思っています。日常的な会話では問題にならないことも、特に書いたり、読んだりする場合には誤解のない正確な運用を目指したいと思うからです。 2. これはある英語の試験に出た問題です。正解は「解釈2」となっているんですですが、私は直感的に「解釈1」をとりました。後で何人か周りの人にもたずねてみましたが、「解釈2」に違和感を感じないと言います。(ただ、この反応は、与えられた「正解」と「解説」に引きづられてのもののような気がしていますが。)

  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.4

主語が違うものだったのですね。なので文意が少し変わりますが、(解釈1)は違和感なく読めます。 (解釈1) It is said that the more high-context Japanese prefer to use [the logic patterns (that emphasize talking "around" the subject rather than on it)]. 「高度な文脈の日本語は、話題についてストレートに述べず、(話題の)『周辺』を強調する(つまり回りくどく)論理パターンを多く用いるといわれている。」 prefer は後部全体にかかっており、rather than は、「~ rather than …」の働き、つまり「~ 」と「…」を比較しています(たぶん、“rather than…” が修飾をしているのはemphasizeである。」とはこのことだと思います)。 つぎに prefer [to A] rather than [to B] とくる場合、preferはto不定詞同士を比較します。つまり「一般的にAとBの動作(=動詞)が異なっていること」で、AとBがpreferに比較されます。そうでなければ、解釈1で十分だからです。 わたしが解釈2がよく見えないといったのは、どの動詞を比較しているのか見えなかったからです。 どういうことかというと、(解釈2) は、 rather thanの左右に構造的に to use を持ってきてしまっています。これは悪くいえば日本人がよくやりがちな、英文がもともといわんとする構文を無視して、"機械的"に前後に並べて同じ動詞を無理やり比較しているだけです。 冗長(ダブり、二度同じことを記述する)をきらう傾向のある英語は、impliedされた 「to use同士をわざわざ比較するのは奇異」に感じます。 ところで解釈1と2から離れて、このprefer ~ rather than…で動作を比較したい場合、次のようにも書けます。 I prefer to [C] rather than [D] とも書けます(C, Dとも動詞)。 ここでもCとDの動詞は異なります。もしCとDが同じ動作であるのであれば、動作の比較ではないことが容易に感じられます。 すると 「動詞同士の比較をしていないのだな」→「じゃあ、うしろの語/句/節などをみればいいじゃん」という感じがします。するとうしろの動詞Dは消えます。 I prefer to C {a} rather than {b}. の形になります。 I prefer to turn clockwise rather than anti-clockwise. 「私は時計回りにターンするより、反時計回りのほうがいい」 なぜと聞かれてもうまく言えないのですが、英文がもともとその構文で述べようとする内容や情景を考えると、同じto use同士をわざわざもってきて比較するのはちょっと違うぞと感じます。 ただ日本語でもありがちですが、『俺は「使うこと」同士を比較したいんだよ!』と言い手が主張するのであれば、それはそれで否定できません。しかし、その文が日常会話ではなくエッセーであることを考えると、やはり動詞の比較はしていないと感じます。文法的な説明がへたですいません。

fwkk8769
質問者

お礼

改めてのご回答ありがとうございます。 「解釈1」をご支持、と理解しました。

  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.3

私は聞かれているその解釈の1と2の違いがよくわからないのですが、to use the logic patternsは前者A後者Bにおいて影響が分断されているものではないですよね。 文脈から"around" を on it より重視(好む)はわかります。 そして to use the logic patterns は that以降にかかっています。" to use the logic patterns ┌─────────┘ └―that emphasize talking があり        ―――――――――             └――"around" the subject                           └――rather than on it. どちらの解釈が正しいとかいうのではなく、それよりも解釈2がその文の中によく見えないのですが。 to use the logic patterns→on it となる場合は、どのようなロジックパターンなのかの説明が欠如してしまいます。

fwkk8769
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。解釈1と解釈2の違いを補足いたします。 (解釈1) ・補助記号でしめすと、 It is said that the more high-context Japanese prefer to use [the logic patterns (that emphasize talking "around" the subject rather than on it)]. となる。 ・別の表現をすると、“rather than…” が修飾をしているのはemphasizeである。 ・和訳は次の通り。 「日本人は、話題についてストレートに話すことより『回りくどく』話すことを重視する論理パターンを用いるのが好きだと言われている。」 (解釈2) ・省略部分を補ったものを補助記号でしめすと、 It is said that the more high-context Japanese prefer {to use [the logic patterns (that emphasize talking "around" the subject)]} rather than {(to) use [the logic patterns (that emphasize talking on it)]}. となる。 ・別の表現をすると、“rather than…” が修飾をしているのはpreferである。 ・和訳は次の通り。 「日本人は、話題についてストレートに話す(ことを重視する論理パターンを用いること)より『回りくどく』話すことを重視する論理パターンを用いることのほうが好きだと言われている。」

回答No.2

時間がないので結論だけ。 rather than ~の部分は that emphasize ~以下の関係代名詞節内にかかる解釈1が妥当だと思います。 (締め切っていなければ,本日深夜以降あらためて回答させていただきます)

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 当面締め切らないでおきます。「あらためて」のご回答をよろしくお願いいたします。

回答No.1

around it rather than on it (そのものよりはその周辺で) ということでしょう。2文目の意味を見れば明らかじゃないですか。 したがって解釈2です。

fwkk8769
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「2文目の意味を見れば明らかじゃないですか。」といただきました。恐れ入ります「明らか」という部分を少し解説をいただけませんか?

fwkk8769
質問者

補足

ご参考までに、質問文の出典の原文(全文かどうかは不明です)を以下に引用します。質問の文(一部原文と書き変えています)は第6段落(最後から2つ目の段落)内にあります。 Differences in cultural values, logic, and thought patterns are often reflected in the very different ways Americans and Japanese organize and present information, ideas, and opinions. These differences lie at the root of many communication problems and exert a powerful influence on the process of persuasion, negotiation and conflict resolution. The rules of logic established by the Greeks and Romans are widely accepted in Western cultures, but this Western logic is by no means universal. Logic is a product of culture, and many Asian cultures such as the Japanese operate under different logical assumptions. When Americans get confused and frustrated listening to Japanese, they often complain that the Japanese "just aren't logical" and seem incapable or unwilling to use traditional Western logic. This impression is largely due to cultural differences in reasoning and thought patterns. From an early age, Americans are taught to be orderly in outlining their facts and in summarizing their main points according to a framework that reflects Western logical structures. The logical way of presenting ideas in the West could be called linear or "straight-line" logic, which emphasizes direct and explicit communication. The most important aspects of straight-line logic are organizing your presentation in outline form and "getting straight to the point." In general, more low-context mainstream American patterns of thought and presentation are analogous to lines because all parts of the message must be explicitly connected clearly and directly. But the Japanese do not learn to order their facts or present information and ideas in the same way. They consider the practice of ordering facts for others comparable to tying a child's shoelaces for him after the child has already learned the skill. American linear, one-step-at-a-time arguments and logic can seem immature to the Japanese, and Western logic is often perceived as intrusive ― an attempt to get inside the heads of other people and try to do their thinking for them. But if Americans think in a linear way, then how do Japanese think? A natural response would be that since the circle is the opposite of a line, then the Japanese probably think in circles. It is said that the more high-context Japanese prefer to use the logic patterns that emphasize talking "around" the subject rather than on it. The Japanese start at the edges with a wealth of background information and explanations and then gradually "circle in" on the thesis and main points. However, in some respects, Japanese patterns of thought and presentation are not like lines at all, but like a series of "dots." Parts of the message are contained in the individual dots, and it is up to the audience to link the dots in their heads. In low-context cultures the meaning of communication is stated to the audience directly and all the steps and links are clearly put forth by the speaker verbally. But in high-context cultures the meaning of communication is elicited by the audience indirectly and intuitively ― all the steps and links do not have to be clearly put forth verbally. (出典:数研出版『Make Progress in English Reading(上級長文読解演習(五訂版)』の 第7課(p.20))