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恐々不宣?恐々謹言?

お世話になっております。 現在、ある戦国武将の書状の原文を、現代語に翻訳しております。 ほとんどは完成したのですが、分からない事があります。 その武将の書状は「恐々不宣」で締めくくられていました。 そしてその書状の返事として書かれた別の武将の書状は「恐々謹言」で 締めくくられています。 これは「敬具」のような手紙の結びの言葉なのでしょうが、 何故二人の書状に違う結びが使われているのか、これは二人の上下関係などに 左右されているのか?疑問です。 この二つの結びの言葉がそれぞれ厳密にどういう意味なのか。 また使う相手への感情、立場が表れるものであるのか。 沢山伺ってしまい恐縮ですが、ご存知の方おられましたら、 どうぞ宜しくお願いします。

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  • buchi-dog
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回答No.2

「恐々謹言」は戦国武将の手紙の一般的な結句です。「恐々不宣」というのは、戦国時代の手紙は結構な数見ていますが、一般的な結句ではないと思われます。 「恐々不宣」が結句になっている手紙は、 「**の件については詳細は使者とお話下さい」 となっていませんでしょうか。その場合、手紙に書いてあるのは大雑把なことだけになるでしょうから、「恐々不宣」という結句が似合いそうに思えます。 戦国時代は電話などありませんし、大名同士がお互いを訪問しあうことも通常はありません。手紙を交わすか、権限と能力を持った使いの者(現在の民法では、「使者」ではなく「代理人」)を派遣して交渉させるのが一般的でした。

_Walker_
質問者

お礼

仰る通りです。「分かる者を一人差し向けるので、詳細はその者が 承ります」とその書状には書かれておりました。 「手紙では足りないので使者とも話して欲しい」という内容の場合に、 「恐々不宣」が使われる事が多いという事でしょうか。 その返事で「恐々謹言」を使っていた武将も、 「こちらからも使者を一人添えますので云々」と書いていました。 ただこちらは、詳細な返事を教える為という印象でしたので、 また少し違うのかなと感じました。 回答ありがとうございます。大変参考になりました。

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  • d-y
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回答No.1
_Walker_
質問者

お礼

現在も使われている結びの言葉だったのですね・・・。 古語とばかり思い、調べ不足で失礼致しました。 URLを拝見して、お互いが「恐々」を使っている時点で、 立場的にはほぼ同じと考えて良いのかな?と思いました。 ただ、「不宣」を使った武将の方に、本当はまだ書き足りない事があった、と。 「含み」の違いが結びの違いになったのかなと、感じました。 回答、ありがとうございました。

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