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凸関数
関数f:R→Rが凸関数であるとする このとき、x1<x2<x3であるx1,x2,x3∈Rに対して、 {f(x2)-f(x1)}/(x2-x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)≦{f(x3)-f(x2)}/(x3-x2) となることを示しなさい。 ヒントに、x1<x2<x3から、x2とx1,x3の間にどのように成立するか、とあるのですが、さっぱりわかりません。 よろしくお願いします。
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>関数f:R→Rが凸関数 .... x1<x2<x3であるx1,x2,x3∈Rに対して、 >{f(x2)-f(x1)}/(x2-x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)≦{f(x3)-f(x2)}/(x3-x2) となることを示しなさい。 文字表示がまぎらわしいので、凸関数の定義式を ∀x1,x3∈[a,b],∀λ∈[0,1],f(λx1+(1-λ)x3)≦λf(x1)+(1-λ)f(x3) と書き直しておきます。 x1<x2<x3 について λx1+(1-λ)x3 = x2 とおけば、 λ= (x3-x2)/(x3-x1) 1-λ= (x2-x1)/(x3-x1) f が凸関数ゆえ、 f(x2)≦λ*f(x1)+(1-λ)*f(x3) f(x2)-f(x1)≦(λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3) = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)} これに、1-λ= (x1-x2)/(x1-x3) を代入して {f(x2)-f(x1)}/(x2-x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1) 同様に、 0≦λ*{f(x1)-f(x3)} + f(x3)-f(x2) λ*{f(x3)-f(x1)}≦f(x3)-f(x2) これに、λ= (x3-x2)/(x3-x1) を代入して、 {f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)≦{f(x3)-f(x2)}/(x3-x2) あとは、二つの不等式を連結して..... 。
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>最後に >>あとは、二つの不等式を連結して..... 。 この二つです。 {f(x2)-f(x1)}/(x2-x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1) {f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)≦{f(x3)-f(x2)}/(x3-x2) と重ねてみると、不等号の向きがそろっている。 これなら、二つの不等式を連結できます。
お礼
何度も質問に答えて頂きまして、ありがとうございました。 おかげで間に合いました。 とても助かりました。
>1>0≦λ*{f(x1)-f(x3)} + f(x3)-f(x2) > 2>λ*{f(x3)-f(x1)}≦f(x3)-f(x2) >1>はどこから出てきたのでしょうか? f(x2)≦λ*f(x1)+(1-λ)*f(x3) の左辺 f(x2) を右辺へ移項しただけ。 ですから、 >また左側の0は >∀x1,x3∈[a,b],∀λ∈[0,1],f(λx1+(1-λ)x3)≦λf(x1)+(1-λ)f(x3) >このなかの∀λ∈[0,1]←この0から来ているのでしょうか? は「いいえ」ですね。
お礼
ありがとうございます。 最後に >あとは、二つの不等式を連結して..... 。 教えて頂きたいのですが…
>3>の (λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3) = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)} >ここの計算の場合は (1-λ)でくくって、残りのf(x3)とf(x1)を引く(足すではないのですよね)という公式?で覚えたらいいのでしょうか. (λ-1)と(1-λ)は符号が反対です。どちらかを残して、他方にマイナスつけて中身を反転する、というふつうの演算です。 >4>5>ですが 私が代入すると >f(x2)-f(x1)≦(x3-x2)*{f(x3)-f(x1)} >f(x2)-f(x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)となり >左側に分母の(x2-x1)が付かなくなってしまうのですがどこがおかしいのでしょうか? f(x2)-f(x1)≦(1-λ)*{f(x3)-f(x1)} へ 1-λ= (x2-x1)/(x3-x1) を代入するのですから、(x2-x1) は無くなりません。 [注意] x2-x1 > 0 の場合、両辺を (x2-x1) で割っても不等号の向きは変わりませんけど、 両辺を (x1-x2) で割ると変わりますので、要注意。
お礼
>[注意] x2-x1 > 0 の場合、両辺を (x2-x1) で割っても不等号の向きは変わりませんけど、 >両辺を (x1-x2) で割ると変わりますので、要注意。 ありがとうございます。 もう少しお願いします。 1>0≦λ*{f(x1)-f(x3)} + f(x3)-f(x2) 2>λ*{f(x3)-f(x1)}≦f(x3)-f(x2) 1>はどこから出てきたのでしょうか? また左側の0は >∀x1,x3∈[a,b],∀λ∈[0,1],f(λx1+(1-λ)x3)≦λf(x1)+(1-λ)f(x3) このなかの∀λ∈[0,1]←この0から来ているのでしょうか?
>λ=(x2-x3)/(x1-x3) となってしまいます。どこがおかしいのでしょうか? 間違ってはいませんよ。分母・分子とも負になるだけで、結果は同じです。 つまり、 (x2-x3)/(x1-x3) = (x3-x2)/(x3-x1) そのあとの 1-λ は、1 から上式の λ=(x2-x3)/(x1-x3) を差し引きすれば求まります。 つまり、 1-λ = 1 - (x2-x3)/(x1-x3) = (x1-x2)/(x1-x3) = (x2-x1)/(x3-x1)
お礼
ありがとうございます。 確かにそうでした! 更に稚拙な質問になっていまうのですが、もう少しお願いします。 1>f が凸関数ゆえ、 2> f(x2)≦λ*f(x1)+(1-λ)*f(x3) 3> f(x2)-f(x1)≦(λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3) = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)} 4>これに、1-λ= (x1-x2)/(x1-x3) を代入して 5> {f(x2)-f(x1)}/(x2-x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1) 3>の (λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3) = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)} ここの計算の場合は (1-λ)でくくって、残りのf(x3)とf(x1)を引く(足すではないのですよね)という公式?で覚えたらいいのでしょうか. それから 3> f(x2)-f(x1)≦(λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3) = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)} この = (1-λ)*{f(x3)-f(x1)}は λ-1)*f(x1)+(1-λ)*f(x3)に対するイコールですよね? すると 4>5>ですが 私が代入すると f(x2)-f(x1)≦(x3-x2)*{f(x3)-f(x1)} f(x2)-f(x1)≦{f(x3)-f(x1)}/(x3-x1)となり 左側に分母の(x2-x1)が付かなくなってしまうのですが どこがおかしいのでしょうか?
補足
>f が凸関数ゆえ、 凸関数のときは f(x2)≦λ*f(x1)+(1-λ)*f(x3) 凹関数のときは f(x2)≧λ*f(x1)+(1-λ)*f(x3) で良いのでしょうか?
- Tacosan
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あ~, やっぱりそんな定義ね.... 図形的に考えるのが簡単だと思う. つまり, その定義は「x1 < x2 < x3 のとき, 点 (x2, f(x2)) は 2点 (x1, f(x1)), (x3, f(x3)) を通る直線より下にある」ということを意味します. これで全ての点対に対して直線の傾きを考えれば終了.
お礼
アドバイスありがとうございまいした。 解くときに、図形を考えてみたのですが、ちょっと私の能力では、まだ無理でした^^; その後、アドバイス通り図形で考えてみると、おっしゃる意味がわかりました。参考になりました。
- zk43
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凸関数の定義はいくつかあると思いますが、aを固定するとき、 {f(x)-f(a)}/(x-a) が増加関数であるとして良いと思います。 2点(x,f(x)),(a,f(a))を結ぶ直線の傾きが増加するということです。 こうすると、左側の不等式はa=x1を固定点と考え、x2<x3より成り立つ ことが分かり、右側の不等式はa=x3を固定点と考え、x1<x2より成り立 つことが分かります。 (分子・分母の項の順番を変えて {f(x1)-f(x3)}/(x1-x3)≦{f(x2)-f(x3)}/(x2-x3) を考えます。) 他にも、書かれた、 ∀x1,x2∈[a,b],∀λ∈[0,1],f(λx1+(1-λ)x2)≦λf(x1)+(1-λ)f(x2) という定義もありますが、これは任意の2点(x1,f(x1)),(x2,f(x2))を 結ぶ線分よりも関数のグラフが下にあるということです。 これはλx1+(1-λ)x2=x3としてλ=(x3-x2)/(x1-x2)とし、これを上の 不等式に代入すると、前の定義と同じになります。 結局どちらの定義でも同じです。 他にもf(x)が微分可能ならばf’’(x)≧0ならば凸などもあります。 いずれの定義でも、下に凸な関数のグラフを描いて算式の意味すること を描いてみると直感的には分かると思います。
お礼
色んな解き方をとても丁寧に説明をしてくださり、ありがとうございました。 今はまだ歯が立たない感じではありますが 慣れだしたら、固定点をとるやり方も解けるようにしたいと思います。 おかげで、何となくこの問題の趣旨が後で、わかってきました。 参考になりました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
ちなみに「凸関数」はどのように定義されているんでしょうか? 定義によってはほぼ一瞬で証明できたりします.
お礼
この問題が書いているレジュメには、他に何も書いていませんでした。 学校でこれと一緒に並行して使っている教科書の解説の 凸の定義は a,b∈R,a<bとする 関数f:[a,b]→Rが凸関数である iff ∀x1,x2∈[a,b],∀λ∈[0,1],f(λx1+(1-λ)x2)≦λf(x1)+(1-λ)f(x2) ですが、何のことやらさっぱりわかりません。 他のページの証明の解説のところでは、 テーラー展開定理も載っているのですが、これを使えば良いのかどうかもわかりません。
お礼
詳しく途中計算を入れてくださり、ありがとうございます。 済みませんが、もう少し教えてください。 今既に上のほうで、詰まってしまいました。 >x1<x2<x3 について >λx1+(1-λ)x3 = x2 とおけば、 >λ= (x3-x2)/(x3-x1) >1-λ= (x2-x1)/(x3-x1) こちらを私が計算すると λx1+(1-λ)x3=x2 λx1+x3-λx3=x2 λx1-λx3=x2-x3 λ(x1-x3)=x2-x3 λ=(x2-x3)/(x1-x3) となってしまいます。どこがおかしいのでしょうか? それとこちらは >1-λ= (x2-x1)/(x3-x1) λx1+(1-λ)x3=x2 λx1+(1-λ)=x2/x3 この次なのですが λx1+(1-λ)=x2/x3これのx1をマイナスを付けて右辺の分母分子に持っていくと >1-λ= (x2-x1)/(x3-x1) となる計算なのでしょうか?そうすると一番前に残ったλはどこへいったことになるのでしょうか? 問題以前に基礎過ぎて済みません。